自然体験・かまばの森玉田尚子@信州松本

~自然と共に、自分を幸せにする人を創る~自然体験・かまばの森代表玉田尚子です。私が日々…

自然体験・かまばの森玉田尚子@信州松本

~自然と共に、自分を幸せにする人を創る~自然体験・かまばの森代表玉田尚子です。私が日々自然とつながり自分とつながる過程での気づきをシェア。自然を媒体として、もっと自分らしく幸せに生き、子どもにもそんな風に育ってほしいという人たちの光になりたい。幸せな親子で溢れる世の中に。

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最近の記事

寄り添うって木と風の関係みたいだ

寄り添うって、 木が風にそよいでいる感じで 隣にいてくれることなんだな。 風の動きに、木の動きが同調してるように。 その木の動きはとても大らかで、 柔らかくて、 ただただ風の動くままに揺らいでる。 でも木は決して風にはならない。 木は、木のままで立ってる。 まっすぐ深く根を張って、ただそばに立っている。そして、その時々の風をそのまま感じて、風のままに揺らいでる。 風にとってはそれが、果てしなく心地良い。 3日間、木の周りで風になっていた。 そよ風になったり台風になっ

    • 「与える」より「解放」の時間を

      私は、長野県松本市の東山麓の中山地区で、「自然体験・かまばの森で遊ぶ会」を主宰しています。3児の母で、第一子が小一に上がった2018年5月に「かまばの森」を設立しました。 当初は、我が子たちのために、同級生らを巻き込んで一緒に遊んでいただけでしたが、それが少しずつ広まり、7年経った今では、松本市や近隣市町村、時には関東からも、多くのお子さんが体験に来てくれるようになっています。 私は新卒で大町市(旧八坂村)にある山村留学の発祥団体に就職しました。夏休みや週末のキャンプ企画

      • 効率よく洗う?無駄ってなんだろう?ー参観で感じた子どもの面白さとは?ー

        お久しぶりでーす 自然と共に 子どもの育つ力を最大限引き出し、 幸せな子ども時代を創る 長野県松本市にある子ども向け自然学校 かまばの森で遊ぶ会 代表の玉田尚子、Qちゃんです!! 今日は、ママ友と誘い合わせて下の子2人の通う小中学校に、自主授業参観に行ってきました。(☜いつでも参観していい学校なのね) 全員で話し合いしてるクラス、 学校敷地あちこちを使って担当ごとに何か作ってるクラス、 一人で黙々と作ってる子、 何か書いてる子。 時々、気晴らしにサッカーやってる子や

        • 手ぶらで参加できる 「初めてのファミリーキャンプ」 参加者の声

          キャンプって、 いっぱい道具を揃えないといけない、 準備がたいへん、 車いっぱい荷物を積み込まないといけない、 小さな子連れで行ったら親は働きっぱなしで大変・・・ でも、子どもに本格的な自然体験させたい、 家族で思い出作りしたい、 自然の中で大人も癒されたい・・・ そんな人、たくさんいるんじゃないでしょうか。 かまばの森では、 寝袋やテント、食器やランプなどのキャンプ道具一式全部貸し出しで、 グランピングでもない、 山での薪ひろいから始まる火おこし、 家族ごとにテントを

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        • 場づくりへの想い
          26本
        • 私の子育て
          15本
        • 私の来た道
          12本
        • 参加者の声
          1本
        • 自然体験マメ知識
          5本
        • かまばの森のイベント情報
          1本

        記事

          「子どもってすぐ覚えちゃうね」の罠??

