人にイライラしたら・・・
自信を回復させるプロメンタルコーチ の浅田匠です。
他人をコントロールしようとしたら
「私のお客さんでどうしても思い込みがすごい人がいて、言う事聞いてくれない。どうしたらいいのでしょう?
以前、私の所に水商売をされている人が相談にきました。
お客さんとのやり取りでうまくいかず、悩んでいらっしゃいました。
相談者の方をAさん、Aさんのお客さんをBさんとします。
Aさんは、Bさんとのやり取りした内容を私に話してくれました。
どうやらBさんは、お母様を先日亡くされたみたいでした。
自分でも気がつかないうちに精神が不安定になられていたのでしょう。
一通り話したのちに、Aさんは浅田にアドバイスを求めてきました。
「私がしっかり教えた方がいいのでしょうか?」
その表情から、Aさんはイライラして、何かすごく怒っていらっしゃる気がしました。
自分にできること
私はここでAさんにアドバイスしました。
「Bさんの言うことを否定せずに、まずは聞いてあげてください」
Aさんはすごく意外そうな顔をされました。
てっきり「しっかり責任を持って教えてください」と言われるのかなと思っていたのでしょう。
すごく思い込みを持ったり、自分の世界に入っている人に「あなたの考えは間違っています。こうしなさい!」と指摘したところで、反発を招くだけです。
Aさんに対して、Bさんは話を聞いてもらいたかったのだと思います。
おそらくBさんの周りに自分の考えを理解してくれる友人がいなかったと想像できます。
Bさんにとって、Aさんは唯一自分の考えや価値観をわかってくれる人だったのでしょう。
人はコントロールできない
私たち人間は「他人の話を聞くことは大切なこと」と頭では理解していても、知らず知らずのうちに自分の価値観や色眼鏡で見てしまいます。
そして自分の価値観で人を判断しています。
その価値観で人を見た時に、あまりにも自分とは違うものだと人をジャッジしたり、敬遠したりしてしまいます。
相手が意見や求めたり、教わりたいと言ってるなら、しっかり価値観を伝えてもいいでしょう。
しかし求められていないなら、まずは相手の話を聞く、相手の世界を認めることが大切です。
自分と相手は全く違う世界を生きている
このことを受け入れられている状態なら、少しくらい価値観の違う人が現れても、自信を持って広い心で接することができるはずです。
そうすれば、人にイライラすることも少なくなると信じています。
Aさんは浅田のアドバイスを元にBさんに対して接していきました。
その後、Bさんも精神的に落ち着き、問題なく過ごされていると聞いています。
ほんの少しの捉え方次第で、人間関係は良くも悪くもなります。
人間関係のイライラや自信のあるないも、実はほんの些細なことが原因だったりします。
その些細な原因を小さいうちに詰むことが、その後に大きく影響してくるのです。
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