人を信じたいなら
精神科作業療法士の青年さんです！
臨床で10年のお仕事を経て現在フリーで口パクエアギターで全国ツアーしてます。(無音)
大人になってからひどい目に遭って、人を信じられなくなった人
まだ10代の学生なのに大人が怖くて友達も怖くて誰も信用できない子
今この時代は『人間不信社会』へと変貌を遂げようとしている。
大袈裟なことではなく、事実として
例えばX(旧Twitter)では
親族が亡くなったというデマツイートが拡散されたり、反ワクチン派のよう分からんつぶやき、政治や選挙に関するウソ情報のマウントの取り合い、メディアも文春もテレビもニュースも
いったい何が本当でどれがデマなのか分からなくなった。
子どもには純粋に大人を信じて真っ直ぐに成長してほしい。
大人だってひどい人が居ても優しい人もいることに目を向けてほしい。
障害者に冷たい作業所の職員や、施設で虐待をするスタッフ、みだらな行為ばかりする警察や教師、たしかにうんざりではある。
だけど、分かりやすくなったことがひとつだけある
ウソが増えたことで、ひときわ目立つもの
それは、ひとが起こす行動
以下に解説する。
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こんな記事を書いておきながら
僕自身は人を信じないうえに神や仏も信じない、「なにも信じないひと」である。
信じるということは「すがる」と同じなのだ。
神頼み、方角頼り、風水だより、占いだより
存在しないものへの信仰こそが、希望を与えてくれるというのが世界では共通である。
ファンの言う＂一生ついていきます！！＂
恋人の言う＂絶対に幸せにするから！！＂
浮気した奴の＂もう二度とやんないから＂
マンガ一巻の＂また、後で会おうな＂
友達の言う＂私たちはずっと親友＂
親の言う＂あなたのためを思って＂
すべては根拠のない本当で、結果的にウソになるものだ。
覚えておくといい。
本当のことは、時間が経つにつれてウソに変わる
それがみんなの感じる「裏切られた」の本質である。
ウソになったあの言葉は、本当だったのだ。
じゃあ、いつかウソになるなら信じなければいいのか？
違う、信じるとか信じないとかの次元で考えること自体が必要ない。
すべては『行動』でしか確かめられない。
真実と本当と正解と正しさはすべて違う。
でも信じたい人のこと、ずっと好きでいたい誰かのことをこれからも愛していたいのなら
その人の行動だけを見ればいい。
必要なのは感受性ではなくて、その目で実際に行動を確かめることだ。
青年さんはみんなに本当のことを言わないけれど、それはウソとは限らないし正解とも限らない。
本当かもしれないし、真実かもしれない。
こんなに日々言うことを変えながらたくさんの人から支持されるのは、行動で示しているから
ただ、それだけに過ぎない。
どんな凶悪なウソも、見捨てるような発言も
行動さえみればどちらがウソがなんてすぐに分かる。
今この記事を読みながら頭に思い浮かべた
あなたが信じたい人は誰でしたか？
その人の言葉はウソに変わっていくかもしれない。
だから行動だけみていればいい。
あなたを抱きしめた温かさが本当かどうかは
抱きしめていない時間に詰まっている。
あなたに放った「俺だけは大丈夫、信じていいよ」という言葉は
あなたが大丈夫じゃない時の相手の行動に詰まっている。
なんて簡単なことなんだろう。
こんなウソだらけの世の中になってしまったからこそ、ひときわ目立つようになったあなたにとっての本当は行動なんだ。
言葉に乗せられてはいけない。
感情に流されてはいけない。
涙なんて目から出た水分に過ぎない。
手首から流した血を優しく拭ってくれたとしても、その傷をずっと大切にしてくれる人だけ信じるんだよ。
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2024.12.14 青年さん
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