レインボー/愛を思い出す時間
Sugar Ray - Rainbow
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帰国中、時間が経つにつれて右の肩が痛くなった。どんどん酷くなり、その痛みは首と腕のほうまで広がっていった。いちばん酷いときは夜痛みで眠れないくらいだった。
それが何かの病気、とかの心配はしなかった。もともと右側の歪みが酷く、それがヨガを始めてから少しずつ改善してきていた。だから今回も歪みの調整が入っているんだと思っていたから。
それにしても痛みが酷い。だから整体に行ったり、自分でもYouTubeを見ながらエクササイズしたり。チャネリングや受けたセッションで聞くとやっぱり『調整』らしい。冷えると痛みが酷くなるのがわかってからはカイロを患部に貼ってた。
寒い日本から暑いバリに戻ったら痛みは激減した。やっぱり冷えが痛みを酷く感じさせていただけだった。でもまだ痛みは微妙にある。『調整』は今も続いてるみたいだ。
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わたしが信じている『絶対的な法則』というものがある。これは知識で得たものではなく、自分で経験したことから実感として感じているもの。
昔まだスピリチュアルなことには縁がなく、せいぜい風水を少しかじったくらいの頃。時々氣分が落ち込むことがあった。何か原因があるわけでもなく、氣持ちがズーンと重くなる。
何でだろうと思っていると、そのうち嬉しいことが起こってくることに氣がついた。それはうちの夫に臨時収入があったり、友達からお誘いがあって楽しい時間が過ごせたりっていうもの。
そういうのが何回か続くと、「あ、今なんか落ち込んでるな」と思うと、「これから何か良いことが起こるんだな」って考えるようになった。そう思うとその落ち込んでる時間をなんとかやり過ごして、これから来る良いことに目を向けるようになる。
これは病氣でも何にでも言えることだけれど、物事は良くなる前に一度悪くなる必要がある。良くなる前に膿出しや調整の期間が必要なの。
それはその膿出しが大きければ大きいほど後から来る『良いこと』も大きい。だからその期間をどうにかしてやり過ごす。わたしは一番辛かった数年間をただひたすら音楽を聴いて過ごした。この後には絶対わたしの幸せな日々が広がっていると信じて。
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昨年暮れにKaloさんが『「せつない」の正体』という記事の中で『「せつなさ」は愛の成分そのもののこと』というようなことを書かれていて。
わたし、『せつない』って言葉を聞くと思い出す曲があって、その記事についオタクなコメントしてしまった。
昔モリッシーにハマる前、シュガーレイというバンドがとても好きでほぼ毎日聴いていた。今思うと彼らの曲には何というか、明るい中に『せつない』成分が多めに含まれているような氣がする。
その中で聴いていると胸が締め付けられるようにキューンとする曲が二つあって、それをわたしは『シュガーレイ2大せつないソング』と呼んでいる。わたしはその『せつなさ』が大好きで。
Kaloさんの記事にコメントしてからというもの、そのうちの一曲、『レインボー』がずっと脳内再生されるようになった。「ああ、この曲のことを書けってことなんだな」と思ったけど、なかなか前のシリーズが終わらずだったので、今やっと書けることが嬉しい。実はずっと音楽記事が書きたかったのよ(笑)
シュガーレイを聴いていた頃の自分はまだ愛とはかけ離れた生活をしていて、いつも自分を卑下していたし、苦しいことが多かった。
当時は苦しくて、早くこの苦しみから抜け出したい、とずっと思っていた。けれど今、後ろを振り返ってみると、あの苦しんだ時間がなければ今のわたしには成り得なかったし、それはわたしに愛を思い出させるかけがえのない時間だったと確信する。
ずっとわたし、音楽を聴くことで愛を思い出そうとしてた。音楽を聴いているときだけは心が満たされ苦しみから逃れられた。シュガーレイからモリッシーへフェーズが変わってもそれは続いていて。というかモリッシーになってから苦しみ度?はさらに深くなったけど(笑)
でもそのうち道は自然と開けてくる。その苦しみに面と向き合わなくても大丈夫なの。いつかは太陽が雨雲を追い払ってくれるから。ただ希望を持って日々のほんの小さな幸せを見つけていくだけでいい。
人は今がどんな状態であっても、いずれ愛を思い出すことができる。わたしはそう思う。
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もうひとつのシュガーレイせつないソング。これは昔を思い出しての『せつない』。歌詞にカルチャークラブとかクラッシュが出てくるのが胸アツ。
RainbowはなぜかSpotifyにないので代わりにこの曲を追加しておきます。
以前書いたシュガーレイの記事:
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