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理不尽にキレてしまうママがキレなくなった話。

こんにちは!3歳と1歳の姉妹を子育て中、夫婦の学び場Prepare代表の
ミヤギサオリです。最近のトレンドであり、とにかくよく聞く、最も目にするであろうこの類のフレーズ。

「ママの笑顔がいちばん!」
「ママが幸せなら子どもも幸せ!」
「ママがご機嫌でいられる育児をしよう♪」
「無理しないでいい。こだわらなくていい。”〇〇すべき”を捨てよう!」

まじでよく見るやつ。
この件について、分かっちゃいるけどできないのよ!キレちゃうのよ!という私のようなママに向けて今回はぜひ取り入れていただきたい方法について書いております。嘘みたいだけど、本当に効果があったので最後まで読んでいただき、ぜひ試してほしいです!!!



多くのママがこう思っているだろう。

「そりゃこっちだって毎日笑顔で過ごしたいよ。」と。
可愛いとこだけ、かいつまんでいればいいんですかっっって!
なかなかそうはいかないんだよっっって!そして振り返れば今日も鬼ババァと化し、反省する日々。
いや、この間なんてね、、、

海苔を食べただけの3歳にブチ切れる母親。

朝食のときにね、3歳の長女が「ミッキーの海苔が良い!」って言うので、内心めんどくさいな…と思いながらもすんなり食べてくれたらこっちの勝ち!ということでミッキーの海苔パンチで海苔をカットして出したわけです。
それで、その後1歳の妹がうんちしたのでシャワーしてたんですね。
(まぁそれも一筋縄ではいかないよ。ひとことで書いたけどさ、「オムツ変えよう?」と言っても逃げ回り、しまいには「イヤ‼イヤ!!イヤァァァァァァ!!」と激しくひっくり返り浴室で💩を触ったり踏みつけちゃったりする。それが1歳~2歳の恐るべしうんち替えターイム。その後タオルで拭き上げ、保湿して、イヤイヤされながら服を着せるまでが1セットね。もちろん隙を見てオムツのうんちをトイレに流し消臭袋に入れて捨てるのも忘れずに!うん、重労働☆)
それがようやく終わって戻ってきたら、キッチンに置いてあったミッキーに切り抜かれた側の残りの海苔を長女が取って食べながら、こっち見て「食べちゃっているわよ~」みたいにニヤニヤしてて。

私それにキレちゃって。
「なんで勝手に食べてるのっ!!!!!」(結構な怒り声)
って怒ったんです。
その時の長女のポカーン。からのムムムと悔しそうな顔。
今でも鮮明に思い出せるんだけど、そりゃそんな顔なるよね。

いやなんでそんな怒ってんの?海苔食べただけなのに。って。
そこは日本全国3歳に完全同意すると思うわ。
私もハッと我に返って「あっごめんごめん。キッチンは危ないものもあるから、今度からはママに聞いて取ろうね。」って自分が怒ったことを正当化するいかにもな理由を添えて言い直したんだけどさ。あの瞬間絶対そういう理由でキレたわけじゃない。
本当にただ理不尽に、その娘の行為が気に入らなくてキレてたんですよ。まじでその時の自分の顔怖かっただろうなって想像できるんです。いやー本当ろくでもない。

後から友人にもこの話しながら、自分でも「なんであんなことで怒ったんだろう?」って可笑しくなっちゃったんですよね。(友人も苦笑い)

「そんなこと」でキレる理由

それは、この2つ。


①余裕がなかった。


子どもにキレてるのってほぼ八つ当たりなんです。その行動に怒っているのではなくて、ただこっちの都合・状況により余裕がなくなって異常な反応しちゃってる。その証拠に同じ行動でも余裕があったら全然怒らないよねってことも多い。
その日は朝の忙しい時間の中で、海苔をミッキー形にパンチし、次女のオムツ替えに苦戦し、他にもきっといろんなことがそれも夜間から積み重なってるのよ。夜泣き対応し、子どもに蹴られ起こされ、朝起きたら子どもから抱っこをせがまれ、遊ぼうと誘われるがこっちは朝ごはんの準備や身支度、登園の準備があるため断り、それにより子どもは不機嫌になったり、「ママーマジックでお絵描きしたいんだけど!」(え?今?マジックで?)とかね。