          「子どもに教えるのが難しい・・・」 工作指導を担当してくれているスタッフが漏らした言葉。 聞いてみると、 「教えても子供がなかなか上手くできない、 どうしたらできるように伝わるだろうか?」 このことをずっと悩んでいたとのこと・・・ 「子どもってすぐ覚えちゃうね」、 「子どもは上手くなるのが早いよね」、 そんな言葉、よく聞きませんか? 例えば、スキーに行って、 「子どもは上達するのが早いねー」 とか。 でもほんとかな? 私はなんとなくずっと、これらの言葉に違和感があ

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          自然と共に育ち合う子どもたちの居場所(動画)

          動画クリエイター×ライターの姉妹であるKINONEが、素敵な動画を作ってくださいました。 親子でこどもサバイバル教室にご参加いただいたときに撮影したものです。 かまばの森の想いがそのまんま表現されていて、たくさんの方に見ていただきたい作品です! ぜひご覧くださいね!

          自然と共に育ち合う子どもたちの居場所(動画)

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          かまばの森参加者インタビュー①

          かまばの森の放課後ひろばに親子でよくご参加いただいているIさんのインタビューです。自然体験がなぜ大切か・・・改めて気づきがあり、とても学び多い時間になりました。 Iさん 小1男子、年少男子の母参加する前、自然体験に対してどんな風に考えていましたか? 家族の影響で自然体験の良さに気づかれたんですね。 子供さんと遊んでるうちに体験的に気づいたんですね。大きな気づきですよね。 放課後ひろばに参加しようと思ったのはなぜですか? まさにかまばの森のスタイルはぴったりですね。

          かまばの森参加者インタビュー①

          一人ひとりが輝けるかまばの森にしたい〜安心と「クリエイティブ」のうまれる場〜

          【Qちゃんのここ数年の妄想が形になりつつあってヤバい件】 新年早々、【ちびかま未来会議】を開催。 今年のちびっこ探検隊は、 かまばの森に新しい風を起こしそう。 未就園児親子のお散歩会参加者のお母さんを中心に、 1月18日に古民家喜源治の〈かや〉に集まり、お菓子とお茶で夢を語る会を行ったよ。 先月かまばの森で焚き火を囲んでやりたいことを妄想したんですが、今回はより具体的に話が進んだ! 今年のちびっこ探検隊は、何人かの得意を持ったママが講師になり、場づくりをしていき

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          【野外・災害救急法WAFAアドバンスレベル】を学んできました

          この2週間どっぷり、救急法の勉強してました。 野外教育指導者向けのコースを受講したんだけど、 まじでめちゃくちゃ勉強になった。 (WMAという組織がやってる、アメリカ発の僻地環境下での傷病者救助法) 単なるハウツー学習ではなく、 考え方の基礎を本質的に学んだ上で、 ひたすら室内と野外で傷病者役と救助者役に分かれ、様々な事故の想定で、実際に救助する訓練を繰り返していくというやり方。 正解みたいなのはなくて、 考え方の骨組みを学んで現場に応用していく感じ。 現場ごとに向き

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          無駄な遊びって??ー自然保育からの学びー

          末っ子の通う野外保育園。 ここでは毎日、いろんな山道を歩いて、いろんな山とか川とか廃校校舎とかに、お散歩に行く。 夏はひたすら川遊び。 うん、 基本的には、毎日ただ歩いて、 自由に遊ぶだけ。 表面的にはそうなんけど、 それって実は、 めちゃくちゃすごいことだと 思ってる。 今日は山道を歩いて近くの廃校まで。 短めのコースだったけど、そこでの遊びが また面白かった。 写真は、 グラウンドを平らに押し固めるローラーなのかな。 古くて何十年もそこに置いてあって、 大人

          無駄な遊びって??ー自然保育からの学びー

          みんなでみんなの子どもを育てる場〜私が子育てめちゃくちゃ楽しめた理由

          【原点に立ち返る】 しょっちゅう原点に立ち返って芯を確認してるので、同じような話をよく投稿してる。 昨日はいろいろ偶然が重なって、娘の保育園の子たち小3〜年少まで6人の子どもをワンボックスの後部座席に詰め込んで公園に行き、それから家で遊ばせて、1人は流れで夕食も食べてった。 私は遊んであげてないけど、 遊んでる姿見てる時間が超絶幸せ。 ほんと個性いろいろで笑えてくる。 来月は、2泊3日でガチの救急法を学びに行くんだけど、その間ママ友が丸々娘を見てくれることになってる。

