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ライターの仕事について

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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。 ○ライターの仕事を続けるには ○単価アップを叶えるには ○そもそもライターってどんな仕事? ○編集の視点とライターの…
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地方でライターを続けるにはどうすればいいかを考える

ライターという肩書きの人は非常にたくさんいると思うのですが、ライターだけで生計を立てるのは非常に大変だと感じます。 しかし。私は地方在住ですが、大先輩ライターさんたちは家を建て、家族を養い、いい車に乗ったりしています。「どうなってるの?」と問いただしたい。本当にどうなってるの? 地方でライター、地域との密接な繋がりが必要 ライター1本で家族を養っているライターさんたちは大体株式会社にしていらっしゃる。一人会社の場合も多いです。 そして、「その地域でライターをしてい

【ライターの仕事】単独オンライン取材で画像共有しながらディレクションをするの巻。

一人で静かに身悶えた話。 オンライン取材を行う予定の前日、「直前ですみません。明日の取材要綱です」と担当者からメールが届く。日曜日の昼間。 よく読んでみると「私は同席できないんですけど、あとよろしく」って文末にさらりと書いてある。 え? なんだって? 「せめてもうちょっと早く資料をくれないでしょうか」と言いたいのだが、相手の状況も知らないし。 ただ「追加資料をこの後送る」とさらにメールが届いたので、「予習がしたいので速攻送ってください」と急かす。 そして、単独オ

【ライターの仕事】A4サイズのペライチZINEをつくってみました。

「私もZINEを作りたいな」と思った記録を綴った上記のnoteを経て。 自己紹介ZINEの原稿を制作し、印刷に行ってきました。 印刷させていただいたのは、「プスプス by ZING」さん。理想科学工業のリソグラフという印刷機があり、リーズナブルな価格で利用できます。 私がつくった原稿はA4サイズが2枚。表と裏に印刷して、1枚仕立てのZINEにしたくて。 まずはインクの色や紙を決めていきます。 えっ。迷う! あれこれZINEを見たり、印刷物を見たりしながら、紙の雰囲

【ライターの話】取材の合間のウロウロに全力を捧げる日(取材も頑張る)。

何から何までありがとう取材 先日、朝イチから自動車部品工場の取材がありました。 編集の人と事前に打ち合わせて、一生懸命「どう食い込むか」を相談したのですが、お互い超文系(たぶん)。 トランスミッションとは何か。 トランスファーは四輪駆動にのみついているが、なぜなのか(4Wと2Wの切り替えをする装置なので当然なのだが基本知識がゼロ)。 話すほど自分たちの無知を知るのみで、「知ったかぶりはやめよう。頑張って調べ抜いて、あとは素直にぶつかろう」というゴールに着地。 そ

【ライターの仕事】自分の肩書きをどういうふに扱うのか、について。

取材アポを入れるときに、自分をどう名乗るか。 ライターさんによって「自分なりのやり方」があるのではないかと思うのですが、私は媒体名を使うことが多いです。 「〇〇のライターをしております和田と申します」と伝えます。肩書きは短い方がいいので、できるだけシンプルに。 ここ最近、多ページ案件を受注したため、「別のメディアで取材したばかりのスポットに、間髪空けずに再度アポを入れる」という事態が発生しました。 そこで、メディア名を肩書きにすると「あんたほんとは誰なの」状態になっ

【ライターの仕事】アポ入れ模索。電話しないでどこまでアポ入れできる?

掲載依頼をするための、アポ入れ電話ほど私を悩ませるものはないのだけど。 また、大量にアポ電する仕事をもらってしまいました。 総勢50ページくらいあって、大ボリュームだけに「デザイン入稿までにたっぷり時間がある」。できるだけ素材を集めて、テキストを書いておく。 今回は「画像を借りる」という方法で原稿を作るページが多いので、アポ入れとはいえ取材はなく。 そこで私は、アナログ派ローカルライターながら「できるだけ電話をせずに掲載アポを完了させる」方法を模索中です。 いやいや

【ライターの仕事】共通言語を持たない人との対話は直接がいい。

Z世代の人たちとの対話の中で「どうしてもうまく噛み合わない」と感じる時があります。 価値観のズレもあるし、共通言語を持たないことで「日本語同士なのに通じない」感覚があるというか。 例えば、新卒採用パンフレットのために、新入社員の人に会社の魅力を語ってもらうインタビューをする時など。 私「この会社との出会いのきっかけは?」 新入社員「えっと、ごうせつで」 私(豪雪????) いやいやいや。合同企業説明会です。 ※「ごうせつ」と入力すると一発で「合説」がでて来るほど

