唾液をいっぱい出して健康に!?
今日の画像は、いきなり酸っぱそうな梅干しです!
梅干しを見ただけで、唾液が口に広がりますよね!?
唾液は消化酵素を含んでいて、口腔内で最初の消化活動を行う重要な液体です。
消化酵素のことは、何度かコラムでも書きましたが、唾液に含まれる糖質を分解するアミラーゼ、そして脂質を分解するリパーゼは、口の中の食べ物を何度も咀嚼することで、唾液そのものをつくっている「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」から分泌されています。
小さいころから親によく言われましたよね?「よく噛んで食べなさい!」と・・・。
よく噛むことで、唾液をたくさん出し、消化酵素の働きで最初の分解が行われるだけでなく、胃や小腸の負担を少なくするため、より柔らかくする効果もあります。
私は人にはよく、「食べるの早いですね!」と言われます。要は、よく噛んでないのです。こんなコラムを書いてるくせに自分は噛んで食べてないというのは、ちょっとなと思いますので、先ほどのお昼ご飯から、意識して噛むように致しました!?(笑)どうしても仕事のこともあり、早食いになりますが、今後改めようかと思います。
唾液には実は、消化酵素だけでなく、抗酸化酵素も含まれています。カタラーゼとかスーパーオキシターゼといわれているものです。
この抗酸化酵素も噛めば噛むほどたくさん分泌されます。この酵素は胃を通過して小腸までいき、腸内で発生する活性酸素を退治してくれる、それはもう健康には欠かせないものです。
活性酸素については4月4日のコラムで詳しく書かせていただきました。ご参照くださいませ。
この唾液ですが、正常な人で1日1ℓ~1.5ℓ作られているそうです。そんなにと思われるかもですが、よく嚙まないと、その唾液も宝の持ち腐れということです。
今日からよく噛んで食べましょうね!あんたが言うなってか!?(笑)