年初のご挨拶と1月に掲載する記事について
初めまして。会社員をしているmyrthé(みるて)です。
明けましておめでとうございます。
今年一年が、皆さまにとって、すこやかで楽しいものでありますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月に掲載する記事について①(旅行記)
12月は、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナの数都市に滞在する機会に恵まれました。
個人旅行として計画し、事前の様々な手配から自力で行うのは、海外旅行経験の少ない私にとってとても大変で、同時に非常に勉強になる体験でした。
滞在中は、現地の方と接する機会が頻繁にあり、率直に書いてしまうと、ショック!!😨なことも結構ありました。一方で、人と人の距離の近いこの地域では、いきなり知らない人から話しかけられるのは日常的なこと。ふとしたお声がけに励まされたり、会話を通して色々なことを教えていただいたり…沢山の方にお世話になりました。
現地の方の日本の解像度は様々で、「多分中国とひとまとめにされているのかな」と感じることもある一方、漫画やアニメ、映画を通して日本語や日本の歴史について詳しい知識をお持ちの方も多かったです。中でも、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都のサラエボで、銅工芸の職人さんとお話した際、職人さんから「燕鎚起銅器」の名が出たときは、滞在中の印象的な瞬間の一つです。
日本の地域に根差した美術や工芸の歴史と現在について、遠く離れたサラエボで深く関心を寄せている方がいらっしゃるということが、とても嬉しかったのです。
今月は、そうした現地での出来事、様々な街の様子について、文章と写真でお伝えしていきたいと思います。
1月に掲載する記事について②(雪とPM2.5対策)
また、旅行記とは別に、今回の滞在の反省点と改善策についても、他の人にとって役に立つように書く予定です。具体的には、雪と大気汚染への対策についてです。
後者については少し説明が必要かと思うのですが、今回渡航した12月という時期は、渡航先の地域で大気汚染が特に深刻になる時期でした。日本ではPM2.5の濃度が高いときの対処として、「屋内で過ごす」ことが推奨されますが、滞在先の地域では、宿泊先や飲食店、バスなどの公共機関も含めて実質的に分煙されているところが少なく、私がアクセス可能な屋内は、煙草によって、むしろ屋外よりPM2.5の濃度が上がっているのでは、という状況でした。
呼吸器系の持病がないので、「まあ大丈夫だろう」とたかを括っていたものの、まずは咳が止まらなくなり、日に日に症状は悪化し…と、予想外の体調の変化が起きました(個人差があり、全員が激しい変化を経験するわけではないと思います)。そして私自身の知識が乏しい中、自力で調べつつ、同時に様々な方のお力を借りながら、結果的には旅程変更(滞在期間の短縮、滞在場所の変更)に至りました。
この過程を振り返るのは、正直自分にとって未だにキツいですし、元々一般に知られているとは言い難いバルカン地域について、多少なりともネガティブな印象が残るような情報の発信になってしまうのではないかと思うと慎重にしなくてはと思います。
それでも、年末年始は多くの方にとってまとまったお休みを取りやすい時期ですし、今後、この地域への渡航を検討される方もいらっしゃるかもしれませんので、あくまで私の個人的な体験ではありますが、どなたかの役に立つように書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
改めて、今年は、「他の人の役に立つ文章を書く」ということに取り組んでいきます✏️
表現力のなさは失笑ものかもしれませんが🥲時々お付き合いいただけましたら幸いです。
(トップ画像は、急遽旅程変更して滞在することになった街です。今回訪問した中で恐らく一番知名度がある街です。答えはまた後の記事で!)