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職場での精神疾患に関して
私が今まで勤務した職場でスタッフの精神疾患に関して寛大というか、こんなのでいいのか?という思いがおこることがよくあった。
〇〇さん、〇〇先生が精神疾患であるということがあっても、なぜかタブー視してしまう。
院内外で治療をしているならいい。が、明らかに疾患なのに未治療というのは非常に困る。その人が法人内で何らかの力を持っていたり、怒らせたら何をするかわからないレベルの人だと何もできない。
こんなケースがあった。
双極性障害を持っている人で「やり手」なので上り詰めて役員クラスでいる。この人は初対面で自分の自己紹介を延々とする。この時点で「あれ?」と感じる。常にテンションが高かった。もちろん治療はしていない。本人の病識はわからない。
ある院内の会議でいきなりミスをした人を罵倒しながら追い詰める。こんなことが何度もあった。罵倒された側が「病気なのでしょうがない」と思っても何度もそんなことをされるのでメンタルにダメージを受けてしまい「うつ病」や「適応障害」で休むことになる。こんなのやられた方にはたまらない。どんどん「犠牲者」が増えていった。
さらには患者様にも自分が権限のある病棟でやや長期になった患者様のご家族に退院を迫る「次の行き場は決まっているのか!」と喚く。いわれた側が預かってもらっている「負い目」があるので従うしかない。そして何度も「行き場は決まりましたか?」と迫られる。そしてご家族も参ってしまう。
で、うつ状態になると自分の部屋(役職の1人部屋)にこもって1日中泣いているか寝ている。
明らかに双極性障害なのだが誰も何もいえない。
うつ状態でもその人の仕事を誰かがかわらないといけないし、躁状態だと何が起こるかわからないのだ。正直、迷惑な話である。
こういったスタッフのメンタルチェックをもっといいやすいような職場環境なくてはならない。でも、「あの人は双極性障害なのでしょうがない」ということを通さずに治療に繋ぐべきだろう。