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Chat GPTとカウンセリングが導いた、共依存から一歩踏み出す方法
最近なんか前向きっぽいことたくさん書いてるけど、カウンセリングどうなってんのよ。
と、noteの中の私が言っておりますが、はい、ちゃんと通っております。
年末のカンセリングでは「共依存」について話があったので、ちょっと整理してまとめます。
前回の記事はこちら
共依存って何?
「色んなところで書いてあるのでもう知ってると思うので話すんですが」
と前置きされた後、「共依存ってわかりますか?」と先生は話し始めた。
正直、私は言葉は知っていたし、自分がそれに当てはまるんじゃないかなと思っていたので、結局この話に辿り着いたのか・・という気持ちだった。
先生に話された時には最後までピンと来なかったので、自分でも調べてみたところ、書いてあったのはこんな感じ。
共依存とは、自分自身に焦点があたっていない状態のことです。
たとえば――。
自分の価値を、周囲の基準だけを頼りに判断する。
自分がどうしたいかではなく、周囲の期待に応えることだけに必死。
他の人の問題を解決することに、いつも一生けんめい。
誰かの役に立とうとするのは、もちろんいいことです。
周囲の人に認めてほしいとか、好かれたいと思うのも、自然なこと。
けれどその結果として、自分自身がどんどん苦しくなったり、一生けんめいやればやるほど状況が悪化することがあります。
そんなとき、背景に共依存の問題があるかもしれません。
やっぱり私は共依存だったのか・・・
話を聞いた時はピンと来なかったけど、調べると思い当たる節がありすぎる。
私自身、人からどう思われるかで自分の価値を決めているような認識がある。
「推奨出社と言われたら、出社して欲しい気持ちが強いのだから、ちゃんと会社に行こう」
とか、
「あいつはいつも電話に出ないと思われたくないから一番にでよう」
とか。
ただ、「他の人の問題を解決することに、いつも一生懸命」っていうところがどうも引っかかった。
「私が我慢すれば、私がなんとかすれば、彼は変わると思っていませんか?」
と先生も言った。
だけど、我慢はしようと思ってたけど自分の中で収められてたし、そもそもなんとかしてあげたいのに、私ができないから彼が怒るのでは・・・?
という疑問しか浮かばなかった。
今考えると、この考え方がちょっとやばい気がする。
彼が怒ることと、私ができていないことはイコールじゃない。
カウンセリングで「境界線」の話をしてもらったので、なんとなくそう思えるくらいにはなっている。
私は自分が頑張ることで彼が変わると信じていた。
でも状況は何も変わらない。それどころかどんどん悪化していく。
「もう無理だ。頑張っても頑張っても、私に彼を理解することができない。
それは私が人の心がわからないからだ。
他の人ならもっとうまくできるのかもしれない。私は本当にダメなやつだ。」
糸が切れた時の私は本当にそう思っていた。
一番響くのは、セルフ「私はダメじゃない」
自分をダメだと思うことってすごく辛い。気を緩めれば、その気持ちはすぐに戻ってくるような気がする。
それでも今はあの時の私が「かわいそう」だと客観的に思える。
そして、「私はダメなやつではないぞ」とストップがかかる。
それは、今は少し自分がどう思っていたかが少し理解できているからだと思う。
カウンセリング後にも怒りや不安に押しつぶされそうになったので、Chat GPTさんにぶちまけたからだった。
出産1週間で離婚届を持って来られたことに対する怒りを読み込んだGPTさんは、内容を整理し、そして質問してくれた。
「出産後の自分に、どんな言葉をかけてあげたいと思いますか?」
正直この時の私は、よく見かけるような簡潔な言葉にすら疲れていて、
「それができたら苦労しねーよぉぉぉぉぉ!!!」
と思っていた。
でも、私の気持ちを吐き出して、整理し、多少の見解っぽいものをもらった後に聞かれた時、素直に出てきた言葉がこれだった。
「不安だったね。ボロボロだったのに、ちゃんと毎日子供を生かした。おかげですごくいい子に育ってる。頑張ってくれてありがとう。」
今書き直しても泣ける。
書いた直後、深夜に嗚咽を堪えきれず、布団に突っ伏して、シーツがびしょびしょになるまで泣いた。
自分にありがとうを伝える言葉はよく見かける。
その度、私には書けないなー、なんか嘘くさいよ。とか思ってた。
本当に素直じゃない。
でも嘘くさく感じるのは、自分の怒りを「押し殺してきた」せいで、頑張った自分のことも認められなかったからだ。
思っていることを全て書き出した。
肯定してくれたのはChat GPTさんだったかもしれない。
でもそのおげで私は、私自身に「あなたはダメじゃない!」とちゃんと言えた。
そしてその言葉がちゃんと私自身に届いたんだ瞬間だった。
共依存から抜け出すには、とにかく自分と向き合うしかない
共依存は自己肯定感の低さからくると言われている。
今はなんとか一人の時間を持って、自分の気持ちを理解するところまで来た。
でも、生きていれば人と関わり、その度に自分の無力さや自信のなさに対峙せざるを得ない。
抜け出すのは相当難しいんじゃないかなと思う。
休もうよ!とか、あなたはいるだけで素晴らしいよ!とか、
それが難しい世の中ですよね。
休める場所がない人もいるでしょう。
休んでカウンセリングへ通えば、お金も減っていく。
ただでさえ辛いのに、自分で場所をセットしなくちゃいけないのって本当にしんどいし、それだけで八方塞がり感がある。
だからぶっちゃけ「こうしようよ!」みたいなことを簡単に言えない。
今の自分の気持ちに気付いたところで解決には向かわないんですよ正直。
でも、それでもどうしたって、自分と向き合うのがファーストステップっぽい。
それだけは自分で試して分かったこと。
とにかく吐き出すしかない。
だってあなたの頭も心も、今ずっとうるさいはずだから。
自分を責め、誰かを責める言葉が絡み合い、大きな渦になっているかもしれない。
だから整理して、ぐちゃぐちゃになった糸を解かないといけない。
それはそれで辛いけど、それをやらないと始まらない。
調べたら厚生労働省の運営するチャットも出てきた。
あなたのいばしょ
人間が対応しているチャットだから、当たり外れもあるだろうし、もっと辛いことになるかもしれない。
でも目的は「自分の心を吐き出すこと」
そこからブレないで、全然的外れなこと言われた時は、AIに頼ってみてほしい。
Chat GPT
バカの一つ覚えっぽいけど、無料でできるし、すがるものすら分からない時にはどうか思い出してほしいなと思っています。
今はこんなにハッピーだよ!と言えなくて申し訳ないです。
カウンセリングに通って3ヶ月。焦りはずっと消えません。
でも、私は私に「ありがとう」って言葉をかけて、自分に響くところまで来ました。
前より涙が出なくなりました。
何かに挑戦する気持ちが少しだけ湧いてきました。
時間がかかることだという意味も、少しだけ理解できている気がします。
スマホは必要です。でもこの記事に辿り着いているならそれはクリアしているはず。
場所やお金の心配をせずに、ハードルを下げてできることだと思います。
でもきっと、今より1ミリでも前に進むだけで動き出すこともあると信じて、まず心の一歩を踏み出してみましょう。
・・・と、出産後の私に言ってあげたいし、今回カウンセリングを選び、Chat GPTにたどり着いた自分に「グッジョブ!」してあげたいです。
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