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【一般向け】正しく歩きたければ『片足立ち』をチェックが必要 理学療法士
今回は「片足立ち」の重要性やチェックポイント、歩き方との関係性についてまとめていきます。
昨今の運動ブームや健康志向によりウォーキングをする方や仕事でたくさん歩かなければいけいない方が多くいると思います。
その中で「正しく歩けているか」を把握することはなかなか難しいと思います。
さらに、歩いているときに痛みがある方も同様に歩き方に不安を感じている方も多くいるかと思います。
そういった方にお勧めしたいのが「片足立ち」を取ることが出来るかをチェックすることです。
歩きと片足立ちの関係をまとめると、歩きは左右の片足立ちの連続と解釈することもできるため、スムーズに歩行ができる前提条件として捉えることが出来ます。
ただし、片足立ちの動きの要素以外にも歩きに必要な要素は複数あるため、それらのすべてを網羅できるわけではないですが、片足立ちの動きは歩きに置いて、必ず必要な部分であるという解釈をしていただければと思います。
チェックポイント
①10秒間ふらつかずにできる
(支えが必要な方は挙げた脚側の指先で壁に触れる程度で実施)
②太ももを90°程度挙げる
③上半身が前後、左右にブレずに行うことが出来る
④両肩を結ぶラインが床に平行を保つことが出来る
⑤頭とみぞおちが垂直方向に移動することができる
⑥スムーズに片足立ちの姿勢に移行できる
これらがうまくできている場合はスムーズに歩けている確率が高いことや歩きに伴う痛みが出にくいことが考えられます。
片足立ちのエクササイズについて
上記の片足立ちが出来ない方は壁などを触れる程度でフォームを意識してまずは3~5秒程度実施できるよう心掛けると良いと思います。
ステップ①
上記の内容がクリアできている方は両手挙げて頭の上で手を合わせた姿勢で片足立ちを10秒保てるように行います。(イメージはグリコのポーズです)
ステップ②
これもできる場合は500mlのペットボトルに水を入れて、両手に持ち、頭の上で持ちながら片足立ちを行います。
ステップ③
さらに高度な運動としては片足立ちの姿勢で浮かせた側の脚を前後に振り子のように動かす運動を行います。
ステップ④
この際に軸足の骨盤や体幹がブレずに行うことを意識して行うことが良いと思います。
ステップ⑤
これに手を挙げるとさらに強度を高めることが出来ます。
注意事項として、片足立ちで痛みがみられる方はその原因が必ずあるため、それをしっかりと改善したうえで行うことをおすすめいたします。
ご意見ありましたらコメントしていただければと思います。
※この内容は個人の解釈がありますので参考程度にお願いします。