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相手にマルをつけるように、自分にもマルをつけていい。石川滞在のこと。

プリちゃん | 『どんな毎日も、宝物になる日記』


8/30-9/3の日記。「ついにやってきた！念願の金沢！」、私はとっても心踊っていた。そう福井県を離れて、次なる目的地である石川県・金沢市へやってきたのだった。人生初の北陸。なぜ念願だったのかというと、東茶屋街、兼六園、21世紀美術館と前々から気になっていたスポットが盛りだくさんの都市だったから。私はアーティストであるので、感性が深められそうな場所は特に大好物。それが8月末~9月はじめに実現！想像以上に大きかった金沢駅の鼓門(つづみもん)にビックリして、金沢周遊バスに乗って巡りたいところ全部周って、福井にいた頃から感じていた秋の気配も浴びて。。心の中にまたまた新しい色彩が、自分の人生に追加されていく様子が嬉しくて嬉しくて。そんな充実した金沢滞在。



人生初、金沢の名所を巡って




石川で出会った #虹色スマイル の素敵な人


石川県では、このnoteをきっかけに繋がった「りょうたさん」と初対面。お会いする前から、りょうたさんがnoteに綴る仕事に対する想いや、文章力の高さに惹かれて。「金沢に訪れるとしたら、一度お会いしてみたいな」と、ずっと感じていたのだった。


りょうたさんは、新潟出身・石川在住。障がいがある方の就職に対して、パソコンスキルやビジネスマナーといった働くための必要な知識と、能力を高めていくお手伝いを”就労移行支援”として携わる。

「支援するイメージがあるけれども、自分一人でも生きていけるように、自立してもらうためのサポートが中心です。利用者さんが気づいていなかったできることや可能性に、気づくきっかけを知って自立していけるように。私が何かをしてうまくいったことよりも、”利用者さん自身が”うまくいったと喜ぶ顔を見せてくれることが一番嬉しいですね。」と、りょうたさん。


はじめから福祉の道を希望していたわけではなく、学生時代は野球に明け暮れ、祖父母の期待に応えるために公務員を目指して勉強。でも、大学生の頃に一人で向き合う時間が増えて「このままでいいのかな？」と、違和感を感じ始める。親や周りの期待に応えるまま生きてきたからこそ、自分が何を好きなのか・望んでいるのか全くわからない。。自己分析ができていなかったという。そんな時に、Twitterで現在所属している福祉企業と巡り合い、”「障がい」をなくすしごと。”というメッセージに共感。ご縁があって今に至る。


悩みに悩んだ自己理解が進んだのは、「書くことで自分を知れるかな？」と始めたnoteだった。きっかけは、”弱さを感じながらも、前に進もうとしている”のが伝わる記事に出会えたこと。投稿を続ければ続けるほど、自分のことを深く理解できただけでなく、気づけば毎日更新も900日を突破。

「障がいは当事者だけの問題ではなくて、誰もが当事者になる可能性がある。福祉の世界も、社会からは見えにくい現状。考えや色んな選択肢、福祉があることの良さ。それらを文章を通して届けていきたい。」と、今日も想いを持って執筆するりょうたさんでした。


相手にマルをつけるように、自分にもマルをつけていい。新作『Circles』


念願の金沢を身をもって散策したときに気づいたことが２点。一つ目は、涼しい風が吹いて「秋の始まり」を確かに感じたこと。二つ目は、21世紀美術館の至るところで、◯(マル)の形をよく見かけて印象に残っていたこと。これらが私の中の創作におけるアイデアがポンと舞い降りてきた。作品にはいつも短文のメッセージを添えているのだけど、この新作『Circles』には"相手にマルをつけるみたいに、自分にもマルをつけてあげていい"を一番に持ってきたかった。昔の私はどちらかというとダメ出しばかりしていて、それがとっても辛かった経験があった。反省することは大切。でも、"自分を不必要に傷つけていないかどうか？"を冷静なときにチェックすることも大切。自分の良いところって、あまりにも無意識レベルで自然にできていたりもするから気付けないんだよね。でも、良い面は身近にいる縁する人が一番知ってる。だから自分を責めなくていいし、責めてしまいそうになったとしたら信頼できる人に聞いてみたら教えてくれると思う。世の中はマルだらけ。そんなことを振り返られるような、新作『Circles』が誕生した。







今回の日記はここまで。最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。。！次回は富山滞在のこと。その後は、新潟、長野、山梨、静岡、神奈川、東京と順番に書いてシェアしていきますね。

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