qramo / 倉本大資

2008年からScratchでのプログラミングワークショップをやってます。大学で美術を…

qramo / 倉本大資

2008年からScratchでのプログラミングワークショップをやってます。大学で美術を専攻し、モノコトを作り出すことが好き。活動や仕事についてはツイッター( https://twitter.com/qramo )プロフ記事をご覧ください。💻📸👨‍👩‍👧🚗が主な関心事です。

マガジン

  • プログラミングを子供に伝えよう

  • 北区滝野川ご近所マガジン

    • 66本

    北区滝野川と隣接地域に関するノートをまとめています。北区滝野川6丁目で地域の子ども・大人のための居場所作り活動をしているJimoKids石蔵秘密基地スタッフがお届けします。

  • 芸術鑑賞録

    美術館、ギャラリー、ストリートや日常など、アートを鑑賞したらnoteを書きます。

  • 写真

    写真をアップしたらまとめます

  • ヤゴと暮らして得たことマガジン

    子供がプール開き前のヤゴ救出作戦のヤゴをもらってきた。初めてのヤゴ飼育知らないことだらけでしたが、トンボになるのでしょうか。

最近の記事

川野洋研究(のための予備調査)

はじめに昨今私が興味を持ち追いかけている Creative Coding 界隈の方々が美学者・哲学者の川野洋さんの研究をしているのを見て、私もいくつかの著書を手に取ってみたので今後再び掘り下げる際の目安となるように簡単にまとめる。 川野洋さんが注目されるのは、コンピュータを用いたアートを制作した日本における第一人者として捉えることができ、 Creative Coding の原点と言えることにあるだろう。 対象書籍リスト 今回集めた資料は以下の6点で、大学図書館の蔵書や

    • 言語化・文章化を習慣化したい。

      突然どうしたかというと原稿の締め切りを落としました。詳細は伏せますが研究発表の原稿です。研究職という立場[1]にありながら情けない話です。 これまで私は何冊かの書籍や雑誌の記事の執筆を手掛けてきましたが[2][3]、遅筆であるという自覚がありました。その意識はあるので前広に計画して進めることも心がけていましたが思い通りにいかないこともあります。 今回顕著に感じたのは論文の書き方、論文までいかずとも研究報告書のようなアカデミック・ライティング、学術的な記述の方法[4]が身に

      • 「子どもプログラミング喫茶」とは何なのか

        2022年9月3日、4日と開催されたMaker Faire Tokyo 2022 に子どもプログラミング喫茶というブースを2日間出展しました。イベントでの位置づけや、運営の裏側、実施への思いなどをまとめてみます。(ずっと下書きにあって、実際2023年も実施しておりますがそのままの書き方を残します) 子どもプログラミング喫茶でよく聞かれること子どもプログラミング喫茶は、プログラミング体験を喫茶店のメニューのように選べるように用意しています。そこから選んでご注文いただくとマンツ

        • PTA活動の報告「森の中の学校ネットワーク委員会」

          昨年度は森の中の学校ネットワーク委員会という、検索したら小学校がすぐわかってしまうくらいユニークな名前の委員会の委員長を務めました。 今年度は委員長は降りて、副委員長として委員会に関わることになりました。 この委員会は森の中の学校というコンセプトで鳴物入りで改築された小学校の緑化の設備の一つの畑を使って活動し、PTAだけでなく地域の方とも繋がろうという目的で昨年度立ち上がりました。 初年度ということもあり、畑道具の倉庫を建てたり、栽培する植物を決めたり水やり用に水栓からホ

        川野洋研究(のための予備調査)

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        • 他己紹介記事まとめ
          13本

        記事

          2023年10月 NYCの学会でプチBuzzした話

          毎日何かに追われていて、振り返りたくても必死に匍匐前進していたので今更昨年10月に参加した、Fablearn/Constructionism学会での経験を書き残しておきます。 この学会はFablearnというものづくりによる学びを研究する学会と、Constructionismという歴史的に構築主義という学習理論を支持する学会の併催された学会でした。アメリカのニューヨークにあるコロンビア大学で教員を目指す方が学ぶTeacher's Collegeが会場でした。 なぜこの学会

          2023年10月 NYCの学会でプチBuzzした話

          東京大学で働いて半年が経ちました

          以前の転職の投稿からだいぶ経ちましたが、通勤定期券の日付を見ながら「あ、半年経ったのかと」気が付きました。 noteの投稿履歴を見ると間にポエムみたいな投稿がありましたが、これは詩っていいよねって最近思ってるって話を聞いて詩的な頭になった時に見た景色です。(これを読んだ方から「げんきにやってる??」って声をかけてもらったりして、最近の様子をあまり書いてないことに気がつきました) Twitter改めXのほうではしばしば #今日の東大クエスト というハッシュタグを使って、目新

          東京大学で働いて半年が経ちました

          13階のレストラン

          眺めのいい席でお昼をいただく。 街の景色と立ち上がる夏の雲を眺める。 食事が運ばれてきて、黙々といただくあいだ、大きな雲が動いている様子が気になりだす。 気づけば電波塔の背後に大きな雲。 もくもくとあっけなくに塔の高さを超えた。 夏の日の午後

          13階のレストラン

          春は出会いと別れの季節です(2)

          第1弾ではここ最近のちょっとゆったりとした生活にお別れする出来事がこの春のタイミングであったことを書きました。 前回は思わず5000字も書いてしまったので、今回は手短にお伝えするつもりです。 新しい出会いとは前回は別れの話でしたが出会いと別れの出会いの方とは何かというと、この春から東京大学大学院情報学環の特任研究員となる事になりました。 つまり大学院の教職員となり、研究プロジェクトや自分の研究活動、一部の授業で学生の指導(補助的であり講義はしません)をすることになります

