「学ぶ」の前に必要な興味をもつというプロセス
小4長男がフリースクールでやって楽しかったから家でもやりたい!ということで、カンジモンスターズというカードゲームを買った。
名前の通り、漢字をテーマにしたカードゲームらしい。
定時をすぎて、あとちょっと終わらせたい…とねばっていたら長男が部屋にやってきて「ママ、一緒にカンジモンスターズやろう!」と誘われる。
週末に父子バトルをしていたけど、私はまだプレイしていなかったのだ。
残ってる仕事は翌日に回すことにして、夕飯の準備を長男に手伝ってもらうことで早めにすませ、次男が保育園から戻って来るまでバトルすることにした。
ママ初めてだからまず説明して〜とお願いして、デモプレイをしながら説明してもらう。
こまかいことはわからないが、とりあえず順番にカードをひいていって漢字が揃うと技的なものが発動し、ライフ的なものがなくなったほうが負けというルールは把握したのでさっそくやってみる。
で、チームどうする?と聞かれるもはじめてすぎてどれがいいかわからないので長男のおすすめにしてみる。
なるほど、チームは漢字のパーツの枠を表していて、ひいたカードで漢字をつくっていく、漢字パズルのような仕組みらしい。
へぇおもしろいね、なんて言ってたらあっという間に負けた(笑)
「ぼく強いでしょ!」とドヤ顔の長男に、ちょっと悔しくてもっかいやろうとお願いして再戦することにした。
学校に通っていた頃から漢字ドリルがきらいで、漢字に対して苦手意識もある長男がこんなにハマるとはびっくりで。
当たり前だけど漢字自体がきらいなのではなくて、なんでやるのかわからないままやらせられる反復練習と、思うように書けないストレスが漢字嫌いになっていたんだよなぁと思う。
わたしはこういったカードバトルゲームの経験はほとんどないのだけど、カンジモンスターズは直感的にわかるような工夫がされていて手軽にはじめやすく、長男と一緒にやるポケモンカードゲームに比べるとルール(というか技の種類?)がシンプルでわかりやすい。
漢字をどこまで覚えられるかはまだちょっとわからないけれど、漢字との出会い方として、おもしろい!と興味をもてることは大切だと思う。
そして興味をもてたら、その先に成り立ちを知ったり、書いたり覚えたり使ったり、という風に学びが広がっていきやすいのではないかなと思ったのだった。
けっきょく初日は長男に勝てなかったので、そのうちリベンジしたいと思う。