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「選択」と「指定」
12月も中旬となり、街は冬模様になってきて、外はクリスマス一色となってきました🎄
さて、前回のnoteでも書かせていただきましたが、中山美穂さんの葬儀が執り行われ、10年ぶりとなるお子さんとの再会が叶ったそうです
最後の最後で対面できてよかったです
お子さんは12歳だそうですが、10年前に別れてから会えてなかったそうで、久しぶりの再会がこういう形であったのは複雑な気持ちです
胸中複雑な気持ちがあったとは思いますが「会う」という選択をしたわけで、親子の絆とは離れていてもやっぱり切ってもきれないのだなとつくづくと感じました
今回のnoteは「選択」と「指定」について書かせていただきます
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■「選択」と「指定」の違い
最近のGoogle検索ではAIが搭載されるようになったみたいで、「選択と指定」というキーワードを検索すると、次のように検索結果が出ました(AIすごいですね❗️)
・指定:特定の目的のために、多くのものの中から特に選ぶこと。人や時や所、事物などを特定して、それと指して決めることです。行政官庁が法令によって特定の資格を与えるという意味もあります。
・選択:用意されたいくつかの中から適当なもの、適切なものを選び出すことです。一定の立場のもとに不要なものを捨て、必要なもの、正しいものを選び取ることです。
これを検索結果を見ると、「指定」とはある目的のためにあらかじめ決められたものという意味があるのに対して、「選択」はあらかじめ用意されていた複数のモノなどから自分にとって最適なものを選ぶという意味だということなんだと思います
ここで、”Pro Bono さの”は思いました✴️
ここで書かれている「選択」とは、誰かが意図的に並べた選択肢の中からあたかも自分が選んだように思わせるために仕向けられたことではないかと•••
つまり、自分が選んだ気にはなっているけれども、実は選ばされただけなのではないかという疑問が頭をよぎりました🤩
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■選択肢の中から選ぶことが「選択」ではない
なぜこういう発想になったかというと、7月の東京都知事選挙や11月の兵庫県知事選挙で多くの立候補者がいたにも関わらず、結局のところ上位に食い込んだのは前職とインターネットも含めたメディアに多く取り上げられていた人たちだったからです
選挙制度の欠点は、若い世代の投票率が低いや現場で投票することが義務付けられているなどの問題が色々と取り沙汰されていますが、立候補者の中から選ばないといけないという現行制度が原因で、投票率が下降傾向にある面も否めません
当然のことながら、投票する側にとって立候補者の中から選べないとなると、他の用事をさておいて時間をかけて選挙に行くだけの価値がないと思い、投票にも行かなかったという人も相当数いるはずです
話を戻しますが、「選択」という名の元、選択肢を挙げたところで結局のところ、選択する側の意向を満遍なく取り入れた選択肢がどれだけあるのかということです
これは選挙だけのお話だけでなく、人生のあらゆる場面でこういったことが起こり得ることです
例えば、高校大学などの進学する学校を選ぶときが挙げられます
あらかじめ自分の成績に応じた複数の学校が選択肢に入れられていて、その中で自分の行きたいところを選んだってこと、ご経験ありませんか?
実は、それは自分で選んだのではなく、その中にある選択肢から自分が「指定」したということになります
「選択」は自分が進んで何かをしようという強い意志があって選ぶものであるはずで、他から指定された選択肢から仕方なく選ぶものではないはずです
それを「選択」という言葉を使って、あたかも自分で選んだという行為で人を納得させる方法として使われているのです
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■豊かな人生には「指定」ではなく「選択」が大切!
与えられた項目の中にいつも自分にとっての最適な答えが存在しているとは限りません
そういう「選択」をしている限り、うまくいかなかったときの言い訳が、「●●がないから」とか「あの人のせいでうまくいかなかった」などの他責思考に陥りがちで、その結果になった原因を追求することはありません
確かに周りの環境でうまくいかなかったこともあるかもしれませんが、うまく行かなくなる前にそれを回避する方法もあったはずです
今まででも”Pro Bono さの”は「失敗」することは大いに結構と言ってきましたが、同じミスを繰り返すことは否定しています
それは学習能力がないため、同じ失敗を繰り返しているからです
この大きな原因は自分に責任があると思っておらず、他の人や環境の責任にしているから同じ失敗を繰り返すのです
豊かな人生を送ろうと思っているなら、指定された選択肢から選ぶのではなく、指定された以外でも選択肢があると考え、その中で自分にとって一番最適なことは何か、それを選択することが大切であり、その選択をすることで他責思考ではなく自責思考となり、同じ失敗を繰り返すことは少なくなります
自分の人生は自分が主人公であり、その人生というドラマのハッピーエンドに終わるためには何を選択するか、それこそが大切なことなのだと信じています
冒頭に紹介しました、中山美穂さんのご子息が葬儀には参列しなかったものの、最後の対面を選択した、これこそ彼にとっての大切な選択だったのだと思っています
それでは今日はこの辺で👋
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※参考にした文献
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