ゴルフ腰痛の改善・予防のために知っておきたい"3つ"のカラダのこと
【はじめに】
突然ですがゴルファーの皆さん、こんなお悩み抱えていませんか?
●練習、ラウンド後に腰の痛みが気になる…
●スイング時に腰周りに張りや違和感がありプレーに集中できない…
●腰痛が再発するのが怖くて思いっきりスイングが出来ない… etc
本来趣味や娯楽の一環として楽しいはずのゴルフ。
痛みがあると気になって純粋に楽しめなかったり、精神的にもストレスになりますよね。。
「この痛みとずっと付き合っていかないといけないのか…?」
と不安な気持ちになる方もいらっしゃると思います。
とある研究によると、腰の障害に占める割合はプロ選手で63%、アマチュアで36%とゴルフ関連の障害の中で最も多いと言われています。
状態が悪化すれば、座る・歩くなどの日常生活動作にも支障が出る可能性もあります。
もしそうなったらゴルフどころではなく、仕事や家族、その他プライベートにも悪影響が及んでしまうかもしれません。
そのような辛い思いをする方々を少しでも減らすためにも、本記事が"腰痛改善のヒント"になればと考えています。
【本題に入る前に・・・】
「こいつ誰だ?」と感じた方もいると思いますので、少しばかり自己紹介させてください!
こんにちは、パーソナルトレーナーの「松村史也」と申します!
現在トレーナー歴11年(独立6年目)で都内近郊(東京、千葉、埼玉)を中心にスポーツクラブや出張・オンラインサービスを中心にフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中です。
またTPI(ゴルファーの指導に特化した専門資格)を保持し、ゴルファー専門スポーツクリニック「サーフゴルファーズ碑文谷(スイング碑文谷2階)」にてフィジカルトレーナーとしても従事しています。
※詳しいプロフィールはこちら➡(https://www.ptfmatsumura.com/)
直近では「アナトミーカレッジ」という購読者500名を超える有料マガジンにて"ゴルフの飛距離アップ"に関する記事を執筆させて頂きました。
その時の記事はこちら➡(https://note.com/ptfmatsumura/n/nf0b8f0490a3d)
【オススメの方】
・ゴルフ腰痛の改善、予防、再発防止したい方
・腰痛持ちゴルファーの技術指導をされている方
・腰や身体に負担が少ないゴルフをするコツを知りたい方
【本記事について】
あらかじめ断りをいれておきますが本記事では、腰痛改善・予防に対する具体的なセルフケアやエクササイズについては触れていません。
「え、じゃあこの記事読んで何の得があるの。。?」
そんな風に感じる方もいらっしゃると思います。
もちろんこれには理由があり、それは多くの方が
"方法論(やり方)"
ばかりにフォーカスがあたってしまっているのではないか?と感じているからです。
腰痛改善・予防に対するセルフケアやエクササイズを知りたければ、わざわざこの記事を有料で読まなくても、各SNSですぐに検索すればごまんと(しかも無料で)情報を得ることができます。
そのため方法論を紹介するのであれば改めて記事にする意義はありません。
「やり方」を知ったとしても、意図を理解し実践が出来なければ効果が薄れてしまいせっかくの努力も水の泡になってしまうだけでなく、最悪の場合、逆効果になる可能性もあります。
そこで今回はゴルフの中で最も多い障害の1つである腰痛の原因や改善・予防に対する「考え方」を運動学的(身体の使い方や動き方)な視点で解説していきます。
日頃からすでに腰痛改善・予防に対するセルフケアやエクササイズに取り組んでいる方にとっては、それらのクオリティを上げる汎用性のあるお役に立てる記事になってくるかと思います。
少し前置きが少し長くなってしまいましたが、本記事が少しでも皆さんのより良いゴルフライフのきっかけになることを願っています。
それでは早速解説していきたいと思います!
【腰痛の主な種類】
まず初めに腰痛にはどのような種類があるのか解説していきます。
大きくは下記の4パターンに分類されます。
①屈曲型腰痛
➡主に腰部の「前屈動作」によって痛みが生じる
②伸展型腰痛
➡主に腰部の「後屈動作」によって痛みが生じる
③回旋・側屈型腰痛
➡主に腰部の「回旋・側屈動作」によって痛みが生じる
【ゴルフ腰痛の主な原因】
腰痛は腰部に対して何らかのメカニカル(機械的な)ストレスが加わることで発生します。
簡単に言うと、(瞬間的もしくは持続的に)腰の筋肉や組織に負担がかかるということです。
輪ゴムもある一定以上の力で引っ張る、引っ張り続けるという負荷を与えてしまうと切れてしまうのと一緒で、身体も故障してしまいます。
ではなぜこのような現象が起こってしまうのでしょうか?
細かな要因はあるものの、主にゴルフにおいては下記が関係しているケースが非常に多いです。
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