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展示の在廊は、振り返っては学ぶチャンス
12/10の日記。今日は待ちに待った年内最後のグループ展である、100人展の初日。この展示は搬入を私自身で行っていないので、「どこにどんな風に展示されているのか?」ということから、ほんの少しの緊張感と楽しみな気持ちでいっぱいだった。金土日と連日で在廊することから、秋葉原にあるオサレホテルに前入りし、銀座にある会場へ向かった。お天気にも恵まれて、向かう途中の街並みではキレイな銀杏並木が良い感じ。100人展は昨年も別の会場で行われていて、その時は2階・3階とフロアが分かれていた。今回の会場は1階にアーティスト100人の作品達がズラっと並んでいたので、個人的には見やすい展示と感じた。私の作品は会場入って、一番奥にある箇所に展示されていて、ひとまずホッとした気持ち。ちなみに、今回、展示させて頂いている作品は、雨の日に見た金木犀の写真を基にしたアート『Osmanthus Rain』。これまで私の中での金木犀のイメージって、黄色やオレンジのビビッドな暖色系。ただ、2020年とある雨の日に見た金木犀は、しっとりとした寒色系のイメージで。もちろん、肉眼で見るのは全く変わらない色なのだけど、心の目で見て感じた色が大きく違ったのだ。「この印象の変化や、感情がゆるりとグラデーションを描いた模様を作品へ昇華したい〜!!」と内なる衝動がバクバクと湧いて完成した作品を展示中なのだ。
個展のときも、グループ展のときも。私はできるだけ会場に在廊することにしている。なぜなら、作品を通してお客さまと出会い交流でき、フィードバックを頂ける貴重な機会でもあるし、自分自身の作品を振り返っては見つめ直すこともできるから。グループ展であれば、他のアーティストさんの作品と比較することで、次に繋げていける学びもある。何より、アーティスト同士の繋がりも生まれやすいから良い。今回の100人展は特に、売れっ子さんも沢山いるグループ展でもあるので、見て学べることは貪欲に吸収していきたいのだ。例えば、「もっとより良い魅せ方は何ができるかな?」「初見のお客さまは、作品のどこに注目するのだろう?」「グループ展なら、数多くある作品の中で、どういった作品に目が止まるだろう??」といったことを、実際に訪れたお客さまの目線の動きや、作品の写真を撮る・QRコードを読み取るといった一つ一つのアクションから考えてみる。お客様の様子を見ながら、気づいたこと・感じたことをiPhoneのメモで残しておく。在廊終わってからの振り返りに役立つから。
毎回展示をするたびに、「誰も来なかったらどあしよう。。」という不安はあるけれど、今回も作品を観に来てくれた方がいて本当に嬉しかったなぁ。次なるアップデートに向けて、作家さんの作品から学びつつ、年内最後の展示をベストで終えたいね。
いいねしてくださった皆さんのお陰様で、100人展初日を楽しく過ごすことができました!!本当にありがとうございます🥲この土日12/11、12も【13-18時】まで在廊してます🙋♀️#100人展
— プリちゃん🎨心癒す写真のアートと言葉 (@PriusShota) December 10, 2021
会場: Shinwa Auction (株)https://t.co/16AtOAjojQ pic.twitter.com/nlecC9SsoV
プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」
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【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中
◇12/10 お取り扱い店舗様◇
(大阪)
梅田 蔦屋書店
(東京)
銀座 蔦屋書店
胡桃堂喫茶店
中目黒 蔦屋書店
渋谷〇〇書店
(北海道)
江別 蔦屋書店
「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」
東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。
300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、
【写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。
淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。
好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。
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