#2 コーチングマネジメント
コーチングマネジメント
〜人と組織のハイパフォーマンスをつくる〜
理学療法士の中でも、特に地域で関わっている方は特にマネジメントに悩みや難しさを感じているのではないかと思います。
僕もその1人で、本人や家族を尊重しつつもより良い道へ一緒に歩めるか、毎日の悩みの種です。
その中でAmazonオーディブルでですが、この著書を手に取りました。
【before】
なぜ読もうと思ったのか?
どういうプレセスや思考、計画で対象者を導くと良いのかを知りたかった。
【after】
何を学び、気づいたか?
①対象者の能力を最大限に引き出す
・色々な角度から質問をし、答える過程で対象者に気付きを与える、思考を整理させる
・質問は状況に応じてWhy.How.Whenを使い分ける(Whyは相手を萎縮させやすい)
②リマインドしてくれる存在でいる
③コーチングフロー(現状の共有、理想の共有、現状と理想のギャップを整理する、行動を整理する、フィードバックする)
④コーチングが必要な領域(重要かつ緊急性が低い課題)がある
【TO DO】
どう行動していくか?
①利用者さんはコーチングの対象か考える
目標・目的、性格を整理し、必要な距離感・関わり方をする
→相手の能力を引き出すのか、提案・リードするのか、、、
②HowやWhenを意識して、自分で考えるきっかけをもつように質問する
③コーチングが必要な場合は聞き手に専念する
もうすでに実行できている部分も多々あったが、質問のクオリティは低かったと実感しました。
コーチングには不適応な方もいる事は意外でした。
整理して考えると、感情的思考-論理的思考、意欲高い-低いの4象限でみれば論理的思考かつ意欲高い人は自律傾向(でも適応?)だし、感情的思考かつ意欲高い人は適応かと。
論理的思考かつ意欲低い人はやや適応だが提案や誘導も一部必要…?
感情的思考かつ意欲低い人はコーチングというより、ロングスパンで語り合い寄り添う!
そんな印象を持ちました。
一概には言えないし、違うかもしれませんが一つ仮説を持って関わることも整理の一つかと。
本書の中に、『コーチにはまた別のコーチがついている』と言っていました。
常に自分を多角的・客観的に見ていく重要性も感じました。
高齢者は特に新しい価値観を受け入れ・理解し難い傾向にあるので、その方の価値観・能力を最大限に引き出すスキルは大事ですね!
まだまだこの分野は深める必要がありそうです!
読んでくださり、ありがとうございました!
是非本書も読んでみてください^ ^
Amazonオーディブルだとながら聴きが出来るので忙しい人にはオススメです!