作品を届ける旅先で、今日も出会うことができた。
11/8の日記。11月も2週目となり、私はご縁あって渋谷ヒカリエに新しくできたシェア型の書店、渋谷〇〇書店さんに出向いていた。今月から新しいチャレンジとして、この書店さんで合計6日間ほど在店させて頂く形となったからだ。アートブックという、沢山の人の想いやパワーが詰まった一冊を届けていく中、グッドタイミングで掴むことができた一つのチャンス。渋谷〇〇書店は、先月にプレオープンしたばかりの新しい店舗。従来の書店とは違って、「シェア型書店」という箇所にオリジナリティがある。店内には棚が沢山あって、それを月額でレンタルすることによって、私たちは棚主となることができる。棚主は選りすぐりの本を販売できるほか、私が今日行なっていたみたいに"店番"として在店することもできる。いわゆる、一日店長というやつだ。店番をしても金銭面の報酬は一切でないけれど、訪れるお客さまとの出会いがあることや、棚主同士の新しい繋がりが生まれることに大きなメリットがあると、私は感じている。このnoteを9月からご覧いただいている方はご存知のように、アートブックを出版させていただいて、「本を届けること」に日々奮闘していた。出版社から本を出したわけではないので、書店で取り扱って頂くためには著者自ら営業をしていく必要がある。だから、この秋は「アートブック、作品をより多くの方へ届けるために、どうしたらいいのかな?何ができるのかな?」と考えながら、毎日webでリサーチしては行動に移していた。そんな矢先に、渋谷〇〇書店がオープンする運びになって、10月に棚主を募集していたものだったから、即決で申し込み。今に至るというわけだった。「地道に毎日続けていれば、運を引き寄せることができるんだ」って改めて感じた瞬間だった。
実際に、書店でお取り扱いが決まって店頭に並ぶことになったとしても、必ずしも売れる保証は何一つない。書店さんがプロモーションをしてくださるわけでもないから、全て著者次第。なかなかのタフネスが求められるけれど、私は今が踏ん張りどきだと感じている。大変なことの方が多いけれど、それでも前向きになって頑張ることができているのは、沢山の人の応援によって生まれたアートブックで、私もありったけの想いと労力をこの一冊に注ぎ込んできた自信作だし、何よりこれまでに本が届いた方々の感想たちが一番の原動力となっているから。出来上がった最高の一冊は、今もまだ段ボールに沢山眠っているから、全て届けきることが目標。そのために、できる事を一つ一つ実践して、どこかで待ち望んでいる方や、ご縁のある方にお届けしていく。そう、私は今、アートブックという作品を一人でも多くの人へ届ける旅に出かけている最中なのだ。
そんな想いを胸に迎えた在店初日は、穏やかで優しいスタッフさん達と終始和やかに仕事を進めることができ、最高の一日だった。本当に有難いことに、もともと置いていた本が減っている状態からスタートしていたのと、今日の在店を通して、新しい方々にアートブックをお迎えして頂くことができた。とっても、とっても嬉しい。直接、お客さまに「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えることができて嬉しい。最近はネット上でのやり取りの方が多かったから。一期一会の出会いの中で、丹精を込めた作品をお迎えしていただけることは、奇跡のようなもの。だから、手にしていただけた方には、より充実した日々を過ごしてもらいたいし、悩める時は読み返すことで、心の支えのきっかけになってもらえたらと。もしそれが実現すれば、著者として、この本を世に送り出すことができた意味があると感じるから。書店に足を運んでいただいた皆さん、私とお話しさせていただいた皆さん、アートブックをお迎えしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
「心が豊かになるって何だろう?」
それは当たり前だと思っていたモノ・コトが
実は当たり前ではなく
感謝の気持ちが自然に滲み出る状態なのかな。
プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」
【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中
◇11/8 お取り扱い店舗様◇
(大阪)
梅田 蔦屋書店
(東京)
銀座 蔦屋書店
胡桃堂喫茶店
中目黒 蔦屋書店
渋谷〇〇書店
(北海道)
江別 蔦屋書店
「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」
東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。
300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、
【写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。
淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。
好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。
2022年のカレンダーもできました!
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