ヴィーガンアフタヌーンティーの最高峰へ。
ヴィーガンのお料理を美味しくいただく機会が少しずつ増えてきた。
そんな中、夫からお茶会へのお誘いが。
というわけで、ヴィーガンアフタヌーンティーを存分に味わってきた!
生憎の曇天だったものの、桜も咲いて風も冷たくない、歩きやすい休日。
品川駅から徒歩10分もしない距離の、マリオットホテルへ。
マリオットホテルのアフタヌーンティーとは
マリオットホテルでは現在、1階のラウンジ&ダイニングGで、ベリーアフタヌーンティーと称したお茶会を実施中。
季節のいちごをふんだんに使ったお茶菓子をいただけるのだが、そのコースの中に「ヴィーガンコース」が含まれている。
通常のコースとヴィーガンコース、食材だけでなくお料理の見た目も全然違うので、特別感を味わえちゃう。
TWG TEA について語るパート
TWGは私たち夫婦にとっては大好きな紅茶ブランド。
ヴィーガンはもちろん、TWGがおかわりし放題という部分もこのお茶会の決め手に。
8種すべていただきましたが、正直に言うと、
茶葉の量 ✕ お茶の温度 が一定に作られていないんじゃないか?という理由で、どれが一番!おすすめ!っていうのは決められなかった。
スタッフの皆さんが大変で忙しいというのは大いにあったと思いますが、運ばれてきた紅茶が湯気すらたっておらずぬるかったりしたものが8回中2回あったので、普通にあたたかくて香りがたっているものが美味しいと感じた。
初めての紅茶があった中では、次に購入検討したいと思ったのがこの3種。
セイボリー (マフィンとポルペッティーニとそれから…)
これ、めちゃくちゃ美味しいんですよ。
「どれが特に〜」とかなくてどれも美味しいんですよ。
一番を決められないくらいすべてに美味しい驚きがあって、本当に来てよかったとうなずき合う我々だった。
ポルペッティーニは、庶民の語彙力で例えるならビーフシチューのようなお味。
大豆肉のミートボールにソースが染み込んでて、単品でおかわりがほしくなっちゃう。
プチハンバーガーのような見た目のマフィンは、照り焼き、レタスとチーズ、写真のこれの3種。
パテっぽい作りになってたこれが一番美味しかった…。夫も同意見。
白い小さな粒は豆乳チーズ。それと一緒にお野菜のチップスを食べる。
ずっとぽりぽり食べられる。これと一緒にTWGの紅茶って贅沢すぎん?夢?
スタッフさんが説明してくれるんだけどカタカナが多すぎてすぐ忘れる。次から録音しておくか…?
スプーンですくって食べるんだけど、今まで食べたことのない、だけどめちゃくちゃ美味しい何かとの邂逅。
コースの表と照らし合わせるとこれがオーバーナイトオーツか?
スイーツ(いちご好きじゃなくても絶対好きなやつ)
一品ずつ語りたいところですがあえて総括すると、「うーんこれは違うな」「口に合わないな」っていうお菓子がひとつもなかった。
これは凄いことだと思っている。
普段口にしないような丁寧に作られたスイーツばかりなので、舌に合わないものもありそうなのに、全く抵抗がないどころか、どれも美味しい。
ヴィーガンのお料理も、基本的にどのお店も美味しいのだけど、やはりすべてのお品が満遍なく甲乙つけがたいというお店は限られていて、マリオットホテルのシェフの皆様の腕に確かな信頼を寄せられる。
みんな、もっとヴィーガンコースを食べに来て〜!!
スタッフの方に伺うと、ヴィーガンコースを注文するお客さんは非常に珍しいとのこと!
我々からすると「マジ!?」って感じ。
だってヴィーガンアフタヌーンティーで検索したらマリオットホテルもしくはプリンスギャラリー紀尾井町(4月に行く)くらいしか出てこないのに?
オプションとしてお願いすればヴィーガンコースで作ってくれるホテルは何軒かあるものの、最初から選択肢として置いてくれるホテルは貴重。
それなのに、珍しいのか!?
しかし、たしかに周囲のお客さんは何十組もいるのにヴィーガンコースを注文しているのは私たちだけだった。
それは勿体ない!!価格は決して安くはないのだが、せっかくシェフの方々が考案してくれたであろうヴィーガンコースがあまりの需要の無さに打ち切られでもしたら我ら夫婦は阿鼻叫喚である。
ヴィーガンアフタヌーンティーは期間限定なので、休日の予定がまだ開いている方はぜひ行ってみてほしい!
おわりに
マリオットホテル、本当に来てよかった。
アフタヌーンティーの客層は、おめかししてきている可愛らしい上品な女性たちがたくさんいた。
男性は少なかったが、屋外のテラスでも飲食を嗜む人々の姿が見えた。そちらは男女、グループのお客さんが多かった印象。
みんな身なりをしっかり整えていて、そこでいただけるお食事も見た目から美しくて、快適な空間だった。
またこの上質な空間に戻ってきたい。
ヴィーガンコースは期間限定だが、また復活してくれると嬉しい。