粘り強さでゲン担ぎ『納豆』
多くのプロアスリートの方たちが、エネルギー補給や体調管理を目的として食する『納豆』。その『納豆』には、『粘り強く戦う』という意味合いも含め、勝負メシとして取り入れられている選手もいらっしゃいます。
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も『納豆巻き』を勝負メシとして取り入れ、まだプロ選手になる前の花巻東高校時代から、納豆をお代わりしていたというエピソードがあるくらいです。
ゲン担ぎもアスリートにとって大切なツールです。ただし、『納豆』がアスリートに注目される食品として挙げられるのは、やはり栄養面。原材料である大豆は、『畑の肉』と呼ばれるくらい良質なたんぱく質を含みます。
そこで今回は、『納豆』をテーマに記事を投稿します。
納豆に多く含まれる栄養成分
・たんぱく質
とても良質でお肉と同等レベルのたんぱく質を含みます。
・ビタミンB2
体内でエネルギーを作り出すために必要とされる栄養素。
・ビタミンK
血液の凝固、また骨の形成時に必要とされる栄養素。
期待できる効果
・筋肉量の増加
・骨量の増加
・貧血予防
・ケガの治りを早める など
ほかにも注目すべき点
・大豆イソフラボン
『大豆イソフラボン』は女性ホルモンに似ているため、『植物性女性ホルモン』とも呼ばれています。女性アスリートの身体の機能と体調管理に関わりが深い成分です。
大きく関わるものに、女性ホルモンの『エストロゲン』。
『大豆イソフラボン』は、『エストロゲン』が不足しているときに助け、過剰なときに抑制する作用があります。
・納豆菌
『納豆菌』は、体内の有害細菌の繁殖を防ぎ、健康な身体をつくります。特に腸内で働くため、毎日のコンディションが整います。
最後にお伝えしたいこと
『納豆』は、スポーツで例えると金メダルクラスといえる栄養豊富な食品です。できれば毎日食べていただきたい食品の一つ。
私は、小さい頃『納豆』が嫌いな食べ物でした。「嫌いだから食べない」ではなく、「ちょっとずつでも食べれるように工夫する」。そうやって繰り返すことで克服できました。強い身体を作るためには、食べることもトレーニング。
みなさんの食習慣の手助けとして、これからもお役に立ちたいと思います。