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公認心理師試験対策1 第一回試験より〜サイコロジカル・ファーストエイド

対策1回目は、記念すべき第一回試験の1問目及び124問目に登場したサイコロジカル・ファーストエイド(Psychological first aid ;PFA)についてを話していきたいと思います。

試験対策としながらも、既に資格取得済みの方や、心理の専門職以外の方にも有益な情報となるよう工夫して取り組んでいきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

サイコロジカル・ファーストエイドという概念は、災害や事故、テロなど危機的な状況下において行われる支援です。

これは、必ずしも専門家が行わなければならないというわけではないというのがポイントです。

対象となる人は、直前に危機的状況に遭われた方々です。その中でも、緊急に専門的な支援が必要な方々については、専門家に繋ぐ必要があります。

WHO版マニュアルにその支援の方法について記載されています。


・危機的な状況下ですので、話しを聞いたりし、まずは安心してもらうよう手助けをします。

・基本的な、情報や食料などのニーズを満たす手助けをします。

・その後の、社会的支援を得るための手助けをします。

このような、生きる上での基本的なことを確保してあげるような立ち回りが必要とされるため、無理やり話を聞き出そうとすることは避けるべきでしょう。


日本は地震の多い島国です。PFAは非常に大切で、支援者として被災地支援の現場では常に念頭において行動すべきものだと思います。

このコロナ 禍においても、PFAは非常に大切な考え方です。仕事を失ってしまった方や、デマや風評被害で生きることが困難になった方々への安心と具体的な支援の提示。専門家はもちろんのこと、身近な方々がPFAを行い生きる希望を感じてもらい、その後再び自分の力で自分を助けていけるように促します。

なので、この世の中の状況を踏まえて再び出題される可能性が高いのでは……?と予想していますが、どうでしょう。

この後は、実験的に、初の有料内容です!

その内容は

①サイコロジカルファーストエイドのまとめ

②サイコロジカルファーストエイドに関連するレジリエンスについて

③心理的デブリーフィングとの違いについて

付録として、見出し写真に載せている第一回公認心理師試験キーワード一覧をお付けします。試験勉強の参考にご活用ください。難という箇所は個人的に試験を受けた際に難しいと感じた箇所や、面白いと感じた箇所です。

では、引き続きお付き合い頂く方々はよろしくお願いします。ここでブラウザバックされる方は次の記事でまたお会いしましょう!

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