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危険な絵本(下書き供養)

「ジャムつきパンとフランシス」という絵本をご存じでしょうか。
アメリカ人の作家夫婦によって50年以上も前に描かれた作品で、先日図書館で借りてきた、最近の息子のお気に入りの一冊である。

おおまかなあらすじは、
『主人公のフランシスは好き嫌いを言って出された料理に手を付けず、好物のジャムつきパンばかり食べていたら、お母さんに食事を作ってもらえなくなり、自分だけジャムつきパンばかり食べさせられて最終的に泣く』という話。

息子の好き嫌い

話は変わるが、うちの息子は葉物野菜が苦手だ。葉物に限らずキュウリやオクラなどの緑も嫌がる。完全に肉に混ぜ込むか、カレーのような強い味で覆う方法でしかなかなか食べることができない。
どこの子もそんなものだろうとは思いつつ、だからといって諦めるわけにもいかないので、「食事とはこういうものである」ということを覚えてもらうため、小さめに刻んだり、柔らかく茹でたり、しっかり味をつけたり、食べてもらえるよう試行錯誤している。しかし。

苦手なものはしかたないから・・・
子どものすることだから・・・
どこも一緒だから・・・

いくら自分に言い聞かせていても、食べてもらえるように考えて作った料理を一口も食べてもらえなかったり、口に入れても吐き出されたりすると、調理した私の脳は大変なことになってしまう。
よそのご家庭で食事を担当している方はどうしているのだろう。食べることを拒否されて脳が破壊されないのか。

そんなことがあった直後に、なぜかお気に入りであるところの「ジャムつきパンとフランシス」を読んでとせがまれると、私の頭は完全に沸騰し、感情のコントロールを失ってキレてしまうのである。

危険なのは絵本ではなく私であった。。。


10月は忙しく、なかなか心に余裕がなくてイライラしがちでした。11月もだいぶ忙しかったのですが、反省して少しは落ち着いた、と思いたい。
この絵本は図書館で借りたものだったので、返してしまって今は手元に無いのも助かってる。

下書きで途中まで書いてほったらかしていたのですが、すでに過去のことになってしまったので、とくにオチもないまま公開して終わります。

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