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直前調整に失敗! どうする? 東京マラソン

やばいやばいやばいやばいやばい。
やばいです。

風邪をひきました。
喉がひたすら痛いです。熱は出ていません。
不幸中の幸いといえば,先週末(大会9日前)に発症したことでしょうか。

東京マラソン,棄権(DNS)か?
今回は,揺れ動く50代おっさんの心境を語ります。


経緯

大会13日前(17日)

先週月曜日,立食のパーティーがありました。
東京マラソンのほぼ2週間前なので気にはなったものの,私はそこそこ偉い立場(○○長)なので,出席しないわけにはいきません。マスコミも来ていましたし。
ノーマスクで2時間くらい会食をしました。ここが感染源だと思われます。

大会10日前(20日)

この時はまだ症状が出ていないので,7キロくらいのジョグをしました。
6'10くらいのペースなのに,心拍数が180超え??
思えばこれが,予兆だったのかもしれません。

大会9日前(21日)

夕方になって,喉に違和感があることに気づきました。
嫌な予感を憶えながらも,予約を入れていた接骨院に行きました(幸いなことに,先生にはうつってなかったです)。
その日の夜は,「おまえ,暴れるなよ」と言い聞かせながら,のど飴をひたすら舐めて寝ました。

大会8日前(22日)

悪い予感は当たり,徐々に喉が痛くなってきました。
かかりつけの医者に行きたかったですが,ここから世の中は3連休。
熱はないので,自宅で原稿書き(仕事)をして過ごしました。

大会7日前(23日)

相変わらず喉が痛い。
薬局で,喉の痛みを緩和するメディカルドロップを買ってきました。いつもは結構効くんですが,今回はまったくもって焼け石に水。
コロナの検査キットも試してみました。陰性でした。

大会6日前(24日)

3連休最終日。大阪マラソンの日です。朝から準備万端で観ました。
この日はうがいをすると,喉が焼けるように痛くなっていました。
いよいよDNSを覚悟し,ホテルのキャンセル期限や,新幹線のキャンセル料を確認しました。

大会5日前(25日)

3連休が明けたので,朝一番でかかりつけ医に行って,薬を処方してもらってきました。大会のことは伝えませんでした。私なら止めますから(笑)。
薬は飲んだけど,喉は相変わらず痛いです。特に夜中は,痛くなります。

大会4日前(26日)

朝起きるとまだだいぶ痛いですが,うがいをした時の刺すような痛みはなくなりました。
午前中に,大きな痰が出ました。これを機に,「はい,撤収!」とばかりに,急に喉の痛みが治まってきました。どうやら抗体が出来た模様。
午後はきっと何かあるだろうと安静に過ごしたところ,案の定夕方になって37.6℃の熱が出ました。一度引いて,夜中には37.9℃まで上がりました。熱が引くと,喉の痛みはほぼなくなっていました。最後に体温を上げ,ウイルスを追い払っていたのだと思います。

大会3日前(27日)

朝は微熱(37.1℃)が出ていましたが,それもすぐ下がり,どうやら治ったようです。内臓の負担も含めて,かなり体力を消耗した感があります。昼になって鼻水が出てきましたが,これは花粉かもしれませんね。
ネットを調べると,ランニング再開は症状が収まった2~3日後からOKということで,何とかギリギリ間に合いました。

お騒がせしました。東京マラソン出場します!

というわけで,滑り込みセーフで回復できたため,東京マラソンに出る決断をしました。
今の状況を整理します。

①得たもの,失ったもの

風邪を引いたので,自動的にカフェイン&アルコールレスになりました。
あと,薬の間隔を空けるために,朝5時くらいの朝食で体内時計を合わせられました。直前に右足が不調でしたが,これも十分すぎる休足をしました。

失ったものはやはり,直前の練習量です。
もともと右足が不調で,2月からはまともな練習をしていなかったところに,今回の風邪が追い打ちをかけました。心肺機能は相当落ちたはずです。明日,現状を確認するためのジョグをするつもりですが,この2週間の走行距離は,15キロくらいで終わりそうです。

②レースペース

一度は諦めた大会の出場ということもあり,今回はファンランにします。
コロナ後の練習もそうでしたが,病みあがり1週間くらいはスピードが出ません。休みすぎて心肺機能も落ちているはずですし,今回はペースを定めず,無理のない心拍数(150台)で走るつもりです。

逆に,心拍数が調子よさそうなら,あえてサブ4を目指して後半潰れにいきます(笑)。どちらにせよ,走れることに感謝しながら,思い出に残る時間にしたいと思います。

走れることに感謝,これしかない!

今回は,大阪マラソンと東京マラソンの両方にエントリーをしていました。東京マラソンに当たるはずがないという前提での行為でしたが,結果的には当たったので,後から当選した大阪マラソンはキャンセルしました(抽選に外れた方,ごめんなさい)。
仮に東京マラソンがいつも通り落ちていたら,大阪マラソンに出るはずで,DNSになったでしょうから,まさに棚ぼたでもらった出場だといえます。

インフルでもなくコロナでもなく普通の風邪だったことも幸いしました。とはいえ,潜伏期間も含めると,レース2週間前の会食でも危ないんですね。ランナーのみなさんはお気をつけください。営業とか,病院勤務とか,常に人と会う仕事をおもちの方は,そう簡単にはいかないと思いますが。

都市型マラソンは初フルの京都マラソン,自己ベストを出した金沢マラソン以来になります。上記2大会もそうでしたが,東京マラソンの魅力は何といっても,新宿の高架下や,秋葉原,浅草など,よく知っている街中を走れることです。できれば残り5キロの田町,残り1キロの丸の内(仕事でよく通った町)を,スマイルランしながら写真に撮られたいと思っています。

当日の天気予報は,最高気温21℃!
雪がちらついた大阪マラソンとは真逆の気候です。
今のところ,サングラス&ノースリーブ&カーフサポータ(タイツなし)で出ようかなと考えています。

走れることに感謝。
今回はとにかくこの気持ちで,苦しくとも楽しい42.195Kmを走ってきます。

待ってろ,東京!

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