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"ホラー"と"ギャグ"は相性抜群!持った力を互いが増幅させる / 『サユリ』『裏バイト:逃亡禁止』

なんだ?「ホラー」と「ギャグ」は一見相反関係に見えるのに、実は親和性がめっちゃ高いのか??

こんにちわ、ラマ王です。

僕にそう思わせた二作がこちら ↓

どっちもジャンルとしては「ホラー」なんです。
でも、「ギャグ」がキレッキレなんですよね。

別にギャグがホラーを侵食しているわけじゃないんです。
ホラーとギャグが一つの作品の中に共存していて、かつそれぞれが
それぞれの味を引き立ててるんですよ。

ホラーはホラーでちゃんと怖い。
けどたまにギャグが入ってくるとこれが凄く面白くて。

お笑いの教科書にもたぶん載ってますよね、ほら
「緊張」と「緩和」
って。

もちろん「緊張」がホラーです。「緩和」がギャグです。
緊張が高まり、息がつまるくらいに追い詰められるほど、肩透かし的な緩和が刺さる。

マフィアかヤクザみたいな、いかつい見た目の人に
銃口を向けられ、びくびく怯えて、とうとう撃たれるって時に
銃口から花束がポンッって飛び出してくるみたいなw(なんかで見たことありますよね、なんでしたっけ)

映画の『サユリ』については別の記事で触れたことがあるので
今回は漫画の『裏バイト:逃亡禁止』の方についてちょっと書きましょうか。

映画『サユリ』について書いた記事 ↓

『裏バイト:逃亡禁止』の概要はこちら ↓

『裏バイト:逃亡禁止』は、田口翔太郎による漫画作品。漫画雑誌アプリ『マンガワン』では2020年1月4日より連載中。次にくるマンガ大賞2021のWebマンガ部門で5位入賞。
田口による「精密な作画と鋭く尖ったホラー演出」が描かれている

Google「概要」より

勘違いしてほしくないのはこの作品、ホラーもしっかりホラーとして怖いです、はい。

主人公は白浜和美と黒嶺ユメのふたり。(どっちも女性)
ふたりは幼馴染の友人で、大金が必要であることから"裏バイト"なるものに
手を染めます(犯罪じゃないけどこの表現でもいーよねw)

報酬は高額ながら、その仕事内容は不気味で、時に命の危険も伴う奇怪なもの、それが"裏バイト"。

その案件はどれも奇妙な現象や集団、事件に巻き込まれるものばかり。
二人が仕事を共にした仲間たちも数多くその命を犠牲にしています。

この漫画の魅力はなんといっても、この「不気味さ」。
特別絵が上手いというわけではないのですが、田口先生の絵は確実に見ているこっちの精神にくる描写がされていて、「うわうわうわ」って気持ちになるんですよ、、、。

ただ最初に述べている通り、この漫画はホラーでありながら「ホラーだけ」ではないんです。

ていうか、この田口翔太郎という漫画家はギャグのセンスこそ
他の漫画家と一線を画していると僕は勝手に思っています。

田口先生は他にこちらの作品もかかれているようですが、この『不死身のパイセン 業』もホラーっぽいです。

いやーぜひギャグ100の漫画も見てみたい。
まだまだ「裏バイト」の続きも楽しみなので、こっちも引き続き描いてほしいんですが、できればこの漫画家が手掛ける、そのギャグセンスをこれでもかと発揮したギャグ漫画が読んでみたい、そう思ってますw

映画で完全に心を奪われた『サユリ』も原作になった漫画があるそうなので、ぜひともそっちも読んでみたい。

ほんとこの「ホラー」と「ギャグ」の親和性は不思議。
あ、そうだ!
みなさんご存じ国民的アニメ、『クレヨンしんちゃん』!
クレヨンしんちゃんってたまーに怖い回ありますよね???

たまに来るクレヨンしんちゃんのホラー回ってどれも
めちゃくちゃ怖くないですか??w怖いですよねw

やーそうだ、どれだけ普段「ギャグ」の漫画でも、たまに「ホラー」が混じったら、その怖さは下手したらそこらのホラー漫画をも凌ぐトラウマ級の怖さを味わせてくるんだ!

すごい発見をしてしまったかもしれません、、。

まあとにかく映画『サユリ』も漫画の『裏バイト:逃亡禁止』も
最高に面白い(ホラーはめちゃ怖いってことね)コンテンツなので、
ぜひチェックしてみてください!それでは。


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ラマ王
常時お金には困っている貧乏大学生です。図書館にない本、映画鑑賞や旅行の費用とさせていただきます。そこで得た知識や経験を基にこのページを発展させていきたいと思っています。