2024年5月の記事一覧
【日記】5/8-5/12
小林秀雄
佐々木敦の『新しい小説のために』に出てきたからだったと思うが、柄谷行人という批評家を読むにあたって、批評というものをここまで熱心に他の作家のものを読んだこともないから、小林秀雄の『近代絵画』を読み進めている。悪い癖だが、芋づる式に読んでいくと、本当にきりがない。
もともと、『新しい小説のために』も、山本浩貴の『新たな距離』や、それに関連してミシェル・レリスの『成熟の年齢』に関連して
【日記】5/1-5/4
ロブ=グリエ
いつか、「デューン砂の惑星」のDVDを宅配レンタルで借り、枚数がもっとあった方が得だというかなり消極的な理由から、ロブ=グリエの関わった映画も見たいと思い、「グラディーヴァ」などを借りたのだが、半分見ないで返してしまった。つまらないというわけではない、こういう未知の感触を持つ映画を見た時によく起こるのだが、それを見たという単にそのことを自己の中で言葉にしきれないことに耐えられなく