
人生が好転した!人に好かれる為の生き方教えます。
やっぱり「人に嫌われたくない」!
嫌われることを恐れるな。
嫌われてもいい。胸を張って生きよう。
こんな見出しの本を、最近よく見かけます。
万人に好かれるのは不可能だ。たしかに、そうだ。
でも「嫌われても気にすんな!」という現代の流れにどうしても身を任せられない。だってやっぱり嫌われたくない。

出来ることなら職場で楽しく仕事をしたい。同僚と気軽に会話したい。自分から話しかけなくても、私のことを思い出して話しかけてほしい。
わがまま放題に見えるこの思い。
数年かかったけど、自分でも信じられないくらいうまく運用できているので共有したいと思います。
発達障害かもしれない?
そもそも自分でも「発達障害かも?」「愛着障害かも?」と悩むほどに周りと馴染めず、誰からも存在を認めてもらえず、すべてが空回りして、もちろん友達0人のまま生きて30余年。
こんな境遇の方いらっしゃいませんか?
そう、私たちそっくりですね。でもきっと少し前の私だったらあなたとも仲良くはできなかった。
丁寧に、丁寧にあく抜きをして、
黄金色に輝くコンソメを抽出するような作業の果て。
陰キャでコミュ障でダメ人間だった私が考える「コミュ障克服術」をつらつらと書いていきます。

話しかけたいと思われる人になろう
人は生まれて割とすぐ、何かしらの集団生活を余儀なくされます。保育園や幼稚園、義務教育のあとは高校進学、大学など。
就職すれば集団に属しながらうまいことやってお金を稼がねばならない。
人生のほぼ全てを集団の中で過ごす。
これはコミュ障には耐えがたい苦痛です。
話すことなんてないし、話さないといけない内容もうまく言葉にできません。
では、どうしたらいいのか。
答えは「話しかけてもらえる人になる」です。
これなら自分から一生懸命話すネタを考えずとも、打ち解けるまでの地獄の時間を過ごすこともなく、口下手でもなぜか場の空気を和ませ、愉しませることができます。
ウソみたいでしょ?
キャラづくり
自分のなりたいものを名乗る、というライフハックがあります。
デザイナーになりたいから名刺の肩書にデザイナーとつけちゃう。イラストレーターになりたいからSNSのプロフィールにイラストレーターと書いちゃう。こんな案配です。
為したいことを公言することは仲間を集めるために必要なことです。
しかしここでは、あくまで「人に話しかけてもらえるキャラづくり」を行うので、やりたいものを名乗るだけだとフックが弱いです。
おススメは自分の好きな芸人の芸風をほんのひとさじ取り入れる、です。
大好きな芸人さんのコントにこんなものがあります。
どんな言葉もデブネタで返す、これです。
初めて見たときは涙が出るほど笑いました。文字通り腹がよじれました。
何が来てもキレよく打ち返す、流行りのラップにも通じるところがありますね。
Bling-Bang-Bang-Born、レバー-ヒレ-ミノ-テールみたいな。
毎日毎秒種まき
タイムマシーン3号さんの真似は難しいし、昨今のルッキズム的動きを見るに日常遣いしづらいので、要素を抜き出してみます。
食べることが好き
話しかけられたときに食べ物ネタで返す
食べ物といえば、と思い出してもらう
抜き出した要素を職場でのワンシーンに置き換えてみます。
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同僚「旅行に行ってきたので、おみやげです。どうぞ。」
自分「え!!あんこですか!!しかも○○の!ありがとうございます!」(食べるのが好きアピール)
同僚「気に入ってもらえてよかったです!」
ーーーー
同僚「○○さん、あんこ好きでしたよね。」
自分「はい、常飲してます。」(食べ物ネタで返す)
同僚「えっww そんなに好きなんですかw」
ーーーー
上司「この前和カフェに行ったんだけど、自分で串団子焼いて、あんことかみたらしとか自分で好きなお団子にできて楽しかったのよ」
同僚「え!あんこですか。○○さーん!」(食べ物で思い出してもらう)
自分「呼びましたか?」
同僚「(上司)さんが和カフェで…かくかくしかじか」
上司「○○さんも和菓子好きなのね。あのお店よかったわよ!」
ーーーー
この何でもないやり取りで、同僚や上司に甘いものが好きなんだと伝えることが出来ます。これは一回ですべて行う必要はありません。何日か、何か月かに分けてチャンスが来た時にアピールをします。
これを発展させて、そもそも食べることが好き。カロリーのあるものほどうまい。糖質と脂質はうまみ。など、ネタをちりばめつつ場数を踏みます。
そうして自然に『食べ物ネタならあの人と話しやすい』『この人に食べ物の話を振れば絶対にすべらない』という安心感を植え付けます。
キャラは自分のデフォルメで
今回は私が実際に行った事例を交えて紹介しました。
得意なこと、特異なこと、好きなもの、あなたの身近なトピックを大げさにデフォルメしてみてください(まったく縁のないキャラはただ息苦しいだけです)
キャラづくりをして、いじられキャラになる。ということです。
■アニメや映画が好きならオタクっぽさをアピール。

「拙者が思うに、今期のアニメはこれが覇権ですぞ~~~!!!」(メガネをガチャガチャ直すしぐさ)(メガネしてなくてもメガネを直すしぐさ)
■酒好きなら…

「(ペース早めに飲んで)あれ?このコップ穴あいてる?」
「(社内でお土産もらって)これアルコール入ってますか?」
人はみな安心できる人のそばに行きたい
初対面の人に話しかけるより、気心知れた友達と話したい。
道を聞くなら、優しそうな人を選びたい。
みんなだれしも「安心できる」人を求めているのだと思います。だからこそ「この人ならこのネタで盛り上がれるはず」「この人ならこの話をすると喜ぶはず。」という部分を伸ばしていく。
たくさんのことを話す必要はありません。ネタは相手が提供してくれるようになります。また、慣れてくればだんだん周りのものがすべてネタに見えてきます。そして、キャラづくりは誰かを傷つけないものにしてください。多くの人が笑いやすい内容がベターです。
普段の生活でもキャラづくりの筋トレは行うようにしてください。通勤、買い物、SNSサーフィンなどなど。この筋トレが、突然話しかけられたときの瞬発力を生みます。
需要があれば続くかも
私は、学校生活でも、職場でも、ずっと人づきあいがうまくできずに20年以上苦しんできました。なんども人生のドロップアウトを試みもしました。でも、ある時この方法に気づいてからグッと心が軽くなりました。
ここに紹介した内容は、どんな人にも適用できる内容ではないかもしれません。
しかし今後、なんらかの集団生活を行っていく中で、1年、2年、はたまた3年かかるかもしれませんが、過ごしやすく安心できる環境に身を置けるようになるとしたらどうですか?
勇気を出して飛び込んでみたいと思いませんか?
陽キャの人はそんなこと意識しないで行っているかもしれないですね。でも、私と同じ陰キャに響けばそれでいい!
もしこの内容が響いた、参考になったという方は、スキ!や感想などお寄せください。反響があれば続きを書きたいと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!