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【22年5月】読書まとめ

2022年5月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1896ページ
ナイス数:37ナイス

https://bookmeter.com/users/54142/summary/monthly/2022/5

■ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

再読。8年ちょっと前に読んだ。
完璧主義者でスーパーサラリーマンで、家事も得意な夫がうつ病を発症。そんな夫(ツレさん)をそばで支えた奥さんによる漫画。
本人が1番辛いのは言うまでもないけれど、看病する側も共倒れにならないことが重要。この漫画は絵がかわいらしいので深刻になり過ぎずに読むことができるけど、きっと想像以上の苦労があったと思う。
夫の病気で自分が変わることができたと前向きな言葉を残せる作者さん立派です。
読了日:05月31日 著者:細川 貂々

■「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方

PrimeReadingにて。
疲れの原因を知り、それに合った休息をとること。現代人は脳が疲れていることが多い。それには社会的要因もある。
私は頭の中がとっ散らかっているから疲れるのか。他の人の頭の中がどうなのか見てみたい。
頭のいい人や健康な人は整理されているに違いない。
なるべくひとつのことに集中しようと思った。シングルタスク。
読了日:05月31日 著者:川野泰周

■9つの性格―エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係

友人が面白いと言っていたので読んでみました。
エニアグラムは2000年以上の歴史がある人間学で、人間の本質は9つに分類されるという。(分類することが目的ではないが)
正直自分がどのタイプなのかはっきりと分かりかねる。時と場合による…それも特性なのか。
はじめにチェックリストがあったのに数を数えずに、なんとなく当てはまるものが多い2つ(5か9)を想定して読んだ。
読み終えたあとにようやく数えたら、候補にまた違うタイプ(6)が出てきた。
6と9はタイプ確認が困難と書いてあったのでやはりそうなのかもしれない。
読了日:05月25日 著者:鈴木 秀子

■イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日──英国の人たちから学びたい毎日を心地よく過ごすための鍵

365日毎日のコラムが書かれていて、写真もありおもしろかった。
イギリス人が甘いもの好きということがよくわかりました。ブレッド&バタープディングおいしそう。古くなった食パンを使うらしい。
パブがPublic houseの略と知らなかった。
読了日:05月23日 著者:江國 まゆ

■ごはんぐるり (文春文庫)

食べることは健康でないとできない。体調を崩したあとの食事のあの新鮮さ!「奴」を読み頷きました。点滴でも生きてはいけるけど、それでも食べて生きていく。
世界4カ国の家庭料理に挑戦された西さん。個人的に興味のあるフィンランドも。
衣食住でフィンランド人が大切にする順番は、住食衣。でも1番の住とは大きく引き離されての2位だそう。
フィンランドには「お洒落」という言葉がないらしい。
自分にとって心地よいことをしているだけ。結果お洒落になる。
それにしても西さんのお母様すごい。エジプトでも日本食を作っていたなんて。
読了日:05月22日 著者:西 加奈子

■英国式アフタヌーンティーの世界: 国内のティープレイスを訪ねて探る、淑女紳士の優雅な習慣

イギリスのアフタヌーンティーと日本の茶道、通じるものがありそう。
ホテルやティールームのアフタヌーンティーが紹介されていて、それぞれのお店で提供される茶器や紅茶、そしてクロテッドクリームの種類が載っていた。
イギリス産のクロテッドクリームに憧れがあったが、日本国内メーカーの開発秘話を読むとその考えが変わった。
ホテルの章は優雅な雰囲気だったが、ティールームは経営面も書かれていたので意外。やはり英国展に出展されているお店が多い。
愛知県のリンアンさんが気になる。
読了日:05月22日 著者:藤枝 理子

■希望という名のアナログ日記 (小学館文庫 か 29-6)

那覇マラソンのことが1番印象に残りました。応援がずっと続いていて、走り始めて1kmくらいでステーキが提供されて、泡盛やビールまで出てきて。そんなの絶対に楽しいに決まっている。完走率が低い大会だそうです。
読了日:05月06日 著者:角田 光代

■物語のなかとそと (朝日文庫)

毎朝お風呂に二時間。食事はたっぷりの果物。夜はお酒。
「現実を生きている時間より、物語のなかにいる時間の方がはるかに長い」という江國さん。
だから浮世離れしたような作風なのかと納得。
江國さんのように美しくしなやかに言葉を操れたらどんなにいいか。
二時間もお風呂で何をされているのかと思えば、読書をされているそう。
読了日:05月06日 著者:江國 香織

▼読書メーター

 なぜだか5月は慌ただしかった。
 珍しく小説がひとつもない。昔は小説ばかり読んでいて、最近は減ってきているなと思ってはいたけど、まさか0冊だとは。

 江國さんと角田さんの作品は似た感じで、どちらも雑誌などで発表した文章をまとめたものでした。個性が出る。

 イギリスの本、読書メーターで書き忘れていたけれど他にも印象に残ったことがあった。それは有休について。イギリスは日本よりも祝日が少ないが、有休は基本的に全て使用するそうです。だから休める。
 カレンダー通り働いている私にとって祝日はありがたいけれど、自分の好きな時に気兼ねなく休めるほうがいいな。
 でも本当に分からないのよ、いくら本を読んでも。実際のイギリスの生活は。だから留学ってあるのですねと今更しみじみと思うおばかな私でした。

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