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食卓の本を読んで感動する。

今日も、出勤前に綴っております。
本日も、コロナの影響で休日出勤です。
ワーママの休日出勤は、きついというお話しは昨日のnoteへ。
楽読インストラクター合格まで、毎日投稿中です。

今日は、子育て関係の本を紹介します。
久しぶりにぐっと心を掴まれた本でしたので、紹介したいなと。
私は、小1と年少の姉妹を子育て中です。

子育て本は、保健師という仕事の関係上、自分の子育て上、気になって色々と読むのですが、こういう内容をそのまま今の仕事に反映できるわけではないので残念です。
でも、この3月で退職してからは、自分の責任なので、こういうナイーブというかシビアというか、万人に納得されない情報も、発信していけるので楽しみです。

地頭のいい子を育てる食卓

こちらの本、題名の通りなんですけど、「地頭のいい子を育てるには食卓、食事が超大事だよ」と書かれている本なんです。
万人に納得されないと申し上げたのは、やっぱり仕事でお忙しいとか、そもそも料理したくないとか、お金で解決すればいいとか、色々なご意見のかたがいらっしゃるので、公には言いにくい内容になっています。

でも、私も色々な親子を見ていて、規則正しい生活習慣と食事がしっかりとしているご家庭は、色々な意味で安心。
困難感が高いご家庭は、まずこの基礎の二つの土台が揺らいでいることがほとんどです。
あっ、あと、ぴっちりやりすぎて力がガチガチのご家庭もあるけど…。
著者は、非行少女のお話しを例にあげていました。その例えまさに…と思う部分がありました。私も、万引きの子の支援とかしていたことあるので。

ここで、私的に現代のパパママたちに伝えたい書籍ポイント3つ。
色々とお伝えしたいのですが、ここぞというポイントだと普段の仕事で思っているポイントです。

1 みんなで囲む食卓は、語彙力を伸ばす大切な時間

これ以外と小さい子からできていない。
一歳になっても、子どもと食事の内容は別で、食事の時間は親がゆっくり食べられないので、子どもと親の時間を分けていますと聞きます。
これは、結構あるあるなんです。
でも、同じ食事をともに味わって、ともに共感していく、そして物の名前を覚えていく、会話をするって超大事なんです。
「美味しいねー」って、言い合える。親が美味しく食べているから、美味しいのかな?と子どもが感じる。これがないと、食が広がらないんです。あと、共感力も。
ぜひ、一歳過ぎたら、とりわけして同じものを食べて欲しいです。
うちは、薄味で作って、親が味を足してました。お塩、お醤油、唐辛子で味入れて〜と夫には言っていましたよ。

この本で、うるっときてしまったのは、もう家族全員で食卓を囲む時間も、期間限定であること。
いずれ、子どもも独り立ちしていく、誰かが亡くなる。そういう日が絶対にやってくる。今のこの貴重な時間を味わってくださいということ。
もちろん、仕事やプライベートで食べられない時もありますが、そこで罪悪感をもつ必要は全然ありませんが、ともに食べられる時を大切にしたいなと思いました。

2 お手伝いと自分でできる力

調理をするお手伝いを推奨している本はたくさん出てますよね。
うちも、3歳のお誕生日に包丁を買っています。調理のお手伝いで一番好きなのは、やっぱり包丁
使うお仕事です。
姉妹とも、切るお仕事は取り合いです(笑)

本には、お手伝いの例として、昔は薪割りがあったというエピソードが書かれてました。
いや、薪割りなんてしないし、今。
という話ではなく、見て自分でやってみて、失敗して考えてっていう学びが以前の方がたくさんの機会がありました。
そういうことです。

今、共働きママパパが多い昨今、お手伝いをしてもらおうということを意識しないと、手伝う機会がない。だって、家電が発達しすぎてなんでもやってくれちゃうし。買えばどうにかなるしみたいな。
だから、子どもの力は下がっていく。
これは、子どもたちの力に露骨に現れています。

私は、起業して居場所を開校したら、絶対に子どもたちのお手伝いの場を作ろうと思っています。
なぜか。
そもそも、自炊しなかったり、料理が嫌いな親御さんが多くなっているので、みんなでやらないとできないという。みんなでやるなら楽しいってなる気がしますしね。
でも、私は大して料理好きじゃないので、お料理できる人を募集します(笑)
あとは、簡単なおにぎりつくるとかだったらできるので、もう簡単なのでよい!
日常生活が送れる子になってくれたらいいのでね。

それくらい、生きていく力を身に着けていくうえで、子どもの頃からのお手伝い大事。感謝もされますしね。そうすると、良い循環が生まれますね。

3 食卓と学力

最後に、食卓の豊かさと学力は比例しているという話です。
想像はできると思いますが、やっぱり早寝早起き朝ごはんが、超重要ということです。
朝ごはんは、大人は抜くという方もいると思いますが、それはまぁ個人の判断でいいのですが、子どもは基礎代謝が大人とは比べ物にならないくらい高いので、朝食は必要だと私は思っています。
そして、パン食ではなく、ごはん食を勧められています。
ここ、めちゃくちゃ同感。

スーパーやコンビニのパンには、果糖が多く含まれています。添加物の油脂も含まれています。
血糖値の乱高下が激しく起こるので、授業が眠たくなります。
穏やかに血糖を上げる和食をオススメします。

眠たくなると、授業にも集中できないですよね。あとは、根本的に睡眠不足は大問題ですけどね。

現場の感覚からすると、食事と睡眠の時間も比例しています。
お食事が楽しめている家庭は、睡眠時間も確保できています。
ということは、食事が豊かであれば学力も伸びる。そして、これは家庭で連鎖していくということも書籍に書いてありました。
もう、私の想いとイコールすぎて、感動モノの本でした。

食の豊かさは、人生の豊かさ

まとめると、食の豊かさは、将来の人生の豊かさにつながる!!ということです。

買ったりするお惣菜も、そのままパックのまま出すのではなく、子どもの食べる量を考えてお皿に取り分ける。これだけで、愛情が伝わる。
ということも例として書かれていました。
これは、ほんとにそうだなぁ〜と。
子どもを思う気持ちが、現れているかどうかが、食卓から伝わる。まさに。


忙しいママさん、日々頑張ってお食事の準備されていると思います。
たくさんの子どもや大人をみている保健師としては、この頑張りは絶対に、お子さんたちの将来の豊かさに繋がります。
あと、食は頑張らずに、楽しむ意識をして、家族全員で楽しんでいけたら最高です。
ともに、子育て楽しんでいきましょー!

そんなことをお伝えするた、愛知県の豊川市で、子育てサークル開催しています。草の根活動で、ラクな子育てを楽しみましょ〜を伝えています。



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やなせ まみ
子どもが子どもらしく生きられる社会をつくるために、日々取り組んでいます。活動の継続のためサポートお願いします!いただいたサポートは子育て支援の活動費に使わせていただきます!

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