
自分の考えは癒しにも凶器にもなる
なくて七癖・・といわれるように、習慣になってしまっているものって
あります。
自分でも気づいていない癖
わかってはいるけど、ふと気が付けばでてしまう癖
そして「考え方」も癖があります。
もっとよくするにはどうしたらいいか・・とか
何か他のやり方はないか・・
などは建設的な「考え」はいいのですが
考えてもどうしようもないことをループして、とめどもなく
考えてしまうのは、心身が疲労するだけです。
この先、こうなったらどうしよう~・ああなったらどうしよう~
こんなことがあって・・・あんなことがあって・・・
私だけがこんなつらい目にあって・・・
あげくのはてに眠れなくなったり、朝から気分が悪かったり・・・
自分の思考で、自分がどれだけ身体と心を傷めつけているか
自覚すれば、
「この考えはよくないな・・・やめよう」と思えるはずなんです。
でも、身体はよくできていて、少々のことは修復してくれるので
そのダメージにはなかなか気が付かない。
そのダメージが顕著になるころは、「病気」であったり「不運」で
あったりという形で教えてくれます。
頭の中の会話(ひとり考え)が止まらない人は、もう性分だから・・
わかってはいるけど・・と言って、そのループから脱することをしようと
しません。
本当に「考え性分」を何とかしようという気持ちがわいたなら
「考え」をやめる訓練をするしかないのです。
なんとなく身に付いた性分は、ほっといて、変わることはありません。
どういう訓練か・・・
1・「また考えてる」と気が付く
2・前向きな考えか、不必要な考えか、判断
3・不必要だと思ったら、そく中断
4・目の前のことに集中・寝る前とかなら楽しいことを思い描く
これを日がな一日やっていく・・・・簡単であり難しくもあり。
思考を自分の意志で、振り分けていくのは「えいや」というぐらいの
気合が必要です。
でも、はじめは「えいや」と思ってやっていたことも、だんだんと
それが性分になっていき、いらない思考が減ってきます。
新しい考え方が自分の癖になっていきます。
自分の考えかた1つで、自分の心をさわやかに、身体を楽に
してあげることができるのなら、そうしてあげましょう。
というより、自分の考えでしか、自分の心や体を癒すことは
できないのですから~