正しい水分摂取で体の内側から元気溢れる身体づくりを
みなさんは一日にどのくらい水を飲めば良いか 意識していますか?
実は水分不足は腸内環境を悪化させ、病原細菌排除能を低下させることが報告されています。
今回は、健康維持のための水との向き合い方についてご紹介します
私たちが一日に必要な飲水量
こちらの図を見たことはありますか?
これは厚生労働省による「食事バランスガイド」です。
左のコマを見ていただくと、主食や副菜、主菜などがコマを回すためのボディとなり、水、お茶がコマの重要な芯の部分になっているのが分かると思います。
私たちの体は成人男性は60%
成人女性は55%が水分でできており、
水なしでは3日も生きることが難しいと言われています。
食品や飲料水中の水分のほとんどは大腸で吸収され、血液やリンパ液、細胞液などの体液となって体中をめぐります。
では、一日にどのくらいの水が必要なのでしょうか。
一日に必要な水の必要量は身体活動レベルにより異なり、
身体活動レベルが低いと、一日2.3~2.5L/日
身体活動レベルが高いと、一日3.3~3.5Ⅼ/日
程度と推定されています
注) 一日に必要な水分量と、飲水量は異なります
その中で、飲料水(飲んで確保する水の量は1.2Lほど必要だとされています。
食べ物にも水分が含まれるため、それらを引いた分、飲んで補給する必要があります。
水を飲むタイミングとしておすすめなのは、
起床時
運動時
入浴時
睡眠前
です。特に起床時は睡眠中に体内の水分が約500㎖程失われると言われています。
ですから、起床時には水分補給をしっかりと行い、水分不足になった身体に適度な水分を与えることが必要です。
注) 一度に大量の水を飲むと、体内のナトリウム濃度が低下し「水中毒」になるおそれがあるため、コップ1杯(150~250mℓ程度)の水をこまめに飲むことを意識してください。
腸活における水分の役割
腸活において、便秘予防のためには適度な水分摂取が欠かせません。
適度な水分は腸を刺激し、排便を促すことから、朝の水分補給は大切な習慣のひとつです。
また、腸内には1000種類以上、100兆個以上の腸内細菌が生息するとされ、免疫機能の7割は腸にあると言われています。
風邪、病気に負けない身体を作るためにも、腸を良好な状態にすることが必要であり、そのためにも適度な水分摂取を心掛けたいです。
このことに関連して、
こちらの研究がとても興味深いので是非ご覧ください。
まとめ
今回は、水分摂取量の目安とそのタイミング、効果などをご紹介しました。
ご自身に合った水分量をこまめに摂るよう心掛けてください。
こちらの記事もおすすめです
自己紹介はこちらから
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?