          春は出会いと別れの季節です(2)

          春は出会いと別れの季節です(1)

          その昔、中学校の国語の先生が4月の最初の授業で「『春といえば〇〇』誰か思いつくやついるか?」と問いかけたことがありました。確か2年生の頃で桜とか入学とか、新学期とか色々出す中、私も手を挙げて「出会いと別れ」と答えました。 その当時必ずと言っていいほど見ていた「世にも奇妙な物語」の冒頭で案内役のタモリさんが「春と言えば出会いと別れの季節です…」と語りはじめたものが印象的だったのでその受け売りなんですが、先生にウケた事は何となく覚えていて、桜の咲く頃になるとそのときのタモリさん

          春は出会いと別れの季節です(1)

          音楽の聴き方が変わったよなって話

          音楽を聴くのは好きだけど、その聴き方がかなり変わったなと感じたのでメモ的にnoteへ。 自分が音楽を聴き始めたのはほとんど生まれた時からと言って過言ではないだろう。1980年生まれなので身の回りにはラジオ、テープレコーダー、テレビなど音楽に触れる機器は溢れていた。物心のつく前から無意識に家族が選んだ音楽を耳にして過ごしていたことは想像できる。 自分が音楽を選んで聴き始める頃はCDの全盛期だった中学生の頃お年玉でCDチェンジャー付きのミニコンポを買って、お小遣いでCDを買い

          音楽の聴き方が変わったよなって話

          2022年を振り返ります

          年末年始は色々考える時間もできるので2021年を振り返ったときと同様noteに書いておきます。 全体総括🟥🟨🟦分析🟥🟨🟦分析について詳しい説明は端折るので気になる方は2021年の振り返り記事でご確認ください。気楽に🟥🟨🟦の3分類をすることができるので気に入っている振り返り手法です。 🟥 オンラインの更新頻度が下がった? コミュニケーションが少なかった? ちょっと調子に乗って支出した? 🟨 相変わらず作業場がものに溢れている 車が復活しなかった オフラインイベ

          2022年を振り返ります

          駆け込み気味に新年のご挨拶

          昨年いろんなことがあった方もいらっしゃるでしょうから、おめでとうだけではないと思いますが、2023年もどうぞよろしくお願いいたします。 令和は何年になったんだっけ?と思った時は変換関数 toReiwa(2018)を思い出しましょう。"西暦-2018"の式で変換できるので令和5年となりますね。干支は癸卯ですかね。先日こんなやりとりがあり、そのとき調べたのできっとそうでしょう。 この年末年始は少しゆったりプライベートの予定を長めに入れていて、しばらくオンライン活動が停滞してい

          ¥500

          駆け込み気味に新年のご挨拶

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          セブンイレブンで電子部品が買えると聞いたので行ってみたら想像の斜め上だった

          以前どこかで、調布の電通大の近くのセブンイレブンは電子部品が買えるらしいと聞いたことがあって、調布に行く用事に合わせて訪問してみました。 場所はコチラの電通大の敷地内のインキュベーションオフィスビル(なのでしょうか?)の一階で外観は普通のセブンイレブンなのですが、店内に入ると電子部品の案内が。 さっそく買ってみた何か必要なものがあったか思い出しつつ品物を眺めてましたら、最近買ったDSのソフトが接触不良みたいで読み込めなかったのを思い出しました。そこでコチラの接点復活剤を買

          セブンイレブンで電子部品が買えると聞いたので行ってみたら想像の斜め上だった

          ゲームソフトの端子を磨いた話

          最近、ブックオフでNINTENDO DSのソフトを数本買いました。棚に並んでいる高級品とザルにカートリッジが直接入っている安物があるようだったので、もちろんザルから目ぼしいタイトルを拾い上げました。 差しても反応しないさっそく帰宅して、DS Liteに挿入するものの「何も差さってません」と反応せず。 「やっぱザルのは桁違いに安かったからジャンク扱いか…」としょんぼりするのも束の間、年代的にピンときたのは、「ファミコンカセットの”フーフー”」金色の端子を確認し息を吹きかけて

          ゲームソフトの端子を磨いた話

          「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を観てきました

          2022年4月9日(土)~7月3日(日) 東京・世田谷文学館で開催されている、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を観てきました。 ヨシタケシンスケについて絵本「りんごかもしれない」を皮切りに大ブレイク中の絵本作家です。造形広報ユニットのイラストレーターを務めたり、元は美術作家的な活動もされていました。 「そう言われたらそうだよな」とハッとさせられる視点で語られるテーマが多いのですが、目の付け所もさることながら、その掘り下げ方も徹底しているのが特徴的です。 ヨシタケシンス

          「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を観てきました

          Maker Faire とわたし #MFTokyo2022 を終えて

          今日Maker Faire Tokyo 2022が終わり、久しぶりのリアル活動、多くの再会、たくさん感じたことがあるので、そもそもMaker Faire に参加しはじめたことなど振り返りたいと思って note を書きます。 最初の出展調べてみると2009年のMake Tokyo Meeting 03 に出展したのが最初のようです。 きっかけは当時私がはじめた子どもプログラミングサークルという活動にジョインしてくれた 阿部和広 ( @abee2 ) さんに誘われたからで「活

          Maker Faire とわたし #MFTokyo2022 を終えて