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きっといつまでもLV.1の初心者


 こんばんは。こちら神戸、お昼頃に雷雨が大きな唸り声をあげて通り過ぎて行きました。テンションあがっちゃうよな。岩上魁星です。

 最近は本当に調子が良くって、やりたいことが沢山それはもう沢山溢れ出てくるんです。
 例えば今気になっているのは手漉き和紙。Instagramで流れてきた職人さんの動画がとてもかっこよくって心打たれました。体験でいいからしてみたいな。

 今に始まったことではないのですが、文化というは栄えては廃れ、時代とともに、人と共に移り変わっていくものじゃないですか。それこそ打製石器から磨製石器、蒸気から電気へと、技術革新が起こるたびに文化も大きく変化してきました。

 フィルムカメラに触れて、この文化が廃れていってしまうのは勿体無いととても強く思います。
 いくらデジタルカメラが主流だとしても、結果的にのこる画が変わらないとしても、その写真を撮るという経験はデジタルとフィルムとで大きく変わってきます。枚数の制約だったり、個性豊かなネガフィルムの数々だったり。何度も記事にしてきたように写真には残らない楽しみがフィルムカメラにはあるのです。

 手漉き和紙を体験してみたいと思ったのは、フィルム写真を撮りたいという気持ちと同じだと気づいたんです。
 
 遡ることおよそ200年前、蒸気機関の発明によりモノづくりにおいて工業化の波がやってきました。そこから電気が発明され、今ではAIによりモノづくりには自動化が求められる時代です。職人と機械。作れる量が圧倒的に違うのでこだわらなければ破格の値段で同じような製品を手に入れることができますよね。機械技術が洗練されればされるほど、反比例するように職人の技術が衰退していってしまいます。その行き着く先は、いち文化の消滅です。

 これは極論です。先に言っておきます。でももしそうなる未来が待っているのなら本当に惜しくないですか?目の前で、自分の生きている時代で、そこにあったものがなくなってしまうのって悲しくないですか?
 

 建前を抜きにすればもっと個人的な理由です。その文化が廃れてしまう前に経験したい!
 陶芸もしたい。生け花、宮大工もやってみたい。その製作過程をひと通り身につけたい。サックスも演奏できるようになりたいし、油絵だってまだ挑戦できていない。読めてない名著も沢山あれば、名作と言われるようなB級映画だって何万とある。
 
 本当にお金も足りなければ、時間もなくて、身体も足りない。世の中にはまだまだ知らない楽しみがこれでもかっていうくらいあるのに。

 友人と将来なにになりたいか話したときに、うんうんと唸ってでた答えは“パトロンが欲しい”でした。金銭的援助待ってます。

 大学にとりあえず通いたいな。人類学を専攻したい。人類学の教授と繋がりのある方がいればつないでほしいです。別に大学に行かなくてもいいからフィールドワークに帯同させていただきたい。人類学はいいぞ。まずね、分野としての括りが大きすぎてなんでもできる。人類史もそうだし、社会形成、言語、思想。なんでも人類学でくくれるんやから。

 素敵な出会いがこの先待っていると信じて、僕は今日も知識と経験を身につけていきたいなと思います。

 

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岩上魁星(IwagamiKaisei)
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