          みんなでみんなの子どもを育てる場〜私が子育てめちゃくちゃ楽しめた理由

          年の変わり目で思うこと〜私の立っている場所

          個人的なお話。 ここ数ヶ月、自分「らしくない」と自分が括ってきた人たちと、関わるようになってきた。 タワマンに住んだり、億稼いだり、綺麗な格好してる人たち。 今まで付き合ってきた人からは、 どうしたの??? って時々聞かれる。 うん、 私の中では 自分の原点が変わったわけではないし、 立ってる場所も同じなの。 ただ、 彼らのスピード感やエネルギーの強さ、 失敗から学ぶ、尋常でない吸収力。 常識にとらわれないチャレンジ精神、 発想力や視座の高さ。 それらに、た

          年の変わり目で思うこと〜私の立っている場所

          子どもの主体性を引き出すことと、大人自身が夢中になることは、両立するか

          かまばの森 こどもサバイバル教室、 今日のテーマは秘密基地づくり。 みあさの森で見たジャングルジムを どうしても作りたくなり(←私が) 作ることにした。 いつもはとにかく私は黒子に徹して、 子どもが遊びの幅を広げることに 全力を尽くしてるんだけど、 今日はなぜか、 自分が 無性に作りたかった。 とはいえ、 参加者全員巻き込むのは違うと思ってて、   Qちゃんチーム ジャングルジム やっちゃんチーム 滑り台作り作り 自由チーム 好きなもの作る て分けた。 もちろん、特

          子どもの主体性を引き出すことと、大人自身が夢中になることは、両立するか

          竹筒パイプ遊び〜幸せにしたい子どもがどんどん増えてる幸せ〜秋の秘密基地キャンプより

          竹でパイプを作って、 吸う‥ではなくて、吐くのが 好きな次男。 フーって吐くと、 竹筒に入れた炭が赤くなる。 そんで、パイプをひっくり返して コンコン叩く。 真面目な顔してやってるのが笑える。 子どものかんがえる遊びって面白い。 かまばの森の原点は、 我が子に伸び伸び育つ環境を与えたかったから。 いつのまにか広まって、 幸せにしたい子どもたちがどんどん 増えてるのが嬉しい。 最近は我が子たちはそれぞれの場所でやりたいことをして、我が子なしで私が勝手に楽しんでる活動も

          竹筒パイプ遊び〜幸せにしたい子どもがどんどん増えてる幸せ〜秋の秘密基地キャンプより

          「失敗は成功の基」の事例〜自然遊びにはそのための材料が無限にあった

          先週、末次克洋さん講師の、地区の防災講座を受けた親子が、今日の放課後ひろばでさっそく復習されていました。 この子、1学期の間に放課後ひろばで山に秘密基地を作っていました。 ブルーシートで屋根を張ろうとして、何度も自分なりに試行錯誤した体験があったからこそ、 これほどまで意欲を持って学べたんだと思います。 次もう一回やったら、ロープワークも完璧かな😍 失敗は成功の基。 あーでもないこーでもない、と試行錯誤する過程はそのまま成功の「基」‥土台作りになりますね。 自然の中で

          「失敗は成功の基」の事例〜自然遊びにはそのための材料が無限にあった

          遊びと学びの相互関係

          災害にも役立つ知恵が身につくアウトドア 今日はブッシュクラフトインストラクターとしてのお仕事。すえなみブッシュクラフトスクールin長野さんの、お手伝い。 今日は防災の日の翌日でしたが、 防災の自助に役立つブッシュクラフトの知恵を、実践を交えて1日学ぶ、という親子防災講座。 ブッシュクラフトとは、多くの道具を使わずに、できるだけ森の恵みを活かし、目の前にあるもので工夫しながら、野外で過ごす(←焚き火したり野営したり)知恵のことです。 そもそもアウトドアって、遊んでるだけ