震える気持ちを逃すな
こんにちは、Manaです。
突然ですが、普段感じている感情をどのくらい重視していますか?
わたしは感情をキャッチするトレーニングとして
「会話トレーニング」と言うのをやっています。
意識をしていないだけで、頭の中には終始ラジオのように言葉が流れています。人間はもともとネガティブにものを考えるようになっているので、放っておくとネガティブな言葉が次々と浮かんできています。
そしてその言葉が自分にとって正しいものだと思い込む性質を持っていると、どんどんネガティブに思考が進むようになっていきます。
感情はコントロールできないものと理解しておく
ネガティブな感情を無くそう、ポジティブな自分になろうと無理やりしようとする人がいますが、心をコントロールすることはできません。
怒りを無くそうとした結果、自責の念を無くそうとした結果。マイナス感情をプラスに変えようとした結果。うまくいきましたか?
長い時間をかけて自分を責め続けた結果うまくいきましたか?
湧いてきた感情はコントロールしようがない、受け入れるしかない。
まずはここからがスタートです。
湧いてきた感情を受け入れるには、キャッチすること
どうしても自分を否定したくなるとき、イライラが収まらないときあなたの心は、本当はやりたかったのに我慢している自分。もう自分を責めたくないのに自分を責める自分。そんなあなたの中にいるもう一人のあなたが心を震わせています。恐怖だったり怒りだったりによって。
なんで?なんでわたしはこんな感情を抱いてしまうんだろう。
こんなことを考えるべきじゃない。そう思えば思うほどに心は引っ張られてしまう。そんなときは、まず自分が支配されている感情をキャッチしてみよう。
喜怒哀楽のどれ?
最初から感情を言語化することは難しいので、今の感情が喜怒哀楽のどれに分類されるのかを考えてみましょう。怒りの奥に哀しみが隠れてたりする、なんてこともあります。
これをするのが会話トレーニングです。
自分の本当の気持ちを知るには、今日とても大きく心が動いた時のことを友達や親しい人に話すように紙に書いていきます。
今日職場の人にこんなことを言われたんだけどさ、なぜかすっごくイライラして冷たく返事しちゃったんだよね。本当はあんな言い方したくなかったのに、なんでか止められなかったの。絶対あいつを言い負かしてやりたい。これを言わなかったら損するような気がして。どうしても言いたかった。だけど後から考えたらあんな言い方しなくてもよかったのにって思ったんだよね。なんでかなってよく考えてみたら、あの人が言った言葉って今思い出してみると少し悲しい気持ちになった。もしかして悲しかったのかな。仲良しだと思ったのにあんな言い方されて傷ついたのかな。
こんな具合に書きます。そうすると、最初はイライラして怒ったと思っていたのに、実は傷ついて哀しかったから怒ったんだということに気が付きます。最初はこれだけでも十分です。人の心が反応する事象の背景にはトリガーになる言葉や態度があります。毎日喜怒哀楽を紐解いていくうちに、何が自分にとってもトリガーなのか気づくようになります。
会話トレーニングができるようになると
これが習慣化して自分の感情が言語化できるようになると、自分の感情を俯瞰して見ることができます。
まるで映画やドラマを見ているような感じです。この人は今こんな感情なんだろうなって感じで自分のことも見れるんです。
怒っている時も「あー今すごく怒りを感じているなー」
そしてどうしてそう思ってるんだろう、と自動的に考えるようになります。
なるほど、あの人がああ言ったからか。あの行動が自分にとって嫌だったからか。〇〇すべきって考えに捕らわれているからだなと分析できます。
これって自分が思っている以上に役に立ちます。
怒りが湧いたからって、感情任せに言葉を吐かなくなります。
感情と行動の切り離し、最終的な目標はここです。
これができるようになると、勝手に頭に湧いてくる言葉たちに必ずしも従う必要はない、今の自分に何が必要だから何をすればいいのかを考えて行動できるようになるんです。
これの何がすごいって?やらない理由探しをしてやらない、をしなくなります。だって目標があるなら行動あるのみだからです。
こうだから今日はしない、と心が言っても従う必要はないのでやる。淡々とやる。
現に今、わたしはこの記事を2歳児と5歳児、小学五年生と中学一年生が大騒ぎしている部屋で書いています。煩いから書かないでおこうかな。今日は親戚が集まっているし。と心が言ってもそれをやる、それが行動するということです。これができるようになったのは、会話トレーニングが習慣化して実際に生活の中で活かせるようになったからです。
どんな感じで会話トレーニングをしているのかは、メンバーシップ限定記事にて書かせて頂きます。なかなか恥ずかしいことを書いているので笑
気になった方はぜひやってみてください。紙とペンがあればできます。
余っているノートでもカレンダーの裏でもいいです。
とりあえず続けてみてください。きっとあなたの人生を変えてくれます。
今日も読んでくれてありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!