こんな立て札あるといいのにな。
いま、落花生ではじめての企画を考え中。今まで、商品になっているものを販売してきた。商品開発も難しさを感じながらだけど、今回の落花生の掘りとり体験の企画なんかも、同じ感覚がある。
農家さんも初めてだけど、手を上げてくれて。そんな心意気のある農家さんのためにも、次に繋がるものにしていきたい。ただ農家さんだけを考えても良くなくて。当然、お客様の存在もある。
日頃の関係性もそうだけど、やってみてダメでした。って言うのは簡単。でも、考え抜いた中で結果が伴わない事もある。初めての取組みというのは、なぜかマイナスな思考がよぎってしまう。
内容は、これでいいのか。当日の時間は、どれくらい掛かりそうなのか。今のご時世での取組みに適したものか。
農家さんとしても、こんな中よく引き受けてくれたなぁ。って思う。ここには何か恩を返さなければいけないよな。
って、頭が悶々。
仕事に限らず生きていく中で、どっち行ったら楽だよ。成功するよ。って言われているのが、やっぱり楽。
楽することよりも、まずはお客様と農家さん含めそこに参加した人たちが、喜んでくれるのが先だよなぁ。企画が成功か成功じゃないかなんて、その一回ではわからない。
成功ってなんだろう。
きっとうまく行かなかったな。と、思ったところで、来年もやると思うし、みんなが楽しかった。ってなったら、当然やるだろうし。安易にゴールなんて見ようもんなら、もうやらなくなってしまうかもしれない。
僕らは、なぜこの企画をやるのか。
企画のことばかり見ていると、どうも視野が狭くなっていく。企画の成功。企画の準備。頭が企画のことだらけになる。
本当の目的って違うところにある。この自分の思考の迷いや、弱さをただ書き連ねるだけでも、本当に目指したものはなんなのか。スタート地点を再確認することができる気がする。
目指した目標があるなら、すべての取組みや経験は通過点に過ぎない。あまり考え過ぎず、とりあえず進んでいこう。
なんだか、頭がスッキリしてきた。
千葉の美味しい落花生を多くの方に、知ってもらい楽しんでもらう。そして、農家さんも交えていい取り組みにしていこう!