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愛の究極奥義
世界の秘境に足を踏み入れたい冒険家や、失われた財宝を探し出したいトレジャーハンターが主人公の物語は数多くありますよね。
その主人公には必ずと言っていいほど、保守的なガールフレンドや奥さんがいます。
そして、これまた必ずと言っていいほど主人公が一度、冒険や宝探しから引退をして平穏な暮らしをしている場面から始まります。
ガールフレンドや奥さんが、暴れ馬のような主人公をなんとか説得して平穏無事な生活を手に入れたわけですね。
自分の大切な人が、命の危険があることをし続けるのは耐えられませんよね。
ある日、主人公に聞きます。
「今の生活、楽しい?」
主人公は嘘をつきます。
「楽しいよ。」
主人公の心ここにあらずな雰囲気は、完全にバレています。
再び、大きな危険へと飛び込んでいく主人公を送り出すわけです。
1つの「あるある」ですよね。
恋人関係や夫婦関係を長続きさせるうえで、「あるある」は最強。
現実の世界では、自分の本当の気持ちを相手が察してくれることは難しいです。
なので、今の生活には心のどこかで我慢をしていると表現すればいいと思います。
かと言って、相手に気付いて欲しい、気付かない相手が悪いというような態度は良くありませんよね。
そういう態度に対しての勘は何故だか鋭く、お互い少しだけ居心地が悪い感じになってしまいます。
物語のように相手は察してくれない。
だから、話して伝える。
ものすごく単純な方法ですけれど、結局はこれが出来ないから関係が悪化してしまうと思います。
話して伝えることが、究極にして最後の手段なので、そこで分かり合えなかったら関係は終わりでしょう。
終わりにしない為に、伝えられた側は相手を尊重する。
自分が譲れる、限界ギリギリのところまで相手を尊重する。思いやる。
物語の中で主人公を送り出すガールフレンドや奥さん。
保守的な立場からは本当にギリギリの選択で、最終的には相手を尊重し、信じています。
そうすることで、主人公に「帰る場所」ができる。
あなたを信じて、必ず戻って来る。
これも現実の世界では、相当に難しいことだと思います。
シンプルであるが故におろそかになってしまいます。
頭で解って行動できずパターンですね。
お互いに話して伝えて、尊重し合う。
愛の究極奥義を「冒険モノあるある」から発掘してみました。