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#38 ビジネスの肝となる「7つの言葉」
【私の仕事術:❹ビジネスで勝つ為に】
「目的」「目標」「方針」「計画」「戦略」「戦術」「作戦」この違いを理解し、意識して仕事をしよう!
学校で教えてくれそうで、教えてくれない。
会社でも教えてくれそうで、あまり教えてくれない。
まさに今日のお話は、そんな話かもしれません。
仕事をしていると、「目的」「目標」「方針」「計画」「戦略」「戦術」「作戦」の言葉を、いろんな場面で聞くと思います。
例えば「2021年度下期の事業方針」と聞くと、部署が今後やろうとしている事を言っているんだなと、そこで言われている事は頭に入ってくると思います。
でも、そもそも「方針」ってなんで決めないといけないんでしょうか?
違うケースでは、
「うちの上司、戦略が無いんだよね。。」
なんて、私もお酒を飲みながら、同僚や仲間と愚痴を言ってました。今思うと「戦略」に対する愚痴だったのか、もしかしたら「戦術」に対する不満だったのかもしれません。
日頃の仕事の中で「目的」「目標」「方針」「計画」「戦略」「戦術」「作戦」の言葉をどれだけ意識しているか、なんとなく漠然ととらえていたり、これら全部を強く意識して仕事をしている人は、正直少ない気がします。
逆にここが理路整然と語れて、その通りに実行している人や組織は、いわゆる
『ブレない』
と、高く評価されるんだと思います。
と、偉そうに言っていますが、ここは本当に難しい所です。私も常に意識しようと、自分はできているか?と自問自答しながら仕事するのを心がけています。
■ビジネスに勝つ為に
さて、【私の仕事術:❹ビジネスに勝つ為に】として、ビジネスでうまくいく為に必要な事、心がける事、もしくはうまく行くビジネスは何が違うのかを紹介していきます。
そもそも「目的」「目標」「方針」「計画」「戦略」「戦術」「作戦」の言葉をどれだけ理解し、意識しているでしょうか?
デジタル大辞泉で調べてみました。
読めば、「うんうん、そうだよね」って感じになりますね?
1つ1つはわかりますが、これが一気通貫で語られているかどうか、その有無がうまく行くビジネスか否かを決めると言っても過言ではないと思います。
「今年度の売上はどう達成しよう」、「自分の担当している仕事やサービスをどう改善したいいんだろう?」、「プロモーションの方針はどうするのがいいの?」等、少し先の未来を考えながら仕事をする事は多くあると思います。
そんな時、
・そもそも、なんでやるんだっけ?「目的」は何?
・どういう「方針」がいいのか?
・「目標」はどうするのか?
・目標達成に向けた「計画」は?
等、いろいろな切り口で整理したり、考えたり、頭によぎると思いますが、ぜひ、一度「目的」「目標」「方針」「計画」「戦略」「戦術」「作戦」の視点で整理してみてください。わからなければ先輩や上司に相談するのもいいと思います。
ここが整理されていると、「なぜ今、この仕事をしているのか?」という疑問が減り、仕事への納得感が強まり、向かう先が明らかになるので仕事もはかどります。
私が携わっていたNTTドコモの「dカードGOLD」を例えに、その当時を振り返って整理してみましょう。
(※あくまでイメージとして見てください。)
赤字部分が当時大切にしていた部分です。
よく「戦術」の失敗は「戦略」でカバーできるが「戦略」の失敗は「戦術」でカバーできず徒労に終わるなんて言葉もあるぐらい、上のフェーズで間違えるとビジネスの成功確率は低くなります。
「目的」と「方針」「目標」があっていない、もしくは「目標」達成に向けて考えた「戦略」が間違えていると、何をやってもうまくいかないです。
仕事でも『ブレている』『ブレていない』とよく聞きますが、私は「目的」「目標」「方針」「計画」「戦略」「戦術」「作戦」が一気通貫で語られているのか、否かが大きいと思います。
まずはこの7つの言葉の違いを理解し、意識して仕事をすると、今までと、ちょっと違った成果が出るかもしれませんので、試してみてください。
★★★
最後まで読んでいただきありがとうございます。これまでご紹介した仕事術がこちらからもご覧いただけます。お読みいただけると幸いです。