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プロ証券家のCNMです。 証券や上場企業に関連することを扱います。 株価関連はノンポジ発言です。

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最近の記事

金商法で禁止されている不公正取引まとめ(風説の流布、インサイダー取引、ネイキッド・ショート・セリング)

こんにちは、プロ証券家のCNMです。 今回は金融商品取引法で設けられている不公正取引の新規に関する規定を扱います。 概要金融商品取引法では、金融商品の公正な取引や、市場阻害行為の防止を目的として、不公正取引の禁止に関する規定を設けています。 これに違反した場合、刑事罰が課されます。 禁止事項金融商品取引法において「有価証券の取引等に関する規制」として挙げられている事項は、上述の「不正行為の禁止」のほか以下の通りです。 風説の流布、偽計、暴行又は脅迫の禁止 相場操縦

    • 「投資単位の引下げに関する考え方および方針等について」という適時開示情報について

      こんにちは、プロ証券家のCNMです。 今回は題目の通り、「投資単位の引下げに関する考え方および方針等について」という開示について扱います。 概要前段 「投資単位の引下げに関する考え方および方針等について」あるいはこれと同様の適時開示情報は、直近の1ヶ月間だけでも40件以上が開示されています。 一例として、半導体の有名企業であるアドバンテストが、本日6/26の15時に以下の開示を出しています。 投資単位について 上場市場において有価証券は通常、単元株ごとに取引されま

      • ブックオフ従業員による架空買い取り、およびこれに伴う決算発表延期について、今後の株価への影響を考えてみる

        こんにちは、プロ証券家のCNMです。 今回は、昨日ブックオフグループホールディングス株式会社(銘柄コード:9278。以下、「当社」とします。)が公表した適時開示情報「特別調査委員会の設置及び 2024 年5月期決算発表の延期に関するお知らせ」について、株価への影響を考察します。 ※本記事は特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。一個人の考察の域を超えませんので、予めご理解ください。 概要当社開示の趣旨 適時開示情報の冒頭は

        • インフォコム売却による帝人の株価への影響を考えてみる

          こんにちは、プロ証券家のCNMです。 ※プロ投資家ではありません。証券について比較的詳しいという意味です。プロを騙っていますが、騙っているだけで何らの資格も持っていませんのであしからず。 さて、本日こちらの適時開示情報が発表されました。 今回は、こちらの適時開示情報を読みながら、今後の帝人の株価について考えていきます。 ※考えるだけで、投資を勧めるわけではありません。くれぐれもご留意ください。 概要経緯 これまでの経緯をまとめるとこんな感じです。 2024年3月8~

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          5%ルールって?株券等の大量保有の状況等に関する開示制度について詳しく解説・まとめ

          本記事は以下のサイトに移管しました。 こんにちは、プロ証券家のCNMです。 ※プロ投資家ではありません。証券について比較的詳しいという意味です。プロを騙っていますが、騙っているだけで何らの資格も持っていませんのであしからず。 今回扱う内容は、株券等の大量保有の状況等に関する開示制度(通称:5%ルール)についてです。 概要財務局による説明 5%ルールについて、財務局のHPには以下のように記述されています。 概要欄の記述を引用してきたのですが、目的の説明に終始しており、

          5%ルールって?株券等の大量保有の状況等に関する開示制度について詳しく解説・まとめ