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平和ボケのカメラ小僧

「空港ではカメラを出した瞬間に没収→取調室
だから
カメラは絶対カバンから出してはいけないよ!」
何度目かの学生ツアーでの注意事項でした。

軍事利用もしている空港もあるので、
そもそも、空港のような、テロに狙われると危険な場所を
個々人が写真で撮っても
カメラもフィルム(今なら画像も)抜かれずいられることが
私にとっては奇跡だなぁと感じます。。

ところがです。
先日、飛行機の搭乗口付近で、Youtuberが生配信をしてました。
Youtuberは
搭乗予定者が昼寝ができるマッサージチェアも、
クールダウンルームも、子どものプレイルームも、
自撮り棒で歩きながら360度映し出しているのに保安官も目で追うばかり。
配慮の必要な人たちの個人情報、
子どもたちの個人情報、
私にはいろいろ思うところがあります。

事前に空港内部を知っておくと安心かもしれない。
個人の知る権利と配信する個人の自由の行使が
誰かの安心・安全が脅かしているとしたら…
いろいろ難しい線引きにモヤッとします。

そんな時に
苫野一徳先生の「自由の相互承認」
この考え方がいいなぁ、と思います。
一度試聴、ご一読ください。

Noteに投稿している人がいらっしゃいました。
深掘りしたい方はぜひ!
https://note.com/katosatoshi/n/n3cc19778c41e

編集後記。
この記事は7月上旬に起草していたんですが、
その後、日本人がベラルーシで写真を撮っていることに
スパイ疑惑を持たれて
現地で拘束されるニュースが流れました。

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