【ライターの話】ZINEに触れる、ZINEを学ぶ。私も何か印刷したい。

新しく買った手帳に毎月目標を書く欄があり、脳みそを絞って考えた目標の一つが「本を作ってみる」こと。 でも、何を? どういうふうに? 私は何を作りたい? テーマは? 体裁は? というわけでリサーチの小さな旅へ。 私が暮らす浜松市でZINEを扱っている店を探し、取り急ぎ「谷島屋本店」を訪れる。浜松駅ビルの最上階にある大きな本屋さん。 その片隅にひっそりと、リトルプレスコーナーがありました。 そこでパラパラと見本誌を見て、購入してみたのが写真の2冊。 「月刊ドライ

【ライターの仕事】夢を形にする人のエネルギーを感じる取材。見習いたい!

地元産業の取材は興味深いです 最近浜松市商工会議所様が発行する「ニューイング」の記事を書かせていただく機会があります。 この夏、10月号の取材のために、浜松市でフルオーダートロンボーン製作をされている「Glanz Trombone」様を訪問しました。 震えました。 (そもそも日本にフルオーダーの楽器製作所があることがレア) 代表の方は宮崎県出身、学生時代から吹奏楽部でトロンボーンを演奏。エリア的に「楽器をつくる」発想はなく、「いつか修理したいな」と考えていたそう。

【ライターの話】結局文字起こしサービスを使い始める(nottaにしました)。

以前、文字起こしサービスについてお試ししたことがあるのですが。 その後、nottaを利用し始めました。一番安いプランです。 毎月、1時間半から2時間のインタビューをするレギュラー仕事が加わったので。※しかしnottaの一番安いプランだと、1時間半までしか文字起こしが見られないので、音源を分割して使っています。不便。 私の文字起こし方法 nottaは話者ごとに分けてセリフ風に文字起こしをしてくれるのですが、精度は微妙です。 誤字だらけ。 それでも大体流れはわかりま

【ライターの仕事】仕事をしながら「何もない」時間を楽しむ、余白の重要性について。

隙間時間も仕事するの? 先日、子どもと実家に向かう途中。新幹線の駅構内にあったワークスペースを見て(近未来型電話ボックスみたいなやつ)。 我が子がつぶやいたのです。 「隙間時間まで仕事するの? 大変だね」 って。 そうだ。そうだよね? 移動の合間くらい仕事のことを忘れてのんびりしたいよね! そう思わずにいられませんでした。 でも、うっかり自分も「隙間時間まで仕事」しがち。例えば入浴中にスマホに着信があり、アップルウォッチで対応してしまい、声が響いてうまく会話

【ライターの仕事】1日に集中できる時間は「せいぜい4時間」なのか? 検証。

私が一日の中で集中できる時間は、どれくらいかを考える 先日、 「ライターが集中できる時間は、せいぜい1日に4時間程度だ」 上記のような記述をどこかで見た。ソースは忘れている。 私はいつも本当にだらだら仕事をしてしまい、調べ物ついでにスマホでSNSを開いたが最後、時間が30分ほど溶けている。 そこで。 手元にあるタスクをすべて付箋に書き込んで、それを24時間スケジュールが書ける手帳に貼って仕事を「見える化」することにした。仕事が完了したら付箋を外し、費やした時間と

【ライターの仕事】資料なら1日で読めるのか。でも上には上がいるこの世。遅読つらい。

突然、「徳川宗春について調べて書いて」というオーダーが降ってきたので、必死で図書館でリサーチして数冊の資料を借りました。 記事アップまで10日ほどしかなく、大慌てでザーッと見て、一番スタンダードだと感じた本を読んだのですが(写真上)。 NHK大河ドラマの時代考証もされている、大石学先生が編んだやつ。 ※ちなみに大石先生自身は、吉宗の研究者なので吉宗ネタが多め。 さっくり解説すると、八代将軍徳川吉宗が「享保の改革」で緊縮財政をギューッとやった同時期に、七代尾張藩主宗春は名

【ライターの仕事】まとめサイトに選ばれた、ライターnoteの振り返り(反省・見直し・展望)。

一年前から頑張って書き始めました noteに登録したものの、何を書けばいいのかわからないまま、たまに書いては放置していた数年間。 去年から、「仕事のことを書いてみよう」と突然ライターの仕事noteをちょこちょこ書き始めました。 すると、想像以上に多くの人が読んでくださることに。 特に、「#編集 #ライター 記事まとめ」に選んでいただくと、ビューが数万人に跳ね上がるという現象が起こります。 そこで、選んでいただいたnoteまとめ 傾向も対策も私にはわからず、そもそも