本の紹介でも。
今度、授業で発表する題材にした内容。ついでにnoteにもと…。
彩んなジャンルを含めた中でも、
何度も読み返した、特にスキな本を紹介する。
ザッッッックリしたあらすじも書いてるので!
是非読んでほしいものたち。(個人的な主観です。)
①麒麟の翼 東野圭吾
あらすじ
---日本橋にある麒麟像の下で男性が殺された。
被害者・容疑者として疑われた青年・被害者の息子の学校で起きたプール事故で半身麻痺になった少年
…。
すべての登場人物らの物語の原点は日本橋だった。
「日本橋から日本中に飛び立つ、日本の原点となるように。」と込められた麒麟像との繋がりとは。
ダイスキな加賀恭一郎シリーズの一冊。---
王道だけど、好きな作家を訊かれたら
迷わず"東野圭吾さん"を挙げる。
初めて読んだ作品、"カッコウの卵は誰のもの"で著者を知った。中学生時代はなんといっても東野圭吾全盛期!
著者作の中でもダントツ1位の作品。
②朝が来る 辻村深月
あらすじ
---或る日、夫婦のもとに1本の電話が。
「子供を返してほしい」
相手は、特別養子縁組で結ばれた息子の実の母親。
長い不妊治療の末に迎えた息子は、夫婦にとって
一筋の輝。やっと闇から抜け出せると思っていたのだった。---
③ぼく モグラ キツネ 馬
---わたしがスキな1場面を。
「ときどき、ふあんになるんだ。
ぼくがふつうだってことを
みんなにきづかれたらどうしようって」
「とくべつだからすきになるわけじゃない」
「飛べても、飛べなくても
ぼくたちはきみのことがすきだよ」
「よし いこう」(馬が飛び立つシーン)---
他の誰でもない貴方がすき。
その言葉で本当の姿を見せて
羽ばたくことができた馬。
肯定してくれる相手がいる。それだけで、
勇気が生まれる。
貴方が居てくれさえいれば。わたしはそれで幸せなんだ。
イラストと共に大切な者に気づいていく。
④ミヨリの森 小田ひで次
あらすじ
---両親に捨てられ心を閉ざした主人公ミヨリは、田舎の祖母の家に預けられる。そこで出会う、個性を持った精霊たち。
ミヨリは、精霊の暮らす森を守るために闘う。そして徐々に自分を取り戻していく。---
小学生のころから肌身離さず手の届くところに置いている漫画。
わたしのオススメポイントは、屋根裏部屋の世界観。おじいちゃんがつくってくれたベッドもステキ。異世界への扉が開きそうな空間💭わたしも住みたい。
⑤戦争は女の顔をしていない 小梅けいと
---第二次世界大戦下の旧ソ連軍の女性の体験談が詰められている。
特にわたしの心に刺さった話、以下。
男性からの理解が無かった、生理時。
下着を変えることもできなかったこと。
仕方なく地面に血を垂らしながら戦ったこと。
銃を持つだけでも恐ろしいのに、戦場でも差別を受けていた女性。本当に強かった。
性差別。時代は変わるとも
決して他人事とは言えない。
この体験談の原作者である、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチさん。彼女の人柄もあって、
女性方は心の内に秘めてきた想いを
打ち明けることができたのだと思う。
わたしも誰かの心に寄り添えるかな、
と思う余韻に浸った。
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以上、計5冊!続きはまたまた👋🏻
皆さんのスキな本も教えてください!読みにいきます~