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【ライターの仕事】1日に集中できる時間は「せいぜい4時間」なのか? 検証。


私が一日の中で集中できる時間は、どれくらいかを考える


先日、

「ライターが集中できる時間は、せいぜい1日に4時間程度だ」

上記のような記述をどこかで見た。ソースは忘れている。

私はいつも本当にだらだら仕事をしてしまい、調べ物ついでにスマホでSNSを開いたが最後、時間が30分ほど溶けている。

そこで。

手元にあるタスクをすべて付箋に書き込んで、それを24時間スケジュールが書ける手帳に貼って仕事を「見える化」することにした。仕事が完了したら付箋を外し、費やした時間と仕上げた仕事をスケジュール帳本体に書き込む。

これで、「私は1日にどれくらい真面目に仕事をしているか」を把握できる。

午前中9時から12時まで

①まず「今日は株価が暴落している」という提言をもとに、楽天証券を立ち上げて株価をチェック。私がいつも買っては売ってを繰り返し、2年間で総じて12万円くらい利益を出した(NISA内。でもどっちにしても少ない)S&P500は大して下がっていない。

②先週書きあげて納品前チェック状態にしておいた原稿を開く。新築施工例。文章を眺めていると「キャッチが弱いなあ」「左右に並ぶ施工例と差別化したい」などの欲が出てくる。本文も直したい。そういえば施主さん紹介文を書いていない。

などなど、確認と修正をしていたらあっという間に1時間経過。納品。
すぐクライアントから「ありがとう」メールが来る。

③そういえば! と思い出し、返信をしていなかった案件のメールを書く。その合間に写真提供依頼を出していた広報さんから画像が届いたので、即座にお礼を書く。返信が必要なものを手放しておくのは超大事(うっかりすると忘れる)。

④先週水曜日に打ち合わせを行い、「記事の骨格を作って提出しますね」と伝えていた文章制作に入る。1000文字くらい。打ち合わせ段階で情報が足りないので、「どの部分の補強情報が欲しいのか」を提示するようオーダーがあった。

原稿構築中、リサーチとして「偏光板」について調べていたら、自分のカメラに偏光フィルムをつけたくなってきて、15分ほどアマゾンで調べて買い物をしてしまう。脱線。

さらに原稿を書いていたら、私はアホなのでワードにPDFを貼り付けてしまい、保存できなくてうっかりデータを消してしまう。アホだ。アホ?
記憶が鮮明なうちに文章を打ち直す。ロス30分。これで正午を回る。

午後13時以降

昼食とコーヒーを経て、午後の仕事。昼休憩を取りすぎて開始は13時半。

④のつづき。午前中にアホだったために消して、現状復帰させた原稿を再度チェック。これは骨格であり、クライアントから情報を追加してもらって後でリライトする必要があるので、現段階では仕上げなくていい。

だからもう送っちゃえ!

と、全体をチェックして修正を重ね、メール。それでも1時間くらいはかけてしまって、14時半。

そこで子どもが通う学校から、携帯に着信がある。

「体調が悪いようで、お迎えをお願いします」

トラブル対応と最後にちょっとだけ作業

学校まで急いで車で迎えに行き、保健室で先生と話して、子どもを引き取って帰宅。40分経過。

その後、習い事も休むことになって習い事の先生にライン。一緒に行くはずだった友達のママにもライン。15時半ごろ、そろそろ洗濯物も取り込まなくてはいけない、米を炊かねば、などなどバタバタしていたらすでに16時半。

しかし習い事送迎がなくなり、頼みの綱のおばあちゃんが帰宅し、私が途中までやりかけた家事を引き継いでくれた。

⑤17時から18時まで、今日新規で書き始めたかった記事を1/4ほど書く。画像のトリミングと貼り付け込みの案件で、おそらく全体を書くのに5時間はかかるやつ。

はい、今日の業務はここまで!

【今日の業務】
①株価チェック(仕事なの?)
②新築施工例1本納品
③各種メール連絡
④WEB記事の骨格案を1本納品(データ消す事件発生)
⑤WEB記事1/4を書く(ラフ制作すみ、各所から画像と資料手配済み)

合計4時間30分。

もう若くないので夜中の仕事はほとんどやらない(たまに、趣味のように原稿を読み直すことはある。長いこと温めて放出する系の記事)。noteとか日記みたいなのを書くのは別腹。

やはり4時間くらいなのかも。と感じた1日だった。

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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。



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ライター和田知子:CLANG CLANG クランクラン
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