エジプト旅行記 Ⅵ (アレキサンドリア)
この記事では
クレオパトラがいた地中海の表玄関である
アレキサンドリア
について書こうと思います
GETYOURGUIDEの
「カイロ発、アレクサンドリアのカタコンベ、シタデルへの日帰りツアー(ランチ付き)」(英語ツアー)に参加しました
10時間のツアーで費用は9600円
最後少しだけ、カイロでのナイル川クルーズディナーについてもふれます!
アレキサンドリアとは?
カイロに次ぐエジプトの第2の都市、アレキサンドリア
古代からの地中海の国際都市であるこの港町は
その美しさから「地中海の真珠」とも呼ばれる
紀元前4世紀にアレクサンドロス大王によって建設されたこの都市は、プトレマイオス朝時代に交易と文化の中心地として栄えた
そして、このプトレマイオス王朝最後の女王がかのクレオパトラ7世だ
カイロからアレキサンドリアへは約3時間の車移動
車の中でアレキサンドリアやクレオパトラのことを復習をしながら向かいます
コム・エル・シュカファのカタコンベ
約1800年前に作られた、地下の共同墓地
古代エジプト、ギリシャ、ローマの技術が融合した墓地として知られている
地下に入っていく手前のスペースには石棺や当時のバスタブが置いてあります
地下3階まで続く螺旋階段を降りていきます
地下3階まで降りてくると、複数の文化が融合されたレリーフが見えてきます
元々は貴族の墓地だったのが、3世紀以降には一般の共同墓地になったとか
やー国際都市であるアレキサンドリアならではの文化融合ですかね
素敵!
ローマ円形劇場
この劇場はローマ帝国時代の2世紀に建てたと言われていて
収容人数は600〜800人
座席にはギリシャ数字が書かれていて、当時劇や音楽演奏をする時には既に座席番号があったようだよ
敷地内にはローマ式大浴場の跡もあったり
邸宅も見つかっていて、その邸宅のモザイクも見ることができたよ
カイトベイ城塞
アレキサンドリアの海岸線の北の入り江にある、街のシンボルともいうべき遺跡
約500年前にエジプトに攻め入ろうとしてきたオスマン朝海軍に対抗するために建築されたのだが
この城塞はなんと、世界の七不思議の一つと言われている
ファロスの灯台の跡地に建てられているのだ
紀元前3世紀に世界で最初に誕生した灯台で1700年以上使われていたようだが、その高さは120m!(マンションだと35階くらいに相当する)
こんな高い建物をどうやって建てたのか?と謎が多いので世界の七不思議の一つとされている
3回の地震で完全に崩落してしまったが
その跡地に建てられたのが、このカイトベイ城塞ということだ
何よりも私が感動したのは
地中海の海の色と城塞の石の色と小窓笑
こんな素敵な写真も撮れてしまった
地中海の海綺麗だなー
もう数日いてビーチも楽しみたかったですが、冒険系の旅行のが好きなのでこのスケジュールはしょうがない笑
その後は
アレキサンドリア図書館
の前に止まってもらった
「古代最大で最高の図書館」「最古の学術の殿堂」と言われるアレキサンドリア図書館
70万もの書物があったとされるこの図書館には
幾何学の父として名高いユークリッドや、アルキメデスも通ったとされる伝説の図書館だ
そして、ここにはクレオパトラも足繁く通っていたそう
最高峰レベルの教育を受けていたというクレオパトラは、9カ国語を操り、ずば抜けた知性と教養をもつ女性
当時のアレキサンドリアでは、クレオパトラのような上流階級の女性だけではなく
一般階級の女性も学校に通い就業することができたようだから相当発展をしていた国際都市だったことが分かります
このアレキサンドリア図書館は焼失して無くなってしまいましたが
その跡地に現代のアレキサンドリア図書館が建てられています
図書館や国際展示場、考古学博物館も併設されている場所なので
お時間がある方はぜひ訪れてみてください
ランチ
ツアーにランチも付いていたので、シーフードレストランに寄りました
物価は欧米並みです笑
70代のニュージランド人ご夫婦と50代のアメリカ人1人旅行の人と一緒でした
このご夫婦は、2ヶ月かけて中東とヨーロッパを回っているのだとか
奥様は認知症だったんだけど、旦那様が優しくリードしてあげているのが素敵で
こういう夫婦になりたいなーと思いました
夫婦でたくさんの思い出を作るって素敵!
その後は3時間かけてカイロへ車で戻りました
ナイル川クルーズディナー
カイロ最後の日に何をするか迷ったんだけど
1人だしね、市街地で夜に1人で行動しているのもあんまり良くないので
有名なディナークルーズに行くことにしました
19:00に乗船!
キラキラの衣装を着た人のパフォーマンスもあり
やはり主役はベリーダンス!
綺麗なお姉さんに1人でうっとりしていました
というか、ディナークルーズに1人で来ている人なんて見なかったよ笑
知っていましたが、皆おめかししてカップルとか家族で来るようなところですね笑
私は冒険系の旅行をする時でもドレスは念のため1枚は持って行くんですが、カイロという街でそれを着て1人で移動する気分にはなれませんでした
ホテルに戻り、カイロ国際空港に向かいます
エジプト旅行記もこれで終わりです
読んでいただき、ありがとうございました!
今後は、ナイジェリアに行った時のことは必ず書きたいなと思っているのと、女1人旅で危なかった出来事など書こうと思いますので
引き続きどうぞよろしくお願いします!
過去の記事: