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対人関係の解決法は3つしかない

近年、いろんなハラスメントが増えたり
従来の価値観に疑問を持つような
意見が増えたような気がします。

たとえば
飲み会に参加しないならまだしも
飲み会の時間の給料を要求したり

「上司だから」
「年上だから」
という理由だけで
敬語を強要されたり
命令されることを拒否したり

カラーハラスメントと言って
髪の毛の色や爪の色などを
指摘すると
それはハラスメントだ
と主張したり

仕事などで間違った箇所を
指導しようとすると
否定されたと捉えて
パワハラ、モラハラ、ロジハラだと
訴えたり


自分の都合で
周りの環境や
その環境の文化を
変えようとする人っていますが

その思考の癖が
ストレスを生み出しているんじゃないの?

という話をします。


◯環境に従うか、環境を作るか


基本的に
そのコミュニティの文化が
どれだけ社会的な常識から
逸脱していたとしても

その環境や文化を変えようとするのは
難しいと思って良いでしょう。

交渉や依頼をすることは
できますが
自分の価値観や都合に
周りを合わせようとしても
人によって価値観は違うし

人によって正解も違う。

〝快〟を感じるポイントも違う。

だから人によって
行動が異なるのは当たり前なのに

それを画一化しようとするから
疲れる
わけです。


私が過去に出会った人にも

「俺が職場を変えてやる!」

と意気込んでいる先輩がいましたが

確かにその人の
やりたいこともわかるんですよ。

ただ
1人だけ暴走して
足並みを揃えないままだと
返って患者さんが困ることにもなる。


経済的に裕福でない患者さんに
その先輩の家にある
使わない私物を
渡していたりしたんですが

それによって
その患者さんが
次に出会う医療者に対して

「この人はモノをくれない人だ」
「私のことを大切にしてくれないんだ」

と新たな被害を
生み出すだけだったりします。

1人が暴走して
環境や文化を変えようとしたって
絶対にうまく行かないし

そもそも
そういう思考をしている時点で
自分以外の価値観を受け入れられず
排他的なので
信頼を得られにくい場合も
多い
のではないでしょうか。


置かれた環境に適応することが
できないのであれば
自分で仕事を立ち上げて
自分がルールを作る側に
ならない限り

その場のルールに
自分が適応するしかありません。


◯世間は自分の都合の良いようにはならない


自分がストレスを感じた時に

自分は悪くない
相手が悪い

と考えるのは
やや稚拙です。

世間にしても
職場にしても
なんなら
友達にしても
家族にしても

自分のためにあるわけじゃない。

相手には
相手の立場があり

相手は自分の機嫌を
整えるために存在しているわけではない。


これが嫌だ!
これができない!
自分に合わせろ!

と戦ったって
終わりはありません。

そりゃ毒親と言われるような
ろくでもない親はいますし
ろくでもない先生もいますよ。

ただ
相手は自分自身のことを
ろくでもないやつだとは
自覚していない。

むしろ
〝こっち側がおかしい〟
とすら思われていたりします。


そういう
自分が納得がいかないことを
変えようとしたり
不満をぶつけたって仕方がない。

改善を依頼、交渉しても
変わらないのであれば
自分が受け入れるか
自分がいる環境を
別に作るしかない。


対人関係の問題解決の仕方は
この3つしかありません。



愚痴や不満ばかり言っていても
何も変わりませんし
愚痴を聞かされる人がいるので
トータル、負の感情が
増えているだけ。

ネガティブな発言を
一切するな、とは
言いませんが
問題を解決しようとするのであれば

淡々とこの3つの
解決方法を試していくしかないと思います🤔

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玲/精神科ナース
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