
ピーナツおみくじと題して、落花生のことお伝えし始めました。
落花生の繁忙期は、どうしたって年末。年を越してしまうと、落花生好きな人以外からは、どうしても遠ざかってしまうのです。だからと言って、年末まで忘れられても困ってしまう。
そんな焦る気持ちがありながらも、年明けから節分くらいまでは、豆まきに落花生!とか、イベントと組み合わせる事ができてます。
受験シーズンには、『落』と言う漢字が縁起悪いのですが、落ちても実を結ぶのが落花生だったりします。さらには、『おおまさり』と言う品種をもじって大勝利(おおまさり)!と言う感じで、縁起の良いもの。縁起の良いもの。そんなイメージもつけていただけたらな。って勝手に思っています。
とは言え、『さすがに毎日ともなると、落花生のネタってないよなぁ。』と考えて思いついたのが、とりあえず落花生を割って中身の詰まり具合で運勢を占って見ようと言う、題して『ピーナツおみくじ』と言う企画を始めてみました。今日は、そんな取組みの一部をご紹介して行きたいと思います。
落花生の選別について。
ピーナツおみくじをやろうと思った背景には、理由があります。その一つが、落花生の選別です。落花生の選別は、農家さんの収穫するタイミングや工場で加工するタイミングで、実施をして行きます。
ただ、落花生は殻の中がからっぽでも殻が実るんです。
このnoteの中でも少し触れていますが、工場の選別も農家さんの選別も手を抜いているわけではないのです。今の技術や機械の設備的なところでは、限界と言うものがどうしてもある。そんな事を、少しでもお伝えできればと思うところがあります。
私も本当は『少し品質の悪いものが出てきたら、どうしよう?』そんなネガティブな考えも、この取組みをするにあたり頭によぎりました。
ただ、やってみたとろころ思いのほかと言ったら、大変失礼になってしまうのですが、実の詰まった落花生ばかり。実が詰まっていれば大吉。その時の出てきた落花生で、運勢を決めていこう的な取組みでもあります。
今日からピーナツおみくじ。新品種のQなっつをご紹介しながらやってみます。どこまで続くか。本日のQなっつは殻が綺麗ですね。パカっと開いたら、しっかりと実が入ってました。このキッチリ感は意外と当たり前ではないのです。それが落花生の難しいところ。渋皮も淡い茶色。味もよく、今日は大吉です。 pic.twitter.com/hQzw2Po34j
— ありも@落花生の企画屋さん🥜千葉🥜有機栽培で企画中。 (@Rasta_Peanuts) February 27, 2022
これは、一番最初に実施した日のピーナツおみくじのツイートです。ほらね。いい落花生。しっかり食べて味わいもお伝えしたりしていってます。よろしければ、Twitterも見に来てください。
とは言え、全てがパーフェクトにいかない所が落花生の難しい所です。しっかりと正直に、今後もお伝えできればと思います。
落花生にも色々あります。
落花生も、品種によって味や風味が違う個性のようなものが存在します。こちらも以前noteで少しお伝えしています。
ここでは、特に品種の違いだけを取り上げたように記憶しています。ただ、同一の品種、栽培方法とかでも違いが出てしまうのが落花生です。違いの代表的なものに、殻の固さがあります。『殻が固すぎる。』チカラ及ばずで、そんなお声をいただいてしまう事があります。
ただ、落花生の殻の固さというのは、品種で少し違うくらいで収穫される年で、その固さに違いが出てしまったりします。
今日のピーナツおみくじ。殻の色はキレイですが、若干崩れているとこも。いざ殻を割ってみると、柔らかく勢い余って、ピーナツをボロボロにしてしまいました。殻の硬さも一定ではなく、硬いのも柔らかいのもあります。収穫される年で傾向が分かれたりします。中身は美味しいQなっつ。今日も大吉です! pic.twitter.com/CSDOzcQm2b
— ありも@落花生の企画屋さん🥜千葉🥜有機栽培で企画中。 (@Rasta_Peanuts) February 27, 2022
殻を割ってみてはじめて、殻が柔らかく勢い余ってしまい殻と中身がボロボロに。そんなこともありました。ただ落花生の殻の固さについても、ご紹介できるきっかけになっているのではないかとも思っています。
さらに、『落花生の殻に黒い斑模様があって、見栄えが汚い。』こんなお声をいただく事もあります。
今日のピーナツおみくじ。豪華に2個。実は、栽培方法が違うピーナツ。上が有機栽培で、下が慣行栽培。有機の方が殻に黒ずみが多めですね。さらに殻を割っても実が細く見えるのが有機。栽培方法に手間かかる分、見た目で劣ってしまうのか!?負けるな有機!今後も注目してみたいです。今日は中吉です! pic.twitter.com/wcOx2yEP09
— ありも@落花生の企画屋さん🥜千葉🥜有機栽培で企画中。 (@Rasta_Peanuts) March 4, 2022
こちらは、有機栽培の落花生と比較したものとなります。有機栽培だから。と言うわけでもないのですが、有機栽培の方が斑模様は付きやすいようです。あと品種によっても黒い斑模様がつく品種があります。
それは、千葉半立種です。最高級品種は、殻に黒い模様がつきやすいのです。これは畑で美味しくなるまで、眠っていた証拠でもあるそうです。
こんな取組みを通して、毎日落花生の事をお伝えしながら、『今日は、こんな形の落花生!』とか『今日のは、ハズレだったね!』みたいな、温かい目でみていただけたら幸いです。
今後も、落花生の事を伝え続けて行きますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
いいなと思ったら応援しよう!
