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【小学生が借りた本】「ケータイくんとフジワラさん」他8冊

 小学4年生、小学1年生の子供と私が図書館で借りた本を画像で紹介しています。小学生向けの本について知りたい方、ぜひご覧ください。次の1冊探しの参考になれば嬉しいです。


 今回の選書の中のおすすめ本の紹介と、各本のamazonリンクを画像の下につけています。よろしければそちらもどうぞ。

 児童書「ケータイくんとフジワラさん」は、妻を亡くしたばかりのフジワラさんというおじいさんに買われたケータイくんが主人公のお話です。

 市川宣子さんは、「ケイゾウさんは四月がきらいです」などが有名な児童文学の作家さんです。日々の営みの中の人々や生き物の素敵なシーンを切り取る素晴らしい文章を書かれます。

 今回は、妻を亡くしたばかりのおじいさんが主人公であり、子供向けとしてはわりと地味なお話です。しかし、ケータイくんや手作りストラップのりこじい、そしてフジワラさんの家のざぶとんやちゃぶ台のお喋りでお話が進むことで、子供にも面白く感じられるお話となっています。


 一人で住むおじいさんの暮らしは、ほとんどの子供にとって全く未知のものではないかと思います。この本ではおじいさんの楽しみや寂しさなどが丁寧に描かれていて、人生の先輩の生き方を少しだけ垣間見ることができます。

 未就学の子や小学校低学年の子には、読み聞かせの形をおすすめします。あまりなじみのないテーマのお話かと思いますが、ぜひ手に取ってみてください。


 絵本「トリケラトプスとテリジノサウルス」は、ビッグホーンとリトルホーンのトリケラトプスの親子が、子供を連れたテリジノサウルスのおかあさんに出会うお話です。

 恐竜好きの子なら一度は通る絵本シリーズ「恐竜だいぼうけん」の1冊です。テリジノサウルスは、手からのびる長い3本の爪が特徴の恐竜です。先日の「ダーウィンが来た!」テリジノサウルス回を観た下の子が、「あの恐竜が出てる」と選んでいました。


 作者の黒川みつひろさんは、様々な恐竜をシリーズで取り上げてくれていて、恐竜好きの下の子は幼稚園の頃から大変お世話になっています。
 他のシリーズも読んでみたい方は、下のリンクからどうぞ。


 絵本「ふゆってどんなところなの?」は、冬眠するくまの子供たちが夢の中で冬を満喫するお話です。

 「ノラネコぐんだん」シリーズなどで有名な工藤ノリコさんによるかわいらしい絵本です。工藤さんの絵本は、キャラクターが可愛いのはもちろんですが、いつも食べ物がおいしそうですよね。こちらの絵本でも、大きなマシュマロやプリン、アイスクリームなどが登場します。


 「ノラネコぐんだん」や「ピヨピヨ」シリーズに比べればあまり知られていない絵本かもしれませんが、春が待ち遠しい今の時期にぴったりの絵本だと思います。ぜひ一度読んでみてください。



書籍情報
(画像9冊左から)


絵本


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週に2.3回図書館に行き、面白そうな小学生向けの本を借りています。下のマガジンに、小1と小4の子供と私チョイスで借りた本画像をまとめています。合わせてぜひどうぞ。


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