属性:『メガネ萌え』
こんにちは、ぷるるです。
今日は私の恥ずかしいヒミツを一つ、皆様にお伝えしたいと思います。
それは私が・・・
属性:『メガネ萌え』であること!!
老若男女問わず、メガネをかけている人がとてもカッコよく、または超キュートに見えちゃう属性を持っているのであります。
でも私は5年前まで、視力が両目とも1.5ありまして、長い間メガネとは無縁の人生でした。
しかし今ではすっかり落ちてしまい、読む時書く時スマホを使う時にはめがねが欠かせません。
そう、私は年齢を重ねたことにより・・・
自分自身が萌え存在になれたのです!
人生って、本当に良きせぬ時にプレゼントをくれますね。
今は毎日、ほんと〜に幸せです。
いつからメガネに萌えていたか・・・それは物心ついてからずっとです。
もしかしてメガネ萌えを抱えて生まれてきたのかもしれません。
『萌え』がそんなに壮大なものかどうかの疑問は残りますが。
ただ、いかんせん私は視力が良かった。もちろんとてもありがたい事です。
けど、めがね推しゆえに自分もかけたかったんですよね。
やがて小学校高学年になり、私は「伊達メガネ」の存在を知りました。
そう、天はあらゆる人に『めがねへの道』を開いていたのです。
どんなにうれしかったことでしょう!
当然私はお小遣いを貯め、おしゃれな伊達メガネを買おうとしました。
雑貨屋に、安い伊達メガネがいっぱい出始めた頃でした。
しかし、この時再び悲劇が起きた。
メガネが全く似合わないという、悲劇が・・・
ところでメガネは美醜と関係なく、3種類に人を分けます。
①魅力がアップする人
②あってもなくても同じ人
③残念な感じになる人
私は明らかに③でした。正直テンションが落ちましたよね。
どうしてより可愛くなりたい思春期に、よりぶーになる道を選ぶのか。
それに「ニセモノ感」も気になりました。
本物の天ぷらと、食品サンプル天ぷらの関係と言えば伝わるでしょうか。
どれだけ精巧であっても、本来の機能は備わっていない。
でも私は食べられる天ぷらを求めているわけで・・・
何の話でしたっけ?
とにかくそんな葛藤もあり、私はメガネを断念したのです。
でも、めがねに対する情熱は消えませんでした。代わりにこの気持ちは、メガネをかけこなしている人に向けられることとなったのです。
私はメガネ本体より、メガネにまつわる仕草が好きな派。
かける、外す、上げる、拭く、洗う・・・どれも魅力的。
所ジョージさんがよくやる、おでこに乗っけちゃうやつもいいですね。
それから、メガネをずらして遠くを見るやつ!その時に目を細めたら最高です。
コンタクトを外してメガネにした途端、君の魅力は3割上がる。
私は密かに周りのメガネ人を、そのような目で見ていたのであります。
そして、
「ああ、私もあの仕草をやってみたい!」
と、胸を震わせていたのでした。
まさかただ年を経るだけで、何も努力していないのに
勝手に夢が叶うなんて!!
正直びっくりです。加齢にも喜ばしい点があるんですね。
こうして、萌え属性を満たす幸せを享受している私ですが、一つ難点があります。
それは、久しぶりに会う人から勝手に同情されること。
「ぷるるも、めがねかけるようになったかあ〜(涙)」
その声には年月を経たことへの寂しさが、若さを失ったことの悲しみが混じっています。もちろんそれは私にもある。
ただ、それ以上に内心ではこう思いますよね。
そう、これさ『マイめがね』なのよぉ〜!!!
幸せなのよぉ〜!!!!
でも決して口には出しません。だって・・・
誰も私の属性、知らないから!!
メガネについては、語り出したら止まらなくなるんですよね。
我ながら、その熱量がちょっとキモ(以下自粛)。
よって胸に秘めて今日まで生きてきました。
社会人として、他人様を怖がらせるのは避けたいものですから。
でもここはnote。
誰もが心の宝箱を開けて良い場所。
よって初めてシェアさせていただいた次第です。
ところでこの幸せは、似合うメガネと出会えたおかげもありました。
3本目にしてようやく、真実の愛に出会えた私。
めがねって、色や形だけでなくフレーム幅や角度、丸みなどのちょーっとした違いで、全然印象が変わるんですね。
探し始めて、そのことにとても驚きました。
一見同じに見えるのに、かけるとたった数ミリの差が出るなんて!
ハリネズミくんもびっくりの繊細さです。
高品質やハイセンスだから似合うとは限らないし、量をそろえたお店だから見つかるとも限らない。
めがねの森は、実に奥が深かった。
あー、本当に萌えますね!!!
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