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字を書く練習を2週間続けて気付いた「本番」の力。

文字を書く練習をしようと決めてもう2週間。毎日、論語の模写をしている。

1字目の位置がずれたり、バランスが悪かったり、なかなか上手に書けないのだけど、頻出する文字はときどきいい感じに書けたり、変化が感じられてきてうれしい。

実は半年前にそのテキストを買ったときにも同じく2週間くらい練習していたのだけど上達する実感がもてなかった。

その時との違いはなんだろう?

大きな違いは「本番」があるか、ないかだ。

そのテキストはお手本となぞり書きという構成になっているので、前回はなぞり書きだけをしていたら、めんどくさいな…つまんないなと、続かなくなってしまった。

そこで今回はまずはテキストをなぞり書きし、次にお手本を見ながらスケッチブックに清書してインスタにアップすることにした。

真っ白なスケッチブックに、文字を書くのは毎回ドキドキする。
なぞり書きでは書けていると思っていた文字が、ひとりで書いてみるとうまく書けない。
清書は1字1字だけでなく、縦の並びや行間、全体のバランスも考えなければいけない。

漫然と練習していたことが、清書という「本番」を設けたことで、まったく別の体験をつくる。

それによって起きた変化は3つ。

1つ目はできてないところに気付けること。

清書することで自分の癖や習得できてない文字がとてもよく分かる。そしてそれをインスタにアップしてスマホの画面で見るとさらに客観的にまずいところが目立つ。

練習にも見が入る。なぞり書きも真剣にやるようになった。笑

2つ目は振り返ること。

清書することで、振り返りができる。お手本と自分の書いたものを見比べて課題を理解する。空白のとり方や、改行の仕方、いつもうまく書けない文字、微修正を繰り返すようになった。

そして毎日清書を続けることで、課題だけでなく、「うまくなった」という進捗もわかるようになる。

3つ目は他者の作品をたくさん見るようになったこと。

同じように文字を書いている人たちのインスタを見るようになった。この人の字、好きだなとか、どんな風にこの字を書いてるんだろう?とか、たくさんの文字に意識的に触れるようになっり、文字を書いている動画が楽しくてこんな風に書くんだ〜と延々と見ている(それはとても楽しい)

清書し、振り返り、課題がつかめるからこそ、必要なことを他者から学ぼうという意識が生まれるのだと思う。

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「本番」は練習の何倍も学びが得られる。

まだまだ上手じゃないから。
上手になってから。

そうやって本番を先延ばしにしてしまいがちだ。

本番で失敗したり、かっこ悪い思いをしたくないから。

そうやって練習に逃げてしまっていること、あるかもしれない。

本番をたくさん経験する。
自分で本番をつくる。

それがきっと上達の近道になる。

今日も読んでいただいてありがとうございます。
毎日noteチャレンジも13日目。
うまく書けないなと思いながらそれでもnoteを公開することも、本番のひとつかもしれません。

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みたむらさやか
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