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海外で髪を切ると2倍得するよという話
今日はヘアサロンの紹介をします。腕のいい美容室なんでぜひ紹介したいです。場所はボストンなんですけど。
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アメリカの観光地としては少しマイナーな方に入るかもしれないボストンへは、5年ほど前に友人に会いに行きました。また、当地の近くで行われるニューポートジャズフェスティバルに行きたくて、1週間ぐらい滞在しました。
そこで日本人が美容室を営んでいることを知り、お客さんとして行ってみることにしました。ボストンで散髪なんてちょっと粋じゃないですか。行ってみるとこれは正解。確かに米ドル払いなので日本の美容室より少しだけ高いですが、腕もいいし、髪を切ってもらってる間にボストンを含むアメリカ暮らしのさまざまな話を本人から教えていただいたからです。最近は自分の美意識も薄れてきて、髪を切るのがつい億劫になってしまいました。髪を切ってもらってる間の時間が退屈だというのも散髪を毛嫌いする理由だったのですが、髪を切りながら現地の情報を得られるのはとてもよかったです。
私の友人もアメリカで音楽の仕事をしていて、グリーンカードと呼ばれる永住権が欲しくて頑張っていますが、なかなか認められません。なんて話をしてると、ここの美容師さんがこっそり教えてくれました。美容師という仕事はアメリカの分類としてはアーティストらしく(なるほど確かにアートですよね)、ビザの分類としてはアーティストビザということで音楽家と同じなのですが、アメリカにいる日本人美容師というのは音楽家より少ないらしく、一方で手先が器用な日本人に髪を切ってもらいたいという需要はかなりあるそうで、永住が認められやすいとのこと。DEFIの方は無事グリーンカードが取得できたそうです。一方、私は日本の美容師の現状も知ってますが、なかなか給与面で厳しいみたいです。日本で美容師をやってる皆さん、アメリカなら、あなたの給料は簡単に倍になりますよ!
私は何も、「ボストンで髪を切ってますのよホホホ」と自慢したいわけではありません。この時はたまたま髪を切る時間がなくて旅先で切ることにしましたが、髪を切る時間も海外であれば有意義なものになると思ったのです。別にボストンでなくてもソウルにも香港にもハワイにもいい美容師はたくさんいます。髪を切ってる間は、美容師と1対1で喋れる時間なので、現地の生活のこととかを聞けるチャンスです。え? いつも行ってる美容室じゃないと髪型が決まるかどうか不安? 何を今更言ってるんですか。何事も冒険冒険。今度海外に行ったら散髪してきてください。もし切ってきたら、Xで私に報告してくださいね。
ヘアサロン Defi
トリニティ協会の近く。ボストンは学生街なのでよそ者に優しく、居心地のいい街でした。もしあなたがアメリカに行こうとしてるならぜひボストンを3日でいいので行程に加えて欲しいです。