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孤独から脱却するための語り

この話題書、思いがけず、「語りづらい苦しみについても言えるのでは」と思った表現があった。

誰かが悪口で盛り上がっている場で、他人の言っていることに同調するだけならすごく簡単ですが、「自分だけがマジで嫌だった原因」を孤独に言語化するのって難しい。

p. 93

生まれてこのかた人との壁を感じ続けてきた。
自分だけが感じていることが多すぎた。

3つの可能性を考えた。
①家の問題で周囲の話題に対応する余力がなかった
②感じ方が独特だった
③普通の内容であっても緊張で話せなかった

人と分かち合えない心情は、孤独で、言葉になりにくく、訳も分からず自分を苦しめ続けてきた。

当事者どうしの語りは、「分かち合いなおし」という意味がありそうだ。
発信することで誰かの元気になる、人の語りを見聞きすることで孤独に光が差す、そんなエネルギーの循環への希望が最近膨らんでいる。

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