プラップジャパン、「OPEN NOTE」はじめます。
はじめまして。東京にあるPR会社のプラップジャパンと申します。
おかげさまで、今年の9月に創業52年目をスタートすることができました。
次の半世紀を走り出すための新たな取り組みとして、このたびnoteをはじめることにしました。
まずは、私たちの紹介とご挨拶をさせてください。
noteをはじめる理由。
「あしたの常識をつくる。」
プラップジャパンでは、こんなコーポレートスローガンを掲げています。
世の中の機微を捉え、目の前の常識を受け入れる。その上で、日々変わりゆく「あたらしい常識」を丁寧に積み重ねる。事実を都合よく解釈せず、社会や生活者に寄り添う。この「あしたの常識をつくる。」という言葉を旗印に、お客さまや社内外のパートナーと一緒に日々お仕事をしています。
一方、世の中の人々の考え方は多様化し、私たちがサポートしているお客さまが取り組むべき問題も、より複雑に細分化しています。
だからこそ、コミュニケーションが役立つ領域は、きっとこれからもっと広く、深くなっていく。そして私たち自身も、「あしたの常識をつくる営み」をもっと加速させていきたい、と考えています。
加速に必要なのは、考えに賛同してくれる仲間と、自分たちとは異なる多様な視点。
こう考え、新たな視座を発見し、世の中に発信する場として、「PRAP OPEN NOTE」を立ち上げることにしました。
何を伝えるか、と、「OPEN NOTE」命名に込めたこと。
「PRAP OPEN NOTE」が取り組んでいきたいことは3つ。
1.「世の中で起きている問題」を見つけること
2.その「問題」に正面から向き合うこと
3.その「問題」について語り合うこと、です。
「世の中で起きている問題」。
世間では「社会課題」と言われているこの言葉を、あえてこう表現したのは、すでに知られている社会課題だけではなく、まだ認知されていない問題にも向き合っていきたいと考えているからです。
たとえば、小さいことを理由に見過ごされている誰かの困りごと。そもそも課題とすら捉えられていない悩み。
形や大きさは異なれど、「世の中で起きている問題」に対して、耳を傾けること。そして向き合い、語り合うこと。問題解決に向けた新しい世の中の仕組みを一緒に考えて試行すること。
言うならば、「あしたの常識をつくる」ための旅。これが「PRAP OPEN NOTE」の大きなテーマです。
「PRAP OPEN NOTE」のコンセプトは、「開かれた対話と関係性の回路を社会につくるコミュニケーションメディア」と決めました。
特にこだわったのは、「開かれた」という言葉選び。
見通しのよさ。双方向性。道を切り拓く。
「OPEN」に内包されるこれらの意味はとても前向きで、このnoteを象徴するにぴったりだと思いました。
今後の活動で出会う人たちとの対話や私たちの思考を、正直に発信していくための「宣言」の言葉であり、「未来」でもあると考えています。
伝える上で大切にしていきたいこと。
今後、この「PRAP OPEN NOTE」では形式にとらわれず、自由に発信していく予定ですが、編集方針として拠りどころにしたいことをメンバー間で言語化してみました。
・発見した課題のことや、解決に向けたコミュニケーションについて話す
世の中で起きている問題を探し、向き合うことで、これからのPRの在り方や着眼点を提案する。挑戦したいことを表明する。
・ひとつの合意形成はしない
誰かにとって、抑圧になってしまう関係性ではなく、双方向に開かれた多様なまなざしに寄り添う。大小関係なく世の中との関係性をつくる。
・自慢だけでなく、失敗も進んで発表する
強さよりも弱さのほうがおもしろみがあるし、自分たちらしさが伝わる。過去の失敗や悔しかった思いも隠さずに伝える。
改めて読み返すと、私たちプラップジャパンの信念と自然にリンクしているように感じます。
プラップジャパンがお客さまのコミュニケーション活動を支援する際に心がけているのは、近視眼的な話題化よりも、将来にわたって共感されるブランドづくり。この「OPEN NOTE」でも「届けたい人に深く伝える」ことをなによりも大切にしていきます。
52年目を迎えた私たちですが、note上では駆け出しの新参者。
「この会社は、こんな考えを持っているのか」と、私たちプラップジャパンの考え方を知ってもらうことがまずはスタートです。
どうぞ、これからよろしくお願いします。
(「PRAP OPEN NOTE」編集部一同)