②子に対する支配的な気持ち。

子どもは親の与えた分だけを食べる、というスタンス。ある程度それは必要ですよね。子どもははじめは赤ちゃんですから、こっちが用意したもの、用意した分だけを口にする。それが成長とともに「もっと食べたい」「これを食べたい」と主張できるようになり、親は”健康を害さないよう”気を付けながら適当なもの、そして適量を与える。
しかしそのときの私は”健康を害さないように”というよりも、”勝手に食べるな”という支配的な気持ちが強かったように思う。それは私の子育ての根本的な課題でもある。普段は「子どもを一人の人間として尊重しよう」とかかなり正義っぽいことを意識しているんだけど、意志でそうしているだけで、正直、腹の底では自分の思い通りにならない子どもに対してワナワナしていることもある。(いつかそれは腹の底から変わる予定で、子育てを通して自分育て中)
大なり小なり、子どもにキレちゃうときの親の心理というのは、このような側面があるよね。


「笑顔の割合」を増やすためには?

さぁ冒頭のテーマに戻りますが、
「ママが笑顔でいれば子どもは幸せだよ」っていう話。
そりゃそうだ!海苔を食べただけで母親が鬼になられたんじゃ、子どもがいたたまれないよ!!

じゃあ、余裕をもてばいいんでしょ?
→これまでも意識してる。

子どもを支配しようとするな。
→これまでも意識してるって。

令和のお母さんはみんなそんなこととっくに知ってて意識してるのよ!!!!!!!!!!!!!

という、私にちょっとした転機が訪れました。



「ママ」である自分を客観視する機会が訪れた


先日、「ママと子どもの日常」という撮影会に参加してきたんですよ。
その撮影会の趣旨は、

・スマホの中に子どもの写真はいっぱいあるけど、「ママと子どもの写真」ってなくない?
・ありのままの母子の姿を写真に残そうよ
・日々成長する我が子の「いま」を残そうよ

というものでした。
自分のホームページとかSNSでも使える写真を撮ってもらいたいなー♪と軽い気持ちで参加してきたのですが、思わぬ副産物が大きすぎた!!
これが撮っていただいた写真の一部なのですが、、、

笑ってる
結構笑ってる


めっちゃ笑ってるじゃん

1時間くらいゆるーり遊びながら、ナチュラルに撮っていただいたんですけど、どの写真もすごく良くて。
子どもの写真って、信じられないくらい撮るけど。なかなか母メインもしくは父メインの写真ってなかなかないですよね。
我が夫も私と子どもたちの写真を日々撮ってくれるけど、二十顎だったり(これは自分のせい)そのアングルかよ?って写真ばかりで、見返したい、記録に残したい写真ではないんだよね。(時々こっそり削除してるのは内緒。)


親子写真の副産物

この写真で切り取ってもらった「子どもたちと私が遊んでいた時間」「ママである私」を見て思ったのは「母の笑顔ってやっぱりいいもんなんだな。」ってこと。それを他人とかモデルさんとかでなく、「自分」の姿で見て感じることが大きいなと。怒った顔なんかじゃなく、この笑顔で我が子を安心させたい、愛情を注ぎたい、”母に愛されている”って子どもが迷いなく感じられるようにしたいって心から思えた。
そして、私こんなに楽しそうな顔してるんだ。常々感じてはいるけれど、子どもとの時間って本当に幸せなんだな、愛おしい時間だなって改めて気付かされたんですよね。

日常に愛が溢れすぎている件

まさに、その日常を愛で溢れさせるも、怒りや負の感情で溢れさせるのも、私次第。だって幼い子どもにとってみれば親は絶対権者だもの。将来的には自分で自分の幸せを創っていける人に育てるのが親の務めだと思うけれど、幼い子どもにとってそれは違う。今は大人である親が子の幸せの土台(私は愛されているんだと疑わない心)を創っていかなくちゃね。だからなるべく怒らず笑顔でいたい!そのモチベーションが以前よりも数倍増した気がします。
それを叶える”子どもと笑顔で映る自分の写真”(構えている写真ではなくて自然体なのがポイント)これ、本当に、効果、あります!!脳への刷り込みみたいなもんだと思う。「この笑顔が子どもといるときの私」的な。


この写真をいただいてから、もうすぐ一か月。
理不尽にキレるママの姿は出現していない。

もちろん、怒るべきときは怒ってるし、毎日イライラする出来事はある。でも、少し前みたいに理不尽に八つ当たりして怖い顔してキレることはないような、、、気がしています。ちょっと夫にも聞いてみないといけないけど。←

キレキャラのママ、この方法、本当に試してほしい!おすすめです👋💓
ちなみに、今回撮影してくださったのは
こどもとくらしの写真家 HIROさん

素敵なお写真を撮影をしていただき、本当にありがとうございました✨✨

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