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成長できない人が陥る納得の理由

 9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね💦 とはいうものの日差しはキツいですが、なんとなく風が涼しくなったような気がします🍂
 この週末ですが、本業が立て込んでいて週末noteを書く時間を確保するのがやっとです😭
 まぁ、なんとか頑張りますw

さて

今回のタイトルと見て「おやっ?」と感じた方おられますでしょうか?
 プ○ジデントや東洋○済のようなビジネス雑誌でよく見かけるタイトル風にしてしまいました! よくこんなタイトルを見ると「なになに?」と思って読んでしまう傾向が(Pro Bono さのでは)よくありますので、ちょっと取り入れてしまいましたw
 今回のnoteは、本業で注意する場面に出会でくわした時に感じたことを書かせていただきます。

今回の週末noteは注意した時に感じたことがテーマです!
ちなみにPro Bonoさのはもう少しスマートですw

■ことの発端

 「Pro Bono さの」は、本業ではそれなりの役職についているため、時には社員に注意することもあります(決して注意されていることをしていないと勝手に思い込んでますがw)。今回、注意することに至った経緯は、職場でパワハラを受けた社員の家族が職場にクレームを言ってきたことが発端です。
 ハラスメントは完全にアウトの場合もありますが、相手がどう感じるかどうかによってハラスメントに該当するといったグレーゾーンも多々あり、特にパワハラに関して言うと、指導の一環のつもりがそれを聞いた人がハラスメントと感じたらハラスメントになる側面もあります。
 このご時世、指導するにもハラスメントととらわれるのを恐れてしまい、指導方法がわからないといった声もよく聞きます。
 指導をせずに職場がダラけてしまい、その結果、成果を挙げられないと、今度は周りから無能な上司というレッテルを貼られてしまい、結局のところ、上司が部下に頼むことができずに自分で仕事をしてしまうことも往々にして起こっています。
 こうした状況はわかっているつもりで、ハラスメントの当事者の事実確認をした上で、その中でアドバイスとして直した方がいいところは直してもらうように言ったつもりでした・・・

しかし!

 伝え方や話も持っていき方も悪かったんだと思いますが、最終的には「事実確認」と言われたので説明しただけなのに、自分の指導能力に問題がある指摘されたと周りには愚痴をこぼしていたみたいです。。。
 非常に残念です・・・
 Pro Bono さのは、VRS(=一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの)時代に人材育成にも取り組んでいたので、できるだけその人の持つ可能性を引き出すことに注力していたつもりなので、当事者の否定をしないように心がけていたつもりなんですが・・・
 まだまだ至らない点がありますね。。。反省します😭

パワハラを認めない人の注意には苦労します💦

■成長できない面々が陥ること

 昨日、VRSさんの「なりわいテーブル」のワークショップと講演会があり、そのお手伝いに行かせていただいたのですが、松村美乃里さん(つなぐば家守舎取締役)のご紹介で講演会の講師としてお越しいただいていた、山﨑淳子さん(つなぐば家守舎)と打合せ時の会話の中で、「人から指摘されると『負けるもんか』と思って、指摘されたことを乗り越えようとしていますね。でも人に言うときはなかなか難しいものがあって、『こうしたらどう?』と言っても受け入れてもらなかったり、それだけならまだいいんですけど、怒ってくる方もおられるので、そう言う人にはいいことしか言えないですね。自分も言われた瞬間はカチンときますが、改めて思い起こすと『なるほど』と思えることも結構あったりするので、そういう指摘をしていただける方がいてくれると自分の成長につながり、ありがたく感じています」と仰っていました。

なりわいテーブル講演会の模様

 今回、注意した人も過去にも同じことをしており、相手が違うだけでやっている内容は全く同じで、他の人の意見を取り入れずに自分が正しいと思い込んでいて、過去の失敗を学習していないなぁと思いました。
 確かに、他の人の意見全てが正しいことはありませんが、その人に指摘することは何かしらできていないところがあるから指摘されるのであって、できていることを敢えてその人に指摘することは余程その人のことを理解していないか、何も考えずに発言しているかのどちらかです。
 そんな少数の人の話はおいといて、自分が指摘されることは大なり小なりできていない側面があると受け止めていかない限り、その人は成長しません。
 たとえ言われた瞬間はカチンときたとしても、山﨑さんのように後で思い起こして指摘されたことを受け入れて、それを乗り越えていくことが成長へとつながるんだと思います。人は知識と経験値で成長しますが、自分が営む生活の中で得られる知識と経験値はたかだか知れています。他の人の知識や経験を聞いてどう自分に生かしていけるかが成長への一歩となります。
 それを拒んでいる限り、その人は成長はできず失敗を繰り返してしまいます。

成長は自分の生活の範囲内で得られる知識や経験値だけでは限界があります

■心理的安全性を確保することが大事!

 人は、自分のことを無知や無能、邪魔、否定的だと思われたくないという心理があります。こうした状況にいると、何かに怯えながら生活をしなければなりません。
 そうなるとトラブルが多くなったり、肝心な報告をしづらい状況になったりします。結果、成果の上がらない、トラブルだらけのチームになってしまい、そのチームに属する人たちは「ダメな人」のレッテルを貼られてしまいます。
 ですので、話しやすい環境を整えるのが大事になってきます。
 そのためには

①人に優しいが結果には厳しい環境を作る
②管理しないで支援する
③寛容であり続ける

「慶応の甲子園優勝は「心理的安全性」で理解できる」(堀川美行作・東洋経済オンライン)より引用

ことが大事です。
 正しいことを言ったとしても、人は他の人の話を8割は聞いていないため、その人の話はほぼ頭の中には入っていません。ですので、話を聞いてもらう環境が必要なのです。
 人が新しい発見やアイデアを生み出す時って、大抵の場合は何かしらのヒントがあります。そのヒントは本や学校、スクールから学ぶだけでなく、仕事や日常生活などあらゆるところにヒントは隠されています。
 つまり、目の前に宝が落ちているのと同じですが、それを活かせられるかどうかは、その人のアンテナの感度の良さなんでしょうね。
 成長できる人とそうでない人の差って、大した差ではなく、気づけるかどうかの差なんだと思います。

心理的安全性のあるチームには、いいアイデアが生まれる基盤があります!

 今回のタイトルのように「納得」していただけましたか?

えっ!納得できない!?

( ̄□||||)カガ゙ガーン!!

次回までにもっと修行を積んできます